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2019年11月03日 イイね!

オイルクーラーライン

オイルクーラーラインGCに社外オイルクーラーを取り付けして早・・・
調べてみたら11年前だったw

ちょいちょい引っ掛けたり冷えない奴掴んだりでコアも三つ目ですが、絶賛運用中のHKSのオイルクーラーキット。
まぁ、ホースもフィッティングも変わっちゃってるんで使い続けてるのはサンドイッチブロックだけか。


元々付いてたアールズメッシュホースは、エキマニにじゅうじゅう押し付けられてお漏らししてしまったので、タケノコフィッティングと燃料系ホースで作り直しました。

何にしても、EJ系でオイルクーラーの装着というのは少し難関がありまして、サンドイッチブロックから取り出すホースを、三方エキマニに囲まれた場所からどこに飛ばすかと言う所にあります。
社外のキットは純正水冷オイルクーラーに重ねて取り付けるものが殆どなので、エキマニの下に這わせないといけないんですね。

確かGDBのC型なんかは、ぐるりととぐろを巻いた純正等長エキマニによる鉄壁の囲いの為に下通しを断念し、ブロック真横から斜め45度上側に無理やり取り出し、エキマニとシリンダーブロックの間を通してライトバッフルへ向かわせました。

どちらも純正エキマニであった為、しっかりとした遮熱板のお陰でごく直近(ていうかやや接触)を通すことも出来ました。

しかし、自分のGCもシムスのエキマニなどになり、抵触するような取り回しは不可能になりました。
等長のえげつないうねりによるパワハラは過激で、エキマニの上側を通すことも不可能。。。
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サンドイッチブロックから真下に飛ばし、路面に近い所まで大きく弛ませる感じで妥協していました。
これだと純正のアンダーカバーを変形させながら強引に取り付けする按配となり、長年の圧迫でカバーのネジ取付穴は殆ど切れてしまっていましたね。

純正アンダーカバーは既にボロボロです。


そんな風にしてまでオイルクーラー要るのかよ!
って言う人もいるでしょうが、要るんだよGCは‥本気で攻めると3分で油温130℃超えます。
初めの頃メタルも2回流れたし、どうにもならなかった。

走るインプレッサは、オイルクーラーと旋回チャンバーだけは必須です。

無いとまともに走ることも出来ませんね。



とにかく今の状態のままだと、以前から準備してあるレイルのアンダーガードが取り付け出来ませんし、一ヶ所ホースがエキマニに接触気味の箇所が時間の問題な事などがあり、11年ぶりにレイアウトをやり直すことにしました。

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大胆に逃がしてるのはいいんだけど、ちょっと下にせり出し過ぎなんだよね。

大して冷えない水冷クーラーを撤去してGDBスペックC用のオイルクーラーブロック(エキマニを跨ぐまでスチールパイプで出来ている)を流用し、エキマニ上通しが一番無難な気もしますが、中古もあまり出回ってないし結構高いので却下。
あるものでどれだけ出来るかやってみましょう。


まずざっくり改良したいのは、エキマニをゴムホースで跨ぎたくないので金属のパイプラインで作り直すことと、第一メンバー手前でラジエター脇に立ち上げてる所を、メンバー跨いで下から通そうってトコロ。

使ってるホースはなるべくそのまま活かしたいので、必要な部分をカットしてパイプを入れ、そのまま真っ直ぐ下からコンデンサー前に出せばいいかな。



先ずはパイピングの選定から。
ホームセンターの資材館で物色するものの意外と汎用のパイプというものが置いてない。

ホース内径は1/2(12.7ミリ)というサイズなのですが、これに当たるものがなかなかない。
ステンレスか、アルミ、もしくは銅パイプかなと探してみますが、ガスとか水回り系で銅管があると踏んでいたものの細いものしかない。

これは設備屋の卸しに直接いかないとないかなと思っていると、トイレなどの水回りが1/2だな。。
ステンレスだが、肉薄だから加工もしやすいでしょ。

そう思って見ていると、上手いこと蛇腹が付いていて長さ的に丁度いいものを発見。

altもう既にカットして抜け止め加工してしまいましたが、
丁度いいものが2本で1000円程度でした。

実際にクルマにあてがいながらアタリを付け、調整しながらカットし、抜け止めのビード加工をします。

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自作ビードフォームで適当に加工。
小径パイプは意外と難しく若干いびつですが、まぁ抜けなければいいでしょう。


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冷却コアだらけのだ い GC8。

クソでかいオイルクーラーコアに、パワステクーラーまでコアものにしている。
ホース類などはなるべくホースメントなどの影になるように配慮した。

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とにかく、ホースがエキマニを跨ぐところから、ラジエターサポートの裏側を立ち上がってくる所に無理があり、エキマニに抵触しながら駆け上がり、ヘッドライトバッフルの開口部から前へ引き出すので、鋭角曲がりの箇所もある。

かなり強靭なホースなのでこれでも長年持ってきましたが、そろそろそういう箇所をなくしてストレスフリー化を図ります。

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ホースの取り出し位置を極力高い場所にしたかったので、初めは純正の水冷クーラーブロックを撤去して、水回りニップルのメクラ(若しくはバイパス)をすればいいと考えていましたが、いざ外してサンドイッチブロックを直接取り付けようとすると、ブロック側が雌ネジなので付かない・・・

ん???

そうか・・水冷クーラー無し用のセンターボルトが無いとダメなのか。

うーむ・・・水冷クーラーを外さない訳にはいかないという事か。


そこで、オイルクーラー用のセンターボルトを逆付けにしてからサンドイッチブロックを嵌めてみると、ちゃんとパッキンが接するな。

ただ、これだと雌ネジ終わりでサンドイッチの押さえが無いので、ここに水冷クーラーを取り付けしてまとめて締めてしまえば良いという事か。

要するに水冷オイルクーラーと社外サンドイッチブロックが上下逆にしてしまえという事。

これなら、配管の取り出しもオフセット出来るし、水冷クーラーも活かせていいじゃないか・・・ここからの水回りの配管がエキマニなどに干渉しないか確認して・・近いけど何とかなりそうという結論に。


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急遽水冷クーラーの続投が決まったので、水回りの配管の加工をします。
どのみち元のホースはインアウト共に使えないので、パイプを若干カットして少し長めの汎用ホースを使う事にします。
パイプの向きをベンダーで微調整し、先端を抜けどめ加工。

このスチールパイプは肉厚で内径が細かったので、自作ビードフォームが使えませんでした。
ので、小さめのフレア加工(一般的なフレアリングツール使用)をして先端を丸く削る程度にしました。


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あとは組み付け。
水回りのホースも1/2サイズですので、ここもオイルクーラーと同じ燃料系のホースから切り出して使用。
加工したクーラントパイプから水冷クーラーへの引き込みと、シリンダーブロックへの戻しの2本で30センチも使いませんでした。

サンドイッチブロックと自作パイプの接続は最小限のホースによる接続です。

蛇腹の具合がとてもいい!
只のストレートパイプしかなかったらベンダーで曲げようと思ってたけど、こちらの方がストレスが無さそうです。

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オイルフィルターの取り付け。

ここをよく背の低いショートタイプのフィルターを使う人がいますが、普通のフィルターでもオイルパンより引っ込んでるし、必要ないと思う。
小さいフィルターはキャパが少ないからね、出来ればなるべく大きいものを使いたいよね。
更に因みにですが、鉄粉を集めるマグネット付きというものがあるようですが、これもあまり意味がないように思います。
そもそも物理的に悪影響を及ぼすような鉄粉はフィルターで全て除去されますし、今のエンジンで発生する摩耗紛はアルミや磁石に付かない軟鋼系の物が多く、これらには意味がありませんしね。

定期的に新品フィルターにしていれば何の問題もありませんよ。

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こんな感じで、金属パイプ配管&ルート変更完了。

ホース類には遮熱養生をしますが、取り敢えずLLCを入れてエンジンを掛け、水回りやオイル配管から漏洩個所がないかチェックです。

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ホースが角を跨ぐ部分はアルミ板から切り出した保護材で養生します。
耳を叩いて潰せるような所は素直に叩いて平らにしちゃいます。

第一メンバー下のホースはこの後しっかり固定します。
取り付けるアンダーガードは、ゲタで2センチ程浮かせて取り付けるタイプなので、丁度どこにも干渉しません。


ホース類はホームセンターで売っているゴム管カバーで養生。

しかし、今回は材料費掛かってないな~。
一番高かったのはパイプ曲げの為に準備した1/2用ベンダー2300円か・・・。
(しかも大して使わなかったし・・・)

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長らくアンダーガード無しで過ごしていましたが、これで漸くレイルのアンダーガードが取り付け出来ました。


これで雪道や未舗装路でも安心ですね。



側面が空いているので、簡単にエンジン下面をチェックできるのでこれもいいですね。

むき出しのエキマニがワイルドですが、遮熱すべきところは限られているので、ピンポイントでの自作遮熱板の設置と、相手側の養生で充分と言う結論に達しました。
純正遮熱板は完全に包んで封じ込めていますが、周辺の空気自体は常に勢いよく流れているので、輻射熱を遮蔽さえしてしまえばそれ程問題はない筈。

ベンツやBMWもそうですよね、エキゾーストパイプ側には遮熱板を設置せずむき出し、周辺遮熱で済ませる考え方です。
純正のエキマニがむき出しで見えていて、社外品のようでカッコいいよね。



私はお金を掛けたくなかったので、0.7ミリというアルミ板から要所要所切り出して作ったり、ゴム管カバーやフレイムガードなどを使い分けましたが、汎用のアルミ遮熱シートのような物もありますね。
こういったものはディンプル加工がしてあり、自由に変形させやすく相手側に合わせやすいので、カッコよく作れるかも。

ゴム管カバーの劣化が早いようなら、遮熱方法のバージョンアップを考えますが、取り敢えず今の状態で観察していきます。



あとは運動会レベルで問題が出なければ、何の問題も無しだね!



alt年末になるとまた忙しくなるな・・・












Posted at 2019/11/13 06:26:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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