さて、第二審。
初公判とは打って変わってヒトが少ない。
検察官は一人になってるし、
前回居た司法修習生もいなければ、
傍聴席も一人だけ。(直ぐに出て行ったが)
重大事件と新件にしか人気は集まらないようだ。
それはそれで寂しい・・・。
急に頑張り甲斐がないような気がしてしまったな。
裁判長が入廷し、「起立」「礼」「着席」
今度は座っていいようだw
弁護人側の長椅子に座る。
検察が、また幾つかの証拠資料を提出し、論告が始まる。
まあ、大体予想通りのご都合論告文を読み上げる。
検察官「・・・以上の事からも、常習性が高く、再犯の可能性も容易に想像でき、厳しい処罰を与えることが相当と判断します。
よって、検察側の求刑は罰金9万円とし、論告求刑を終えたいと思います。」
裁判長「被告人は、今の検察の主張に対して、何か言いたいことはありますか?」
だ い 「幾つか、腑に落ちない点はございます。
まず、検察の方の主張では、測定機の点検や設置に関して、正しく確認し、これに問題がなかったとしていますが、結局、これも言ってるだけで、正しい角度で設置し、正しいエラー入力角度を入力し、測定が可能とされる条件下で間違いなく運用していたという証明がどこにもなされていません。
それに、速度測定カードに関しても私の目の前で印字されちぎられた物ではなく、既に切符に貼られた状態の物しか確認出来ていないので、本当に私の物であるかも疑問が残ります。
主張する走行車線に関しても、相違が見られ、まるっきり私の事ではないかのような感じさえ受けます・・・
また長くなるのでは・・と、裁判長の目が泳ぎはじめて、口がパクパクしはじめてる・・・簡潔にまとめないと!
・・・前回にも申し上げましたが、何故、自分がわざわざこんなトコロまで進んで出てきているのか、今一度考えてもらいたいと思います。
普通に争えば、99%自分が有罪なのは始めっから判っていますよ。
形のある証拠がないのだから。
だからと言ってオカシイと思いながらも皆でサインしていたら、実際にはあるかも知れない警察の不正や不手際を全て見逃す事になると思います。
警察だって人間なのだから、間違いだってきっとある。
自分が言いたいことはそういうことです。」
言い切った。
裁判長「・・・判りました。それでは次回は判決公判、来週の水曜日同時間、同法廷にて。
閉廷!」
罰金9万円。
まるっきり予想どおりだなぁ・・・。
まぁ、懲役の執行猶予よりは体裁はいいか・・・。
反省の色なしで酌量は無いかな?
(´;ω;`)カナシス
Posted at 2008/01/30 20:42:36 | |
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実録!交通裁判 | 日記