
お盆休みも終わり、厳しい残暑のなか、
仕事に行くのなんて信じらんない!
と喚き散らしてる方も多いことでしょう。
わかりますw
自分もおこがましくも、
運動会などと称した、ならず者の集会をひらいたりして、
ローカルで封建的な世界を引っ掻き回したり、、、
一番遊んでる場合じゃない身分の自分が、
何やってんだか・・・って感じです。
でもね、特別お金や時間をかけてる訳じゃないし、気持ちと角度の置きかたを変えてみただけ。
いつもやってた事の目線を変えて、
もっと積極的に、いろんな人の走りと、カーライフに触れる
機会を増やすだけで・・・
もっと了見が広くなる。
世界ってもっともっと広いんだ。
小さくまとまったら勿体ないでしょう?
きっと気の合う友達だって増える。
気のいいライバルだって出来る。
その証拠に・・・始めたばかり(!?)のビギナー軍団や、若い連中は、
想像した以上に色めきだっているというか・・・
やれ走りの理論の作り直しだ、
やれ毎週定常円だ八の字だと、
モチベーションの喚起にはなったみたいだぬ。
エキスパート軍団の
悪い毒にやられてしまった証拠だ。
ああやって間近に見せられると、
今まで漠然としていただけの「走り」が現実味を帯びてくる。
いままで憧れでしかなった距離に、
届くんじゃないか・・・いや、きっと超えてみせる。
そんなモチベーションに変わっていくんだろう。
それに引きかえ、エキスパート軍団はどうだろう。
今回前列を走っていた連中なんかは、、、
まぁ、コレはヲレの勝手な推測に過ぎないし、だったら言わなければいいのに言ってしまうヲレって嫌なヤツ?いや、曖昧なことばで、真実から目を背けてはいけないんだ、ようし言おう言ってしまおう。
って感じでやっぱり言ってしまうんだけどw
どこかタカを括っていたわけよ。
あんだけ走れたら、正直なかなか負けることはないだろうし、
現役の連中の中で、自分と実力が近いか、それ以上の香具師は大体把握してるはず。
自分の地位みたいなものがある程度確立してて、なかなか揺るがない。
100台とハッたら、95台には勝つような連中だ。
技術があり、処世術がある。
ハッキリと口には出して言わないけれど、自分に自信があるヤツばかりだ。
見てりゃ判るwww
ま、上手いのは事実だし、走り方を知ってる。
だから、三十四十まで生き残ってるわけだけど、、、
ソコに落とし穴があるわけよ。
ヲレはこのままで間違いないハズだ。
今までだって、滅多にヤラレることなく走ってきたんだ。
若い連中に「凄いですね」なんて言われる度に、自分の速さが確立していく。
果たしてそれでいいだろうか。
勿論ヲレも含めてのハナシだ。
そんな疑問を投げかけたかったのが正直なところ。
結果、余裕をかましてきた連中は、予想に反して相当苦しめられ、
甘くない現実を知ることになるw
各々、満足のいく部分もあったであろうが、思い通りにいかない部分も必ず露見し、
自分自身に虚しい言い訳をしたヤツも多いハズだ。(っていうか殆ど?w)
では、ソレは何故なのか。
単純に速い連中ばかりで苦戦を強いられた、
という短絡的な結果ではないとヲレは言ってしまう。
失礼とは思いつつも、、、
客観的な材料のみで平等に計算する独自の査定方法を用いて、
それぞれのドライバーのスキル(速さではない)を暫定的に推し量ってみると。。。
結果的にはスピードで勝負のエキスパート軍団も、
裏を返せば、スキルのバランスに非常にばらつきがあることが判ってきた。
集中力が長続きしないヤツ、
アウェーが苦手なヤツ、
メンタルが弱いヤツ、
腰が持たないヤツw
グラフが偏ると、総合得点の足を引っ張るカタチになる。
ドライビングとは総合力。
速さと、技術と、気持ちの強さと、危機管理能力、予知能力。
どっぷりとぬるま湯に浸かっていると、自分に何が足りないのか判らなくなってしまう。
自分のウィークポイントを見抜き、常に補うシュミレーションをする必要がある。
上級者ほど、確立した地位とプライドがあるため、
自分の弱さと向き合えず、見ないフリをしてしまっている感がある。
運動会以降、
若い連中とは裏腹に、どこか食傷気味になってるひとも居るね・・・
自分の不足要素を分析するいい機会だと思うのだけど、余計なお世話だろうか。
ここは技術の世界。
無限大の可能性に挑むからこそ楽しかったあの頃を忘れてしまったかな???
クルマの運転とは何であろうか。
答えはカンタン。
車という乗り物の操縦を含めた、公道上の業務のことである。
サーキットでは、あまり運転という言葉は適さない。
公道下に於いて付帯する責任を含めて操縦することを運転と呼ぶのだ。
自分が、走りを意識して取り組むようになったきっかけは、
単純に運転が下手過ぎたから。
注意散漫な性格だし、クルマって、ほぼ一生付き合っていくコトになるのに、
このままでは取り返しがつかなくなると思った。
単純に事故の恐怖をなるべく遠ざけたかっただけで、
速くなりたかった訳でも、走り屋に憧れてた訳でもなかった。
ただ、始めてしまうと、トコトン追求してしまうという性格だったので、
それが今に到るというだけのこと。
人より速い部分があるとしたら、それはついでにくっついてきた部分。
どこかで一番を獲る為に鍛えてきた走りとは違う。
クネのような狙い通りの磐石無比な走りが出来るわけじゃない。
pon/onさんのような路面とクルマの挙動を知り尽くした走りは真似できない。
のだめさんのような、正確で無駄のない操作なんて出来そうもないし、
レーサーさんのような、速さへの貪欲さと、突出した技術もない。
誰を相手にしたって、何かで必ず負けてしまっている。
ヲレの走りはね、エキスパート軍団を相手にするには、ちょっとばかり雑なんだ。
そんな基本的に不利な状況下で、雑が故に、
唯一誰よりも鍛えたであろう能力がひとつだけ。
リカバリー能力。
ミスを取り返すだけのダサい能力だが、一般的に致命的と感じるミスや、
不慮の挙動を、かなりの高確率で取り返す地味なテクニックだ。
ま、元々ミスしなきゃ必要のないテクニックな訳で、
B型のいい加減な特性ゆえに覚醒した間抜けな能力。
ま、ひとが超えないギリギリで走るところを、
ちょっと超えたところ迄踏み込んでいけるというメリットがある。
ミスを気にしないでガンガンいける、というところがまあまあ、人より有利かな。
それだって、限界を超えちゃってる(ミスっちゃってる)トコロの上に成り立ってる
おかしな技術な訳で、下手だってトコロは動かないw
リカバリーばかりのヲレの人生がそのまま走りに出てるんだナ・・・orz
みんなと走って思うことは・・・
もっと正統派の技術が欲しいってことかな。
ちょっと鍛える必要があるな。