
去年出逢ったレーサーや、その知り合いのレガシィーを直したり、走りのイベントを企画してみたり・・・クルマを通してとにかく色んな連中と接触する事が多いヲレ。 
ヲレぁ、昔は引っ込み思案だったんだけどなぁ・・・ 
いつ殻が壊れたんだろ。 
まぁいい・・・兎に角、クルマやってる香具師ってのは、 
どうしてこうも・・・なのが多いんだろうと思う。 
よく言えば個性的、悪く言えば社会のクズだw 
クズ軍団だwww 
ああ、いけない。 
自虐的に貶めて悦に浸るクセがw 
そうじゃなくってさ、まぁ間違いなく馬鹿野郎とか変態が多いんだけど・・・ 
変わってて面白いヤツも多い。 
最近ウチの職場に入ってきたノリさんもなかなか変わってて面白いよ。 
 
 
夏の運動会にも出席し、茂原の走行会にも参加しました。 
生粋の峠ドライバーだ。 
ノリさんは歳もヲレとひとつしか違わないほぼ同世代。 
ハチロクに10年近く乗り続け、ドリフトで走りの基本を磨いたという経歴が 
非常にヲレに酷似している。 
ただ、彼もまた、走る仲間に乏しくリタイヤを迫られていたドライバーのひとりだ。 
「もう少し早くにだ い さんに出会いたかったです・・・。」 
「どうして???」 
「一度は辞めたんですよ、クルマ・・・ハチロクを降りて卒業って思ったんです。」 
「なんで辞めたの?」 
「もう30過ぎると周りに走ってるひとが殆ど居なくなっちゃったんですよ・・・いい歳してまだそんなことやってんのかみたいな雰囲気になっちゃったんです。」 
「まぁ・・・正解ですけどね・・・。」 
「でも、また走りたくなっちゃって、FD買っちゃったんです。」 
「リバウンドが半端じゃないですねw」 
「だ い さん達を見てたら、あ、まだ走ってていいんだって思っちゃいました。」 
「まぁ・・良いとはヲレのクチからは言えないですけどね・・・」 
「FDも8月には売る積もりだったんですよ。」 
「運動会にサーキットに・・・売る筈だった雰囲気ではないようですが?」 
「だ い さんに誘われて一緒に走ったら、また走るのが楽しくなっちゃいました。」 
「忠告した筈ですよ、運動会前に・・・来たら人生狂いますよって・・・。」 
「FD売らないでもう少し乗っていこうかと思います。」 
「ヲレのせいではないですからね・・・。」 
ノリさんも結婚を控えているというのに・・とんだ大誤算だろう。 
根っから好きだったら、そうそう辞められるもんじゃないからね・・・ 
タバコじゃないけどさ、「走り=悪」みたいな雰囲気で周りを固められちゃうと、 
辞めざるを得なくなるんだろうか・・・ 
変に物分りがいいと、意思とは関係なく離脱するケースもあるだろうね。 
結婚の為、子供の為、体裁の為・・・ 
誰しもが、そんな選択肢を迫られるシチェーションがあった筈だが・・・ 
ソコを超えて残っている野郎というのは、やっぱり只の子供なんだろう。 
クズ野郎を地で行くと覚悟を決めた連中だ。 
最初に戻るけれど、馬鹿だったり変態だったりそんなのばかりだというのも、 
もはやこれは致し方が無いということだよ。 
「だ い さん~そういえばヲレ漫画に載ったんですよ~。」 
「載ったってどういうこと?」 
「登場人物のひとりとして描いてもらったんです。」 
「マヂっすかぁ?ソレ面白いっスね~なんて漫画?」 
「何だっけな・・・ちょっと忘れちゃったけどロードスターのヤツです・・・」 
「・・・なんだろう???」 
 
 
 
ホントだ(爆 
っていうか、漫画の名前くらい覚えておこうよw 
N2のハチロクに乗ってたんだ。
そういえば最後の話だけ立ち読みしたことがあるな。 
なんかイニDとオーバーレブを足して2で割ったカンジの内容でしたけど、 
潔く4巻で完結してるあたりは好感が持てるよww 
でも数コマとは言え、ノリさんが漫画に出てて協力者の欄にも名前が載ってるよ~何か笑えるなぁ。 
変わったヤツが多いといえば、この間の青レガシィーのTAKEちゃんもちょっと変わってたよ。 
現役大学生でデイトレって言うのかな? 
FXで何千万とか稼ぐらしいんだよな・・・まだ23とかなのに・・ 
投資用の不動産とか買って、大家さんやってるらしいんだ。 
でも会ってみると普通の兄ちゃんだ。 
いや、普通ではないかな・・・ちょっと、いや、結構天然だ。 
喋り方・・・というか、声がアムロ・レイにそっくりで、これはかなりヤバイレベル。 
レーサーに影響されてBH5を購入し、かどわかされるように峠に連れ出され洗礼w 
かなりショックだったらしく、もうクルマ捨ててやめようかと思ったらしいんだけど・・・ 
ヲレが直しちゃったよ。 
「また走りたくなっちゃいましたね♪」 
「走り納め会ですか?行ってもいいんですか?」 
「雪山行きます~♪」 
「バイク?バイク好きですよ~ひと通り見てきましたから・・・乗ったことナイですけど。」 
「ハコネ?ハコネ行った事ありますよ~オートノバ(多分御殿場)から降りていくトコロですよね。」 
「あ~、また言われちゃいました・・・この間も初対面のひとに運転席に座っていっきまぁーすって言ってくれる?って頼まれちゃいました・・・。」 
兎に角珍発言が多く、何度レーサーと顔を見合わせた事か・・・ 
それと、やたら落ち着きが無く、チョコチョコ動き回っていろんな事に興味シンシンのようだ。 
なんだろう・・・子供みたいだ。 
信じられないような稼ぎ方をするくせに・・・何なんだこの無垢さは・・・ 
それともヲレが騙されているんだろうか。 
いや、きっとヲレが物事を偏見で見てしまう悪い人間だからいけないんだ・・・。 
彼の目の奥に、なんだか底知れぬ寂しさが見える。 
ヲレの気のせいだろうか・・・。 
きっと・・どうしても満たされない何かがあって、ここに辿り着いたのかもしれない。 
ヲレに何かしてやれる事があるだろうか・・・。 
そんなハナシを会社でノリさんにしたんだけど・・・ツボだったらしく、 
バイクとハコネの話をしたあたりでノリさんが下向いたままプルプルしてるんですよ・・・ 
そしてこう言ったんです。 
「だ い さん、多分そのひとニュータイプですよ!!」 
ま、まさか・・・ 
「多分このまま続けたら覚醒しますよ!」 
 

 やばい・・・ソッチかw 
				  Posted at 2011/11/24 02:16:48 |  | 
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