
ようやく風邪も治ってきたみたい。
あらゆる事が一切出来ず、
クルマも放置!
みんカラも放置!
そしてカミさんも放置!
・・・って訳にもいかないので、日曜日で千秋楽の横浜トリエンナーレ2011にケーコ様と行ってきました。
横浜トリエンナーレとは何ぞや?
と言われても、正直ヲレも良くは判らないのだけど、、、
要するに、横浜で3年に1回だけ開かれる現代アートの博覧会みたいなもんか。
みなとみらいや、桜木町周辺の幾つかの会場で、美術展覧会があるので、それを見に行ったんだ。
実はヲレ、小中高と美術や工作関係は常に高評価。
ずっと5だったよ。
結構絵が上手かったんだ。
漫画とかよく描いてたし。
高校の頃なんかマン研だったよ。
トーンとか貼ってたぞw
でもなぜかボンタンとか穿いて尖ってたな・・・
(何だこのギャップは)
昔の話だけどw
artとは自己表現。
即ち只の自己満足だ。
つまり、わかったフリは禁物だ。
綺麗なものはキレイ。解らないものは解らない。
それでよいと思うし、それ以上のものではないね。
何か深い意味があるのかも知れないなどと、知ったかぶった瞬間にアートではなくなるもんだ。
説明不要で伝わる物が間接表現なのだから。
ヲレのような馬鹿に対しても、真っ直ぐ突き刺さる物であるといい。
そういえば昔、表現者(artist)としての自分を模索している頃があった。
もう、高校生位の頃のハナシだけれどね。
作家になりたいと思っていたけれど、あまりに想像力がなくて無理だとわかった。
だから直接感じたことを言葉にする訓練をしたりしてた。
詩を書いたり、日記というよりはエッセイ的なものを書いたり。
でもね、どんどん言葉の使い方や言い回しの引き出しが増えていき・・・
だんだん説教慣れしてゆく自分がなんだか嫌だった。
本当は弱いくせに口では負けないクソ野郎になってゆくだけな気がした。
負けず嫌いではあるけれど、言葉で誰かを言い負かすだけでは中身がないなぁ・・・。
真実がどうであろうと、人を騙せたり、誘導したり、魔法の様でね・・・
そんなのartじゃないじゃん、美しくない。
何だかズルい気がして・・・そのうち書かなくなった。
クルマをはじめた時、クルマってアートだなって思った。
歌や楽器のようでしょう?
楽器はやったことがないけれど、クルマやオートバイに乗るのって、
何だか身体中で奏でるような感覚的なところが楽器のようだ。
クルマの運転って音楽的だよね。
だからクルマの中では歌いたくなるのかな。
バイクのヘルメットの中で大声で歌ってるヤツもたまにいるよねw
そして、誰でも運転できるようになるけれど、意識して訓練してゆくと色々なことが出来るようになってくる。
出せなかった音が出せるようになってくる。
でも、気持ちがのらないと外してしまったり・・・
機械とこころが繋がりだす。
シンクロニシティ。
美しいな。
そして楽しい。
スポーツのひとつと片付けられてしまい勝ちだけど、これはアートでいいだろう。
峠でタイムアタックもやったし、FRでドリフトもひと通りやった、
クルマってものでどんな事が出来て、どこまで行けるんだろう・・・
そんな好奇心が、ヲレのクルマ遊びの原動力だ。
サーキットにも行くし、ジムカーナにも行くし、雪山だって犬のように走り回る。
でも、ただ速いだけなんてダサいんだ。
速いだけでいいなら正攻法が幾らでもある。
自分がどこかの分野でアペックスを目指すと言う事が目標なのではなくて、
色々やることで材料を集めているというような・・・
常に意識しているわけではないけれど、そういうニュアンスで走っている気がする。
ヲレが目指しているのは、
楽しく、美しく、そして速い。
一見背反する要素だが、合流地点が必ずあるはずなんだ。
それをきっと見つけ出す。
さて、そろそろ楽器を直さないとネ。

Posted at 2011/11/08 02:09:25 | |
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