
今回は、初めて年末年始を秋田の嫁さんの実家で過ごす事になり、30日の晩からGCを駆って秋田入りを目指します。
足も、スタビと減衰弱めてナンカンのスタッドレスを装着。
滞りなく冬仕様になっております。
スタッドレスタイヤのショルダーの減りを気にして、空気圧を高め高め(2.6キロとか)で使ってきた傾向があるんだけど、どうやら50や55のタイヤでは高すぎたようで、接地圧が均等になっていない模様。
タイヤの銘柄にも寄るだろうけど、2.2~2.3キロくらいを基本にした方がいいみたい。

そんなこんなで、東北道路上でイプ太郎は19万キロを突破。
約3万キロの時にヲレの元にやってきたので、所有11年で16万キロ走った事になります。
結構走ってるなぁ。
高速で抑えても10キロ/L走らないGC8アプライドE型インプレッサ。
ガソリン何リットル使ったんだろう・・・なんて野暮な計算はもうしませんw
(計算簡単だけどww)
心配だったのは、古川で降りてからの秋田までの峠越え。
いくつかあるルートの大半は冬季閉鎖になっており、108号線で鬼首(おにこうべ)を抜けて、雄勝に抜けるルートしかない。
降雪期に使ったことがないので雪の塩梅がわからないが、事前のライブカメラチェックでは通行に問題はなさそうだ。

宮城側は全く積雪はなく、新しくできた(グーグルマップにもまだ反映されていない)バイパスのトンネルを抜けた所からようやく路面に着雪が見られ始めた。
それにしても、このエリアでこの降雪量は異常って位に雪が少ない。
記録的な暖冬みたいである。

そこそこ雪が着いてる峠道を、軽く流しながら下ると雄勝(おがち)。
湯沢市の玄関口だ。
いつもながらに早く着き過ぎる。
「雪だからね、凍ってるからね、ゆっくり慎重に来てね。」
お義母さん達が念を押すわけ。
都会の人は雪道なんて慣れてないだろうから本当に気を付けてね。
そんな風に言われている訳だから、まさか
4速で流しながら踏んできますよとは言えない。
そうですよね、怖いですよね、慎重に休みながら行きます。
なんて安心させてる訳。
いつもと変わらない時間で着いちゃダメなんですよ。

ま、朝も朝で早すぎるのもあるし、1、2時間コンビニで仮眠を取ったりするものの、
除雪のローダーのチェーンの音がひっきりなしなので煩くてとても眠れない。
一本上がって時間調整しようかな。

秋口に息子と訪れた温泉の方にあがってみよう。
そこには、こんもりと雪壁が出来上がっている白銀のスノーロードがありました。
DCCDフリーで走るものの・・・結構な勢いで侵入しても、アクセル入れればスピンしそうな雰囲気はない。
2シーズン目でビクビクしていたナンカンが結構いい仕事をしてくれていて、
ドリフトが難しいくらい。
センターデフが復活したせいもあるのかも知れない。
DCCDインジケーターで二段上げた所位でもアンダーがきついと思うくらい、締結力がある。
というか、これが正常なんだろうね・・・長いこと糞デフで走ってたんだなぁ。

しかしまぁ、ボツボツと降ってくれてありがたいのだけど(スノドラとしては)、想像してたより重たい雪。
秋田といえど、まだ降り始めって感じなんだろうね。
あまりテクニカルがないのでアレですが、直線で卍切ってみたり、サイド使ってみたりしてクルマの動きをチェック。
タイヤこれだけ食うんだったら、スタビはこのままでいいな。
結構走れることを確認出来ました。

そして、愛しい小僧たちとの再会を果たします。
長男は変顔ばっかりしていて、すぐ相手を笑わせようとします。
サービス精神が強い。
次男ももう一ヶ月を過ぎました。
だんだん目がパッチリしてきて、長男より男前な感じになってきました。

なんかキリっとしてるなぁ。
ひょうきんで可愛らしい長男と、寡黙で男前の弟、みたいになる予感・・・
二番手は先頭車両みながら慎重に行けるからね。
まぁどちらも、何を言おうと血は争えないものなので覚悟してもらいたいw

とにかく、長男はインプレッサに乗りたがるので、助手席に少し早めのキッズシートを取り付けて、シートベルトで縛りつけます。
ちょっと買い物に行くだけだけど、少し遠回りをしたりして雪だらけの農道を走ったり。
除雪が途中までしかしてなくて、Uターンに苦労したりw

雪で都合一車線位しかない農道で、思いっきりサイドターンをかましてみる。
きれいに小さく回れて、立ち上がりまでアクセルでつながったのが美しかった。
「おいどうだ今の、お父さん凄いだろ!」
「別にスゴクナイ」
そうか~・・・
まぁ、確かそんなに大したことないんだけど・・・
何故か真に受けて意気消沈。
遅くなって怒られる前にさっさと帰ろうか・・・。

しかし、滞在中はどうにも暖かい。
田畑ばかりの広い雪原に暖かい空気が入るもんだから、濃霧が発生する。

本来であれば、クルマの屋根より高い雪壁が出来上がり、毎日毎日雪かきから始まる朝。
そのルーティーンの大変さを知ってもらおうと思っていたお義父さん達の目論見は、見事に
外れてしまった。
自分もスノーブーツや、暖パンやらを買い込んで置いたのだけど、必要ない位である。
この時期にこんなに雪が少ないのは何十年ぶりだろう・・・
なんてお義母さんは話していました。
まぁ、降り始めが遅いだけでそのうち雪に埋まるんでしょうけど。

嫁さんの実家ながら、正月はずうずうしくゆっくり過ごしてしまいました。
大騒ぎの小僧たちを眠りにつかせてから、深夜ひっそりと出発します。
嫁さんたちも来週末には東京に戻ってくる予定なので、今しばらくの辛抱。
再び宮城県側への峠越えののち、東北道にアクセスします。
しかし今回思ったのは、ニューエンジンが兎に角燃費が良い。
まあ、圧縮が戻ってるんで、当然と言えば当然なんだろうけど、満タンで走れる距離が50キロ近く違う感じ。
前のエンジンが余程スカスカだったんだなぁ・・・という感想です。
18万5千キロも酷使されれば当然なんだけど、メタルの入れ替えだけとは言え、ピストンの交換まではしなくても、クロスハッチくらいはやり直してピストンリング新品にはした方がいいのかもなぁと、ちょっと思いました。
今度の腰下は何万キロ使えるかなぁ~?
とにかくナンカンが使えるって事だけは判った!