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2018年02月25日 イイね!

バンパー塗装

バンパー塗装これも随分前から頼まれていたんだけど、ようやく実現って感じw


レーサーもラリーを始めて自分のガレージを持つようになり、来てくれ来てくれと頻繁に言われるんだけど、ちょっと美女木って遠いんだよな・・・

時間的にはそれ程でもないけど、金的にっていうか・・・
首都高が高くなってしまったからな・・・

首都高も距離計算とか言っておきながら、ちょっと乗ったらすぐ最高額。
ようするに行きも帰りも乗ったらそれだけで3.000円だよ。

高ぇよ首都高。。。



まぁ、みみっちい事ばかり言うつもりもないので、作業もあるし久しぶりに行ってきました。

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右後ろの角を少しやっつけてる位で大したことはないんだが・・・
何と言ってもM3だからな。

きれいでないとかっこ悪いわな。


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板金してサフェーサー塗ってマスキング。

バンパー形状がエアロ調だからマスキングが面倒だな・・・
グリルは簡単に外せたので良かったが、バックセンサーは黒いパッキンが気になるんだが・・・バンパー取らないと無理なので一緒に塗ってしまうか。


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データ調色すらしてる暇が無かったので、現地で調合w
まぁ、どうせクルマ見ながら調色するんで全部準備しないといけないんだけど。。


アルピンホワイトⅢ

作ってみると随分重い白だな。
黒や赤が結構入ってる。


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ロックのプロタッチで調色。

原色のオキサイドレッドとロイヤルブルー1/10が無かったので、オーガニックオレンジとレイクブルーで代用。
まぁ・・・データなんて全然違うので、どうせイチから作るようなもの。


白、黒、黄色、青が適当にあれば大概のクルマのホワイトは作れるんですよ。


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いつもはかき混ぜの棒だけで見比べてこれでいいや、とかやってしまうんですが、
BMWなので、ちゃんと板で見ますw


データだと大概白っぽいので少し黒を足して・・・ってだけでもう結構近いな。
もうちょっとだけ黒くして赤を一滴かな?


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もうこれでいいような・・・

ずっと見てると頭の中で色が分解され過ぎて麻痺するので、訳が分からなくなる。
正面と透かしと、遠目でみて良さそうなのでこれで行こう。


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はい塗りましたw

うまい具合に石油のジェットヒーターなどがあったので炙って乾燥させました。
が・・・ちょっと炙るのが早かったかな・・・

板金した辺りから変な気泡が湧いちゃったよ・・・


ちょっと手直ししてまた塗りました。



さて、BMWの乾燥時間で、もうひと仕事。



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S204のフロントバンパーです。

しかも新品w

GDBのバンパー、中古も結構高いんだってさ。
5万の中古買うんだったら、6万の新品の方が安いみたいな感じらしい。


まぁ、中古買ってもどうせ塗るようだしな・・・


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とか言ってレーサーと、くっちゃべりながら色作ってたせいで・・・


ん?51Eだよな・・・何か黒いな。。
と思ったら案の定、またアルピンホワイトのデータ表見て色作ってたわwww

500cc無駄になりました。


白を多めに持ってきておいて良かった・・・


レーサーに 「無理してネタ作んないでくださいよ。」 と言われる始末w


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51Eを作り直しまして、現車もないので色合わせ出来ないかな~と思っていましたら、
現車から外したボコボコのフェンダーならあったので、それにある程度合わせておきました。

元々オールペン車なので、データカラーと殆ど変わらなかったな。


まぁ、レーサーの204も、
ラリーの練習用車両に成り下がってしまっているので、細かい事を気にしてもしょうがないみたい。

折角塗ったこの新品バンパーも、一年は持たないだろうって事で。。



クネ太郎も呼んで、ビール飲んだりしながら殆ど遊びだったけど、

まぁ、まったりしたガレージ作業でした。



BMWがきれいになっただけでも良かったみたい。

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altガレージが広いと何でもできるな~。




Posted at 2018/03/16 06:24:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2018年02月24日 イイね!

溜まっていた作業

溜まっていた作業ようやく暖かくなってきたね。

1月2月は、基本的に寒すぎるし、日も短いし、体調を崩してる事も多いので緊急時以外はクルマの作業は殆どしない事にしているんだけど、あれをして欲しいこれもお願いしたいという依頼がどんどん溜まってしまう。

風邪も治ったしそろそろやらないとな・・・



自分は体脂肪が極端に少ないせいか、とにかく風邪を引きやすい。
体脂肪が7%とか8%とかである。

エネルギーが蓄えられないのか、身体が冷えやすいのか判らないが、寒い中無理するとすぐ風邪を引いて熱を出す。

11月~3月位までは、寝ても覚めてもヒートテック極暖で武装してはいるが、
冬の間の半分は風邪を引いて鼻水を垂らしている始末だ。


屈強と思われているフシがあるが、マイコプラズマが流行れば罹患、インフルエンザが流行れば罹患、RSウイルスが流行れば罹患。

とにかく流感の温床である。


何とかならんものか・・・


まぁ、そんなこんなでポンさんの依頼も蓄積しているようなのでちょっと行ってくるか。


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先ずはスイフトのブレーキローター。

パッドの攻撃性が高すぎて去年換えた新品ディスクが、陶芸みたいに掘れてる・・・
片側で5ミリは掘れてるんじゃないだろうか。

確かラリー用の本気の競技パッドを入れてたんだっけな。


やはりスイフトスポーツじゃないからな、ブレーキのキャパが小さすぎるんだろうな。。
これをパッドだけ強力なので行こうとすると、こうなる訳か・・・


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フロントディスクをまたもや新品へ。
今度はディクセルの焼き入れが施されているタイプ。

これでディスクの偏摩耗が無くなればいいけど、焼き入れタイプは制動力が落ちる傾向。


本当はリヤのシューも強化して、フロントの負担分を減らした方がいいんだけどね~。
プロμとかならあったような。



あとは、GDBのダウンプレート装着と、ブーコン取り付け。

ここの所矢鱈やってるな・・・


ヲレのGCにも付けたし、クネ太郎も絶賛だった。

結構前からポンさん号にも取付依頼が来ていましたが、STi品番のS401ダウンプレートがクネプレッサ用を買った直後に廃盤。

正式に廃盤かどうかは判らないんですが、メーカー欠品が続き入荷の予定がないとの旨。


ブログに上げたのが失敗だったか(^-^;


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そこで、メンバーボルトの上面を補強するスペックCブラケットをカットして入れようかという事で準備していたんですが・・・

いや待てよ。。


きれいな長方形でない分(フレームに合わせて若干台形)そのままは入らないと認識していましたが、左右逆にしてひっくり返せば入るんじゃ・・・

穴位置は見る限りシンメトリーですからね。


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社外のサブフレームなどが装着されていて若干面倒ではありますが、ボルトを緩めて落とし・・・
メンバーのボルトナットも外してフレームとメンバーの間に隙間をつくります。


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助手席側は後ろからすんなり装着。
穴位置もバッチリで、フレームを下から抱え込むような形状が只のダウンプレートより素晴らしい。

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運転席側はちょっと大変だったな。

パワステのホースがあるから、斜めに入れられない。
パワステのホース2本を束ねてるクランプがあるので、そこを外して動くようにし、どかしながら押し込んで漸く入りました。


何だよ・・・STiのプレートよりこっちの方がいいんじゃないか?

同じ板厚3ミリだし、何より形状がフレームに優しいではないか。
上側の補強プレートは元々入っているので、Lチャンで上から下から咥えこむように支える感じになった。

値段も半分くらいだし、これで充分だったな。。


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そしてブーストコントローラー。

オーバーシュートが凄くて1.7キロとか掛かっちゃうらしいのだけど、最近になってそういう症状というのは・・・何かトラブルではないかな~


と思って見ていると・・・


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アクチュエーターへ行くオリフィス入りのホースが切れてる・・・

これじゃバイパスしないからブースト掛かり放題じゃないか。
これはダメだねぇ・・・


ここのホース新調で直ったっぽいけど、ブーコンは前から付けたかったみたいだから、取付しちゃいましょうか。

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タービンから過給圧を取って、EVC-Sコントロールバルブを介し、タービンアクチュエーターに戻します。
純正のコントロールソレノイドからの配管はメクラで廃止し、カプラーはそのまま。

で、いいんだったかな?


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ブーストのセンサーはブローオフバルブから取りました。


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あとは電源取ってコントローラーを取付するだけ。

最初全然圧を拾わないからおかしいな~と思っていたら、
アースがおかしいだけでした(^-^;


設定とかはよく判らないので、走りながら自分で詰めていってもらいましょうか。
自分のクルマに着けてないから判らんな~。

インプレッサにブーストコントローラーって必要なのかな?って思ってるので、買ったことがないw



でもヲレの部屋にはこんなものもあるんだぜ。


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alt付けてみようかなw







Posted at 2018/03/14 07:06:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2018年02月18日 イイね!

攻めすぎ。

攻めすぎ。「ごめん、電柱にぶつかってミラーのカバーみたいなのが無くなっちゃったんだけど。」

妻からの入電である。

「ついにぶっ飛んだか・・・。」

以前にも電柱に当てたとか言って、格納角度がおかしくなってしまった。
いずれ換えようと思っていたところだが・・・


よくぶつけてくるな。


まだ車両感覚が~とかなんとか言っていたが、
まだも何も、免許取ってクルマ買って一年半、毎日同じ道を走っているのだ。

大体・・自信が無い時は、寧ろマージンを多めに取るもんじゃないのか。

確かにR2のミラーは横に長くて出しゃばり目ではある。
でもまぁ、それならそれで無理はしないとか・・・普通は当てたくないもんだ。

やれ対向車のミラーと当たっただとか、歩行者と当たっただとか、バックしてたら輪留めが無くて壁まで行ったとか・・・ちょっとよく見て欲しい。



どうも、「行ける!」の見切りがぎりぎり当たるかも辺りのようである。



攻め過ぎだろうよ・・・



・・あと数センチ開けて欲しいもんである。


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格納時に水切りモールに接触してしまっている。
モーター周辺を全バラにしてみたけど、どこがどうズレるとこうなるのかよく判らなかった・・・。

まぁ、角度調整ユニットと鏡だけ取って捨てですね。


ミラーは中古品を買い、運転席側も外して再塗装。
ちょっと洒落っ気を出して、別の色にしてみます。


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まずはベースの黒に塗装。

黒も悪くないな~と思いつつ、次の色の準備をしていきます。
つやつやだから、どうしてもヲレが映り込んじゃうなw


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メッキに近い金属光沢が出る特殊なパールカラーを塗付します。

塗り方にも若干テクニックが必要で、パラパラと薄く染めて、かつ染め切らないようにしないと只のメタリックのようになってしまいます。


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まぁ、こんな感じ。

本当はクリヤーで仕上げですが、ベースカラーがしっかり硬化していないとメタルカラーの定着が甘く、クリヤー塗付時にメタルが泳いでしまってメッキ感がぼやけてしまうので、装着して当分このまま放っておきます。

暖かくなったら塗ろうかなw


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ミラー塗装ついでに、リヤバンパーのぶつけてる所の補修と塗り分けをしてみたいと思います。



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潰れてる所をヒートガンなどで炙って戻し、小突いたりパテ板金で成形してサフェで包んでおき、ミラー同様ブラックでベースカラーを塗装します。


こういう所は半艶ブラックかなぁ・・・とも思いましたが、
最近はメタル調での塗り分けもよく見るので、まぁおかしくはないでしょ。


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メタルカラーは極力薄塗りの方がメッキ感が高いのですが、ムラになるんだよな・・・
パラパラかけつつムラが消えるぎりぎりの所まで重ねていきます。


ノペっとしてると陰影が出にくいのでメタル感は余り出ない。


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組んでみるとこんな感じ。

うん、まぁ悪くないかなって感じ。
特に違和感もない分、感動もあまりないな。。


ソリッドの白でマニュアルトランスミッションっていう、半端ない営業車感がだいぶ緩和されたので良しとしよう。
フロントバンパーとか左のドアとかもあちこち擦ってる所があるんで、そっちも追々直さないとな。


でも、全部きれいになる前にどうせまたどっか取れたりするんだろうな。。。

altこんなに小さいクルマをよくぶつけてくるよなと思う。


Posted at 2018/02/23 03:51:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2018年02月11日 イイね!

出動

出動出動ナシのままシーズンは早くも後半戦。

今年は意外と降らなかったな・・・
関東で大雪みたいな年は、案外良くなかったりする。


まぁ、秋田帰省で結構雪の上走ってるし、全然走れてないって程ではないか。
ただ、行くぜ!っていう出動が無いので、何とかしたい所。

と思っていると、10日晩はシャバ雪でも行くよの連絡。


南岸の風が入った10日。
暖かいので、未だに日陰に残ってる残雪が一気に溶けるくらいだったが、アルプスエリアまで行っちゃえばぎりぎり雪だからね。


行こう!不発もやぶさかではない。



そうはいいつつも、子供と一緒に寝ていたヲレはクネの着信で起こされる。


「何だ寝てたのか?」

「お、おう。。」

「出られるの?」

「えーと、うん、大丈夫。いまどこ?」

「談合坂。」

「直ぐ出る。」



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クネには先に行かせて追いかける形に。

降っていたみぞれが雪に変わり、除雪車に捕まりながら中央道を進みます。
しかし、油温が上がらんな・・・いつもは冬場とは言え高速では85度程度で安定していたはず。
それが70度に届かない・・・

そんなに気温が低いんだろうか。



そして、途中から結構ヤバイ路面だったので、DCCDオンと思ったら何故か起動せず。
インジケーターが上がらん^^;



クネと合流し、コンビニでスイッチ下をチェック。
この間シフトレバーまわりを弄った時の不手際かな。

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DCCD強制カットオフの配線がすっぽ抜けてた・・・。

カプラとかギボシを外すのが面倒で、パネルごと無理くり退かしてたのがいけなかったか。
急いで配線を修理し、DCCD復帰。


普段フリーだから全然気が付かなかったわ。



いつものコースへ向けて、山の麓の住宅地の間を恐る恐る上がっていきます。

民家だから飛ばさないという事もあるけれど、
雪山はこういったバッファの区間が一番危ないのだ。


雨上がり風の湿っぽいドライ路面から、べちゃべちゃしたシャーベット状の路面になり、そろそろ雪と言えるかどうか辺りの路面。。

ラフなアクセルもブレーキも全く受け付けない超スリッピーな路面。
前を行く慎重なクネのGDBでさえ、たまに乱れている。

こういったバッファエリアのコンディションを見て、大体山上の状況は読める。



今日は走れるぜ。



いつものヘアピンを抜けると林道が始まる。
丁度ここから日中陽が射さない谷間の山岳路になるので、大概雪が着いている。


若干ユルいが雪道になってるな。



クネGDBのフルスロットルからスタートする登り一本目。

「最初の一本目から鬼の全力疾走」のクネが突っ込みで躊躇している・・・

ヲレもそうだが・・路面が読めない怖い時は、大きめのフェイントで確実に鼻を入れる動きになる。
滅多に進入で振らないクネが怖がってるなw

それ程今日の路面は水っぽくてスリッピーだ。


それでも最初から2、3、コーナー回った辺りから路面が安定してきた感じ。

重たい雪ではあるが、こっからは目一杯で行けそうだぞ!



DCCDはロックからいっこ下。
ロックでもいいような路面だけど、もう最早どっちでもいいや。

ダウンプレートのお陰かな、ヨーがコーナーの中盤でもいい感じで残ってくれてるので、駆動がフロント主導でもきれいに繋がる。

やはり、重心がフロントアクスル付近へ移ったのは雪山でも正解だったな。


DCCDがロック付近であれば、どれだけ取っ散らかっても、殆どアクセルで取り返せる。
以前のセッティングだと、「あ、これは回っちゃうな」というようなケツから進入でも、全て取り返せている。


これは素晴らしい。


クネもマシンの動きに信頼性を持てたのか、かなり角度を付けて振りかざし始めた。

クネもヲレも、今回は卸したてのナンカンスタッドレス。
ヲレも2シーズン使って太鼓判を押した、雪での食い方がかなりズルいレベルのアジアンスタッドレスだ。


滑ってからの食い方が安定しているので、かなり楽しいですよお父さん!!


クネも、これまでに感じたことのない高次元の走り方が出来ると絶賛している。
結局2台で投入してしまったので、違いが判らないですよお父さん!!



でもまぁ、今日の路面はかなり水っぽくスリッピーなシャバ雪であったはず。

それを2台で追い込んであれだけのハイペースと曲芸走行を実現できたのだから、かなり高い次元にあったと推察できる。

いやいや、楽しいなぁ。


途中、Bラインのリエゾン
区間で刺してる少年たちをさくっとGCで引っ張って救出し、



「インプ超カッコイイ・・・」



などと呟かれつつ・・(ていうか、あのパーティーインプいたじゃんか・・・)


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K山方面を経由し、いつものD門峠でドリパかなと思ったら、除雪が入っていなくて
ちょっと走りづらいな・・・


重い雪がザクザクと深すぎる。
走れるっちゃ走れるけど・・・クネにはすれ違い停めで話しながら、
腕をクロスさせ×の合図。


この奥のT山もちょっと覗いてみたけど、シャバシャバでいかんな。

これは最初のK峰が一番良いと判断。



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途中ちょいちょい寄り道しながら、元来た道をイケイケで戻ります。


「やっぱ雪山は面白ぇなぁ・・・。」


2台でドリフトしながら、カウンターの送りハンドルで呟いてしまう。
幾つになっても変わらんな。。。




クウォーーーーーーン!!!!!!



シムスのフロントパイプに木霊するステンレスの排気音が心地よい。
うーむ、ターボでもこれだけ高音が良くなるなら、社外エキマニやフロントパイプも悪くないねぇ。


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こんな地吹雪の中、2台のインプレッサはこの10幾年、変わることなく雪の上を走り続けている。

この、やるも辞めるも極端で短命なこの世界にあって、
何故そんなことが可能なのであろうか。


・・・その答えはただひとつ。

スノーアタックがクルマ遊びのファイナルアンサーだからである。



サーキットやジムカーナ、夏の峠も勿論楽しいが、どれもこう、なんというか一長一短という部分がある。
金が掛かり過ぎるとか、マシンの負担が大き過ぎるとか・・・

だが、唯一雪山にはそれが無い。


攻略の難しさと楽しさ、安全性と、マシンへの低負担。
ひいては高経済性に於いて。


これらが全てマックスで詰まっているのが、スノーアタックだと、おれたちひょうきん族は考えている。
いやいや、ぺったんこ組は考えている。


雪道で安全性!?

と普通の人は思うかもしれない。


だがしかし!

こと雪上に於いて、
自動車運転のコントロールの限界を超えた神の領域に、ああも容易く接触できるステージは他にないのだ。


リスクが無いとは言わない。


でも、その受け持ったリスクに対してあれだけのインフォメーションがある世界は少ない。
ローリスクハイリターン、それがスノーアタックだ。

濃密な一本をしっかり走り終えると、それだけでお腹がいっぱいになる。



そうだなぁ・・・
下品でも解りやすく言い換えると、めちゃくちゃ相性のいい相手と最高の一発を決めた後のような・・・
まぁ、ある意味言い換えてもいないけど・・・

いや、それを超えるかも知れないかな・・・


そんな充実感と達成感がある。


何か出るんだろうな・・・
何ていうか、脳からさ・・・エンドルフィンとかドーパミンみたいなのが。


そうでないとあの多幸感は説明がつかない。




そんなこんなで、ブログの中で使う訳の分からん言い回しを頭の中で選びながら、
K峰山頂まで戻ってきました。


「時間も時間だし、あと1、2本走ったら帰ろうぜ。」




そんな時!



停車した際のアイドリングで純正メーターの油圧警告灯が点灯。


「え!?」


デフィの油圧計に目を遣る。
安定はしてないが、針がゼロに近い所を指している。


クラッチを切った状態で、軽くアクセルを煽ってみる。


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4000回転で2キロに届かない。



これはまずい。



並列停車のドア越しに「ちょっと待って、油圧が無くなった。」と連絡。
エンジンを停止する。


「どうした、オイル漏れか!?」


心配そうにクネ太郎が駆け寄ってくる。
どうしたって、マッキーの一件が頭をちらつくではないか。

エンジンフードを開け、即座にエキマニ周りやアンダーカバー、ミッション周辺などを上から下から目視する。


「漏れてる感じはないな・・・」


この時、行きがけの低油温表示を思い出していた。
オイルが入っていないのかも知れない。

リヤシートのティッシュを二枚とり、オイルレベルを確認する。


「不味いぞ、先っぽにも付いてこない。」


先っぽにも付いてこないって事は、少なくとも1.5リッター以上は減少している。
かなりエンジンオイルが無くなってしまっている事は確かなようだ。

クネが、牽引もしくはレッカーなのかな~という顔をしている。


まだ油圧もゼロではない。

直ちにこうなってしまった訳ではなさそうなので、回転を上げずに自走で山を降りることにした。
インター付近のスタンドに駆け込めば、エンジンオイル位何とかなるだろ。

再びエンジンを掛けると、一瞬アイドリングでも2キロ付近を指したが、直ぐに吸い切ってしまうのか0.5キロ程になってしまう。

吸い上げては無くなり、吸い上げては無くなりを繰り返しているらしく、回しても2キロを超えることはないようだ。


3000以上は回せないな・・・




あと一本走れたのにな・・・などと後ろ髪を引かれつつ退山。

帰れるかどうかも怪しいのに呑気なもんである。


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インター付近にはガソリンスタンドが集中しているのだが、
夜間にオイルを売ってくれる所がなかなか無い。

最近は小売り用の缶で在庫せず量り売りなので、ピットが閉まっている時間は対応できないようだ。

4件位まわって漸くピットの開いているスタンド発見。


レベルゲージのいい所まで量り売りしてもらう事に。



すると、3.5リットルも入ってしまいました!


ほぼほぼカラじゃねえか・・・。



オイルクーラー分は判らんが、全量交換しても5リットル位なので・・・
2リットルも入っていませんでしたね。


思えば、先週位から予兆はあった。
油圧計の表示が随分ラフだったのだ。

針の振れ方が大きく、上下はするけど安定しない感じ。

プレッシャーセンサーでも逝かれたのかと思っていたが・・・。



単純に、もう少なかったのかも知れない。
そして、今日の行きがけの低油温表示。

そういえば、針の上りも遅かった。

オイルが少なければオイルも高温になってしまうと思いがちだが、それが油断になったな。


単純にセンサーが浸っていなかったから検知せず、触れるオイルも少ないからきちんとした温度を測れていなかったという事か。


ううむ、これだけ材料が揃っていながら、
アホみたいに雪山にデッパツしているヲレって一体・・・(;´∀`)

整備手帳でも触れたが、時折だがエンジンオイルが一気に減る症状がだいぶ以前からある。


時折というのは、普段乗りでは殆ど減らないが、運動会とか雪山とかエクストリーム走行時で一気に減ってしまう症状である。

以前はヘッドから下がってくるとか、腰下から上がってくるとかで減っちゃうのかと思っていましたが、
何度かOHを重ねても、減り具合が変わらないので、タービンなのかなと思っている。


確かにやたらと白煙が出てる時もあるしね。


でも常日頃からではないと言うのがミソだな。


確かに、これまでタービンだけは交換歴が無い。

もう直ぐ22万キロに到達するというのに、エンジン自体は何度もOHを重ねているのに、
タービンだけはずっと使い続けているのだ。

そろそろ交換かオーバーホールの時期が来ているのかも知れないね。



秋田の帰省前点検以来オイルレベルは見ていなかったな・・・。
3000キロ位であっと思う程減ってる時がある。

年末年始と1月で結構走ったからね・・・日が経つのがあっという間だからうっかりしていたな。


やばいやばい。


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取り敢えず安堵していると、クネが何やらゴソゴソ。


「何してんだ、何かくれるのか?」


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「プレゼントだよだいちゃん。」

「・・???」

「本当は自分のクルマやってもらう時に渡そうかと思ってたんだけど・・・」

「何だよその律義なプレゼント包装は・・」

「こうネタばっかりだとタイミング的に今かな、みたいなね。」



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「消火器・・・。」

「自分で買わなさそうだから、買っといたよ。」

「今回は燃えた訳じゃないけど・・でもまぁ、ニアミス的な感じか・・・ありがとう。。」



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帰りも一応、何度かサービスエリアでオイルレベルを見て、突発的な事案でない事を確認。

大丈夫だな・・・


「確かにここの所オイル量は見てなかったな・・・危なかったぜ。」

「昔、俺のGCがエンジンブローした時も、オイル量見てなかったからだよな・・・」



クネの昔乗ってたGCの話だ。

何か、一番基本的な所がすっぽ抜けてたような・・・



急なデッパツだとどうしても疎かになってしまうが・・・コンビニに行くんじゃないんだから、
オイル量と水ぐらいは常に見ておかないと駄目だな。


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人のクルマ助けてる場合じゃなかったよ・・・(-_-;)


altオイルも日頃積んでおこう・・・








Posted at 2018/02/13 06:58:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2018年02月04日 イイね!

GC8に乗り続ける。

GC8に乗り続ける。日曜日には少し時間を貰って、GCの簡単な整備をしたんだ。

ブレーキフルードの交換と、応急処置で終わっていたシフトボールジョイントの再交換。
つい先日も、ペダルタッチが悪くなったのでクラッチフルードの交換を済ませている。

単純な整備ばかりだが、こういう事をきちんと出来るかどうかが、長く乗れるかどうかの鍵となるのだ。


エキマニ周りを社外にしたばかりと言う事もあるしね。


マッキーの一件もあるし・・・今のままの仕様で大丈夫かどうか、点検の意味合いも大きい。
当分は経過観察をしていこう。

クルマが炎上した奴が身近に多すぎるのだよ。


そして、その殆どが単純な整備ミスであることが多い。


多くのスバル乗りで見られる炎上事案は、社外エキマニのバンテージに漏洩オイルが掛かってしまう事が大半だが、FCとかFDあたりのRX-7が良く燃えてるのは電気系統の火災だったりする。


昔、環七でFCが燃えてるのを見た。

社外フォグのリレーハーネス関連から出火したらしいという所までは聞いた。
燃えながら、左右のリトラクタブルがちぐはぐにパカパカ動いてるのが気持ち悪かった。

あと、ジムカーナで一緒に走っていたFCが燃えだしたこともあったな。
割とよく出火するらしく、農家で使う散水機のようなものを持参していてそれで消化していたw

ノリさんのFDも燃えかけた事があると言う。
これも自分で配線したというHIDのキットあたりから火が出たというのだ。

たまたまコストコで買い物してきたエビアンで消火したという落ちだった。


兎に角セブンはよく燃えている印象w


これらが単なる整備不良なのか、そもそもヘッドライト周りのヒュージブルリンクに問題があるのかは判らないが、電気火災は一気に燃え上がるのが怖い。


オイルフィルターの規格外使用とか、オイルクーラーのホースが角を跨いでたなんてのは、整備ミスというよりは確信犯なので、反省の余地はないがw

それでも単純な見落としひとつで二の舞になる可能性は充分にある。


何しろ、EJってのはエンジンの一番下部にエキマニがあるからね、ヘッドカバーパッキンやカムシールからオイルが漏れてきてもエキマニに掛かってしまうし、オイルフィルターもエキマニのど真ん中にある。

等長エキマニやフロントパイプのチューニングは、EJ乗りに於いての真骨頂である。
とても効果があるので魅力的ではあるけれど、あのレイアウトではバンテージを巻かない訳にはいかないからね・・・跳ね返ってくるリスクもとても大きいと言って過言ではない。

それ相応のリスクヘッジを実行できなければ、手を付けるべきではない部分だ。


愛機が本当に燃えてしまいますからね。。



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クラッチのペダルフィーリングの悪化は、レリーズフォークのリターンスプリング脱落のせいだった。

振動でレバーが振れてしまうので、
オペレーターのピストンが押し戻されてノックバックのようなタッチになってしまう。


何回無くなっとんねん、このスプリング。


3、4回は無くなってるな。


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フルード交換を怠ってもかなりタッチが悪くなるので、一応やっとこう。
そして面倒でもオペレーター外してニップル上向きで作業しないと、中のエアが全然抜けません。
(ニップル閉じてダブったらダメよ。)


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そして、ガサゴソと家から探してきたスプリングを取り付けして、片側をひん曲げてカシメとこう。
これで脱落は無くなるでしょ。


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去年の運動会から換えていないブレーキフルードを交換し、足回りの点検やら下回りの点検、特にエキマニ周りの熱害やオイル漏れなどを重点的に点検しました。


うん、まぁ問題は無さそうだけど、やはり車高が低いなァ・・・


エンジンのダウンプレートのせいでさらに3ミリメンバーごと下がってるので、なおさら感じるな。
STiの純正形状ダウンサス仕様はスタイリング的には結構気に入ってはいたのだけれど、そろそろオワコンな雰囲気だな。

サスストロークが無く限界が低いという事だけでなく、
雪でも腹がつかえるし、極力下回りヒットの可能性を減らしたい。


しかし、GC8のダウンサスでない純正形状サスはほぼ絶滅したな・・・



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あとは、
雪山ですっぽ抜け修理再びすっぽ抜け応急処置 
で終わってたシフトボールジョイント。

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適当なピンを横から串刺しにして固定しているのが滑稽だが、今日までこれで走り切ったw


先ず、最初のレバー抜けの原因を理解できていなかった事が、きちんとした修理につながらなかった原因である。


ジュラコンで出来ているシフトレバーの支点のボールとハウジングなどが、減ってしまった事で抜けてしまったという事ではなく、抜けないように口を絞っている留め具(ただの針金)が脱落してしまった事によるものだったという事。

脱落によって無くなったものに気付けず、修理の際に施工できなかった。

あとは、ハウジングを固定する外掛けのスナップリングの装着の難しさがある。


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まぁ、結論から言うと・・・車体に装着状態での作業がほぼほぼ無理という内容だった。

ぱっと見は、ハウジングを取り換えてスナップリングひとつじゃん。
と高を括ってしまうが、どうにも難しい。


手は入るのだ、あとはスナップリングを留めるだけ・・・という所まで行って、リングの溝が下から出てくる所までハウジングを押せない。。
どんなに頑張っても、少しだけ見えてる溝にとば口で引っかかったりするだけで、パチンとしっかり入らない。(前回はこれに騙されてしまった・・・)



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素直にシフトロッドごと取り外して、大型バイスにセットしてハンマー使ったりデカいボックスつかったりして漸く入るレベルの話でした。


22万キロも乗ると、考えもしなかったような所がダメになるなぁ・・・

もう直ぐヲレの運転だけで20万キロ乗った計算になるのか。


乗れるもんだね。


まぁ、色んな所が壊れたし、壊したし、全部直したよね。
(このクダリは最早定期的にやってますが・・・)


エンジンももう、何回降ろして直したか覚えてないけれど、腰下は3基目だよな。
ヘッドも1回オーバーホールしてるし、

タイミングベルト交換なんかも、そろそろ3回目を実施しなければならない。


ハブも弱いから、しょっちゅうベアリング替えたり、アーム類のブッシュ換えたり、ダメになると言われている所はほぼ全てダメになったかな。

放置に放置を重ねてそろそろ限界なのは、ウェザストリップの類かな。
痩せすぎて風切り音がするようになってきた。


今思えば、エクステリアも結構変わったな・・・

ヘッドライトやバンパーも後期のものを移植したし、サイドステップだって後から付けたんだった。

基本ノーマルであまりモディファイを加えない方針だったので、ホイールを換えたり、HIDのランプを使ってみたり、と言うのは本当に割と最近の話である。


そして、ここにきてシムスのエキマニに、フロントパイプ

基本ノーマルが聞いてあきれるなw


ぶっちゃけもう何でもありでいいと思っているので、ロールケージ入れたり、207換装などもやぶさかではない所存です。

まぁ、基本的にただチューニングと言うのをしないので、壊れない限り、
直したりモディファイしたりはないかな・・・



その姿勢は変わらない。(時間が無いから)



矢鱈やる気を見せない事で、長く乗ってこられたんだと思う。

ずっと本気でバチバチやってたら、こんなには持たんよ。



ヲレは8年前に結婚をして、4年前に長男が生まれた。


けど、クルマに対するスタンスは特に変わっていない。

妻がクソ真面目な性格のお嬢様育ちなので、峠の走り屋みたいなスタンスを看過の目で見てくれたことはこれまで一度もない。


けどまぁ、完全に取り上げられなかったのは、
こちらとしても一定の配慮を払ったからだと思っている



毎週毎週馬鹿みたいに行くことは止め、年間数えるほどに留める。(活動費を抑える)

修理や走りが家庭内のイベントと極力抵触しないようにし、万一朝帰りであっても翌日の日中に絶対影響させないようにする。(寝て終わらせず家族と過ごす)

仕事の一環でもある事をアピールし、デモンストレーションを兼ねていることを主張する。

とにかく事故をしない実績をつくる。(数日で復帰できる中破はばれないのでノーカウント)

とにかくクルマにお金をかけない。





などである。

無欲に徹し、時間を掛けて行動で示すことでしか、今の立ち位置を築けなかったと思う。


ふん、ヲレからクルマを奪ってどうする。

暗い部屋で活字だけを追い続ける読書馬鹿になるか、やたらと熱帯魚ばかり買ってきて家を水槽だらけにする根暗なお父さんになるだけなのだ。

ポリプテルスとかいっぱい買ってくるんだぞ!



ま、それもいいのかも知れないけどね。。

クルマってのは使い方を誤ると危ねぇからね・・・
事故で死んだり死なせたり、みたいなネガティブなイメージが付きまといがちだけど。


その難しい機械をいかにもっと正しく、いかにもっと正確に思い通りに動かせるようになれるか。
そういうことに没頭しているのが本当の走り屋なんだろう。


只々ぶっ飛ばすスリルを楽しんでいる輩とは違う。


安全面のレパートリーを増やす努力に、面白みを感じているだけなのだ。
つまりこれらは訓練なのである。

クルマなんてどうせ一生乗らなくてはならないのだから、
誰よりも高い技術を持って操縦できればそれに越したことはない。


だったら、ハンドルを握る限り学ぶことを放棄してはいけないのだ。


走り屋かどうかは気持ちの問題だ。

インプやスカイライン、セブンなどに乗っていなくとも、運転を楽しみ追求する気持ちがあるかどうか。


ヲレは家のR2やミニカトッポに乗ってたって、ピッチングやヨーを計算してタックインさせたり、
サイドターンさせてみたり、コンビニの行き帰りでブレーキがシューシュー言っちゃうよw



それでも、ヲレはお父さんだからな。


ヲレの為だけに走ってる訳じゃない。


alt
彼らを安全に運び、彼らの夢を紡ぐために

今日も明日も走るのだ!


alt
altあと仮面ライダービルド









Posted at 2018/02/10 02:29:41 | コメント(6) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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