
日曜日には少し時間を貰って、GCの簡単な整備をしたんだ。
ブレーキフルードの交換と、応急処置で終わっていたシフトボールジョイントの再交換。
つい先日も、ペダルタッチが悪くなったのでクラッチフルードの交換を済ませている。
単純な整備ばかりだが、こういう事をきちんと出来るかどうかが、長く乗れるかどうかの鍵となるのだ。
エキマニ周りを社外にしたばかりと言う事もあるしね。
マッキーの一件もあるし・・・今のままの仕様で大丈夫かどうか、点検の意味合いも大きい。
当分は経過観察をしていこう。
クルマが炎上した奴が身近に多すぎるのだよ。
そして、その殆どが単純な整備ミスであることが多い。
多くのスバル乗りで見られる炎上事案は、社外エキマニのバンテージに漏洩オイルが掛かってしまう事が大半だが、FCとかFDあたりのRX-7が良く燃えてるのは電気系統の火災だったりする。
昔、環七でFCが燃えてるのを見た。
社外フォグのリレーハーネス関連から出火したらしいという所までは聞いた。
燃えながら、左右のリトラクタブルがちぐはぐにパカパカ動いてるのが気持ち悪かった。
あと、ジムカーナで一緒に走っていたFCが燃えだしたこともあったな。
割とよく出火するらしく、農家で使う散水機のようなものを持参していてそれで消化していたw
ノリさんのFDも燃えかけた事があると言う。
これも自分で配線したというHIDのキットあたりから火が出たというのだ。
たまたまコストコで買い物してきたエビアンで消火したという落ちだった。
兎に角セブンはよく燃えている印象w
これらが単なる整備不良なのか、そもそもヘッドライト周りのヒュージブルリンクに問題があるのかは判らないが、電気火災は一気に燃え上がるのが怖い。
オイルフィルターの規格外使用とか、オイルクーラーのホースが角を跨いでたなんてのは、整備ミスというよりは確信犯なので、反省の余地はないがw
それでも単純な見落としひとつで二の舞になる可能性は充分にある。
何しろ、EJってのはエンジンの一番下部にエキマニがあるからね、ヘッドカバーパッキンやカムシールからオイルが漏れてきてもエキマニに掛かってしまうし、オイルフィルターもエキマニのど真ん中にある。
等長エキマニやフロントパイプのチューニングは、EJ乗りに於いての真骨頂である。
とても効果があるので魅力的ではあるけれど、あのレイアウトではバンテージを巻かない訳にはいかないからね・・・跳ね返ってくるリスクもとても大きいと言って過言ではない。
それ相応のリスクヘッジを実行できなければ、手を付けるべきではない部分だ。
愛機が本当に燃えてしまいますからね。。

クラッチのペダルフィーリングの悪化は、レリーズフォークのリターンスプリング脱落のせいだった。
振動でレバーが振れてしまうので、
オペレーターのピストンが押し戻されてノックバックのようなタッチになってしまう。
何回無くなっとんねん、このスプリング。
3、4回は無くなってるな。

フルード交換を怠ってもかなりタッチが悪くなるので、一応やっとこう。
そして面倒でもオペレーター外してニップル上向きで作業しないと、中のエアが全然抜けません。
(ニップル閉じてダブったらダメよ。)

そして、ガサゴソと家から探してきたスプリングを取り付けして、片側をひん曲げてカシメとこう。
これで脱落は無くなるでしょ。

去年の運動会から換えていないブレーキフルードを交換し、足回りの点検やら下回りの点検、特にエキマニ周りの熱害やオイル漏れなどを重点的に点検しました。
うん、まぁ問題は無さそうだけど、やはり車高が低いなァ・・・
エンジンのダウンプレートのせいでさらに3ミリメンバーごと下がってるので、なおさら感じるな。
STiの純正形状ダウンサス仕様はスタイリング的には結構気に入ってはいたのだけれど、そろそろオワコンな雰囲気だな。
サスストロークが無く限界が低いという事だけでなく、
雪でも腹がつかえるし、極力下回りヒットの可能性を減らしたい。
しかし、GC8のダウンサスでない純正形状サスはほぼ絶滅したな・・・

あとは、
雪山ですっぽ抜け→
修理→
再びすっぽ抜け応急処置
で終わってたシフトボールジョイント。

適当なピンを横から串刺しにして固定しているのが滑稽だが、今日までこれで走り切ったw
先ず、最初のレバー抜けの原因を理解できていなかった事が、きちんとした修理につながらなかった原因である。
ジュラコンで出来ているシフトレバーの支点のボールとハウジングなどが、減ってしまった事で抜けてしまったという事ではなく、抜けないように口を絞っている留め具(ただの針金)が脱落してしまった事によるものだったという事。
脱落によって無くなったものに気付けず、修理の際に施工できなかった。
あとは、ハウジングを固定する外掛けのスナップリングの装着の難しさがある。

まぁ、結論から言うと・・・車体に装着状態での作業がほぼほぼ無理という内容だった。
ぱっと見は、ハウジングを取り換えてスナップリングひとつじゃん。
と高を括ってしまうが、どうにも難しい。
手は入るのだ、あとはスナップリングを留めるだけ・・・という所まで行って、リングの溝が下から出てくる所までハウジングを押せない。。
どんなに頑張っても、少しだけ見えてる溝にとば口で引っかかったりするだけで、パチンとしっかり入らない。(前回はこれに騙されてしまった・・・)

素直にシフトロッドごと取り外して、大型バイスにセットしてハンマー使ったりデカいボックスつかったりして漸く入るレベルの話でした。
22万キロも乗ると、考えもしなかったような所がダメになるなぁ・・・
もう直ぐヲレの運転だけで20万キロ乗った計算になるのか。
乗れるもんだね。
まぁ、色んな所が壊れたし、壊したし、全部直したよね。
(このクダリは最早定期的にやってますが・・・)
エンジンももう、何回降ろして直したか覚えてないけれど、腰下は3基目だよな。
ヘッドも1回オーバーホールしてるし、
タイミングベルト交換なんかも、そろそろ3回目を実施しなければならない。
ハブも弱いから、しょっちゅうベアリング替えたり、アーム類のブッシュ換えたり、ダメになると言われている所はほぼ全てダメになったかな。
放置に放置を重ねてそろそろ限界なのは、ウェザストリップの類かな。
痩せすぎて風切り音がするようになってきた。
今思えば、エクステリアも結構変わったな・・・
ヘッドライトやバンパーも後期のものを移植したし、サイドステップだって後から付けたんだった。
基本ノーマルであまりモディファイを加えない方針だったので、ホイールを換えたり、HIDのランプを使ってみたり、と言うのは本当に割と最近の話である。
そして、ここにきて
シムスのエキマニに、フロントパイプ。
基本ノーマルが聞いてあきれるなw
ぶっちゃけもう何でもありでいいと思っているので、ロールケージ入れたり、207換装などもやぶさかではない所存です。
まぁ、基本的にただチューニングと言うのをしないので、壊れない限り、
直したりモディファイしたりはないかな・・・
その姿勢は変わらない。
(時間が無いから)
矢鱈やる気を見せない事で、長く乗ってこられたんだと思う。
ずっと本気でバチバチやってたら、こんなには持たんよ。
ヲレは8年前に結婚をして、4年前に長男が生まれた。
けど、クルマに対するスタンスは特に変わっていない。
妻がクソ真面目な性格のお嬢様育ちなので、峠の走り屋みたいなスタンスを看過の目で見てくれたことはこれまで一度もない。
けどまぁ、完全に取り上げられなかったのは、
こちらとしても一定の配慮を払ったからだと思っている
毎週毎週馬鹿みたいに行くことは止め、年間数えるほどに留める。(活動費を抑える)
修理や走りが家庭内のイベントと極力抵触しないようにし、万一朝帰りであっても翌日の日中に絶対影響させないようにする。(寝て終わらせず家族と過ごす)
仕事の一環でもある事をアピールし、デモンストレーションを兼ねていることを主張する。
とにかく事故をしない実績をつくる。(数日で復帰できる中破はばれないのでノーカウント)
とにかくクルマにお金をかけない。
などである。
無欲に徹し、時間を掛けて行動で示すことでしか、今の立ち位置を築けなかったと思う。
ふん、ヲレからクルマを奪ってどうする。
暗い部屋で活字だけを追い続ける読書馬鹿になるか、やたらと熱帯魚ばかり買ってきて家を水槽だらけにする根暗なお父さんになるだけなのだ。
ポリプテルスとかいっぱい買ってくるんだぞ!
ま、それもいいのかも知れないけどね。。
クルマってのは使い方を誤ると危ねぇからね・・・
事故で死んだり死なせたり、みたいなネガティブなイメージが付きまといがちだけど。
その難しい機械をいかにもっと正しく、いかにもっと正確に思い通りに動かせるようになれるか。
そういうことに没頭しているのが本当の走り屋なんだろう。
只々ぶっ飛ばすスリルを楽しんでいる輩とは違う。
安全面のレパートリーを増やす努力に、面白みを感じているだけなのだ。
つまりこれらは訓練なのである。
クルマなんてどうせ一生乗らなくてはならないのだから、
誰よりも高い技術を持って操縦できればそれに越したことはない。
だったら、ハンドルを握る限り学ぶことを放棄してはいけないのだ。
走り屋かどうかは気持ちの問題だ。
インプやスカイライン、セブンなどに乗っていなくとも、運転を楽しみ追求する気持ちがあるかどうか。
ヲレは家のR2やミニカトッポに乗ってたって、ピッチングやヨーを計算してタックインさせたり、
サイドターンさせてみたり、コンビニの行き帰りでブレーキがシューシュー言っちゃうよw
それでも、ヲレはお父さんだからな。
ヲレの為だけに走ってる訳じゃない。
彼らを安全に運び、彼らの夢を紡ぐために
今日も明日も走るのだ!
あと仮面ライダービルド