
木曜日、塗装の傷んだ雨戸の塗り直しをしようと、明け方から一日ペンキ塗り。
2度塗りしなくてはいけないところ、暑さと直射日光にやられて、1度塗りでダウン。
疲れて寝てしまったのですが、明け方3時過ぎ、ユメウツツに走りに行かなきゃと思いながら目が覚めました。
先週 ちょっと不本意なツーリングになってしまったのが無意識に気になっているのかも知れません。
いつもなら、目が覚めたらスパッと起きられるんだけど、カラダもアタマも寝ぼけたまま。
ホントは走らずに寝ていたい。
「肩の痛みは温泉で治せるんじゃない?」なんて理由をこじつけて、いやいや起きました。
寝てりゃいいのにね。
ガサゴソしているうちに、少しアタマが起きてきた。
朝から蒸し暑いなぁ。
もう30℃だよ。
先週はケアマネさんとの打ち合わせがあったすぃで、時間の余裕もなかったから、気分的に落ち着かなかったね。
今日は道の駅 池田温泉を起点に、周囲を走ってみようかな。
05:25
天気予報だと昼過ぎまでは保ちそう。

交通量はそれほど多くないけど、この30分1時間で激変するんだろうな。
まだカラダが寝ている感じで、飛ばす気にはならなくて、60km/hぐらいの流れについていきます。

木曽三川の堤防道路は、あちらこちらで工事。
平地にはスロープやトンネルを作っている場所が数か所あるから、新しく橋を掛けるんだろうな。
この見慣れた景色も少しづつ変わって、思い出すこともなくなるんだろう。
これらが完成する頃には、オートバイを降りているかも知れないと思うと、ちょっと寂しい気がします。
堤防道路を走っていると、それこそ5分か10分ごとに神社が見えます。
どこに止まっても、周囲を見渡せば、あそこにもあんなところにも、と。
これまで立ち寄ったのは、ほんの3つ4つ。

今日はここ寄ってみましょう。
06:35
八幡神社。
この神社には狛犬がいない…
と思ったら、こんなところに。

こんなふうに社と一体で彫られた狛犬を見るのは初めてです。
ここに住んだこともなければ知り合いがいるわけでもありませんが、こうして神社にいると、通りがかった近隣の人と話すこともあります。
そういうことがあると、とても近しい土地のように感じられるんです。
07:40
いつものように幹線路を離れ、のどかな道を走ります。

ふと見ると、異様な光景。
山がえぐれて無くなってます。
石灰を製造する工場があるみたい。
それにしてもすごいな。
70,80年前は、つながった山だったろうに。
07:40

紆余曲折しながら、なんとか道の駅に到着。
トイレに寄る人や、運搬先が開くまでの時間調整らしいトラックが数台。
今日はまず国見峠へ向かって、滋賀方面に抜けることができれば、グルリと一周してまたここへ戻る予定。
とりあえずは行ってみましょう。

池田町を一望できる場所にある、霞間ヶ渓公園。
苔むしたベンチからして、ここでゆっくり過ごす人はあまりいないのかも知れません。
公園に入ってしまうと、池田町が見えなくなってしまうのが残念。
桜の木がたくさん植わっているので、春にはキレイだろうな。
08:10
県道32号線で西に走ると、「小島城址、天空の遊歩道」の案内板がありました。
これは行かなくちゃ。

ん?でも、前も来た気がするんだけど気のせいかな?
08:30
あらら、ここって「
岐阜のマチュピチュ」じゃない?

一望できる場所まで行きたいところだけど、それなりの距離を歩くことになります。
また温泉に入れなくなっちゃいそうなので、ここから眺めるだけにしておきます。
08:40
再び32号線。

立入禁止なので入りませんが、そそられる建造物。
どうも
鉱山の跡のようです。
09:00
ここ、すごいんです。
周囲は30℃超えなのに、この一角だけ寒い!
見れば霧がかかってるじゃないですか。
もしかしたら気温じゃなくて、別のもののせいで寒く感じていたりして。((((;゜д゜))))アワワワワ
着ているのは冷感シャツじゃなくて、霊感シャツだったりして。
国見峠

すいぶん前にタカくんと来たことがあるけど、昔と変わらない眺め。
09:15
一部で路面に砂利が被っているけれど、大半が普通に走れます。

たぶん、道としてのメンテをやめてしまったので「通行止」なんでしょうね。
順調に走って、もうじき滋賀…
というところで、ほんとに通行止め。

何やら検査などしているようで、作業している人が腕で大きなバッテンしています。
国見峠から9キロ。
あぁ、あと1キロぐらいで「あっち」なんだけどな。
まぁしかたありません。
がっぽりクレバスとか、崖っぷち、崩落しているとかいった道じゃないので、引き返すのも気楽です。
09:50
春日まで戻ると、右折する道がありました。
同じ道を戻るのもなんなので、この県道257号線を走ることにします。
10分ほど南下した、古屋地区。
山間の静かな集落です。
多くの建物は古いですが、大きくて立派。

今ではもう手に入らないだろう窓ガラスが、昭和初期中期を思い起こさせます。
10:50

しばし走るとT字路に突き当たり。

ふるさと沙羅林道と書かれています。
正式名は林道 池田~明神線なのでしょう。
林道に別名があるなんて、珍しいんじゃないでしょうか。
一般に開放された民有林林道も少ない気がします。
南側はよくわかりませんが、北側は春日村から池田町の町境を、見事にトレースしています。
道の駅へ行けそうな左へ。
そろそろ温泉に向かわないと、また昼ご飯逃しちゃいそうです。
11:10
適度なアップダウンがある全舗装の快適な道。
緩やかな坂を登りながら、ふと振り返ると、素晴らしい展望。
気づかず通過してしまったので、引き返しました。

一枚の写真に切り取ってしまうとそれほどでもないのですが、坂を登りきって下り始めると、急に視界が広がります。
思わず「お~~」と唸ってしまいました。
このルートは池田町側から春日村に走るのが正解ですね。
一般林道を整備して開放しているのは、この景色を観光のひとつにしようという目論見があるのかな。
林道に別の名を与えたのも、そんな意図なのでしょう。
11:20

この林道は山の稜線にあって、こうした景色を何度か楽しむことができます。
10年20年経つと、植樹された木が景色を隠してしまうかも知れません。

池田町近くは、路面の補修工事中。
時間制限があります。
暑い中、木を伐採する作業。
ご苦労さまです。
開通時間まで、あと少し。
丸太を切断してトラックに乗せる作業を、遠巻きに眺めて待ちます。
通行止めのパイロンをよけに来た人が
「トライアルやるんですか?」
と声をかけてくれました。
「やってみたくて買ったんですけど、とてもそんな技量はありません。」
12:05
県道53号線で関ヶ原へ。
あまり考えもなく、昼を過ぎちゃうとか言いながら、違う方へ走ってますね。

このあたりも拡幅工事が始まるのかな。
名古屋のウチの近所よりも、はるかに整った街になりますね。
12:20
水晶の湯、駐車場に到着。
けっきょく昼をだいぶ回ってしまいました。
13:20
6年ぶり。
広い駐車場には、車が8台。
平日とは言え、あの規模で運営できるんでしょうか?
送迎バスは数分も待てば来ます。

あれ・・・
待合所に張り紙
「レストランは休業中です」って。
13:20
聞けば、レストランのテナントを募集しているけれど、まだ再開の目処が立たないそうで。
コロナの影響なのか、何か問題でもあったのか。
昼ご飯の時間が浮いたので、露天風呂に入ったり、水風呂に浸かったり小一時間。
遠くに名古屋の街を見たりしながらノンビリ。
浴室の撮影は禁止なので、通路を。
空調の効いた畳部屋で30分ほど仮眠。
この温泉は、海津市が運営しているのでしょうか。
65歳以上の市民は入浴料350円。
喜ぶべきところでしょうけど、この利用者数では採算が合わないでしょうね。
平日でも40,50人来店しないと、レストランもやっていけないでしょうし。

風呂からも見える景色。
あぁ、ノンビリしました。
肩の痛みは、ちょっと楽になった…ということにしておきましょう。
また来ます。
15:25
帰りも揖斐川沿い。
トウモロコシ畑。

一面トウモロコシって、自分の住む環境では見ることがありません。
映画で見るようなサイズではありませんが、それでも畑に降りれば、人が隠れてしまう高さ。

東には入道雲。
かなりの広さが覆われています。
あのあたりは土砂降りなのかな。
15:50

名古屋に戻ってきました。
気温は35℃ぐらいなのでしょうが、トラックに囲まれるとなおのこと暑い、いゃ熱いと書くべきか。

帰着~
16:55
先週はスッキリしない気分で帰ってきましたが、今日はいい気分。
本日走行:290km (GPS距離268km)
消費燃料:5.30L

帰宅後、部屋の窓を開けパッパにして、1時間。
ぜんぜん下がらないので、エアコンのお世話になりました。
全工程
池田町・揖斐川町・垂井町周辺
