東京 国立 分譲マンション解体 問題で感じたこと

東京 国立 分譲マンション解体 「積水ハウス」が説明文書公表 という各種報道を見て積水ハウスの公表した経緯などの説明文書には「本当にそんなずさんな事前検討だったの？」「本当の理由は他にあるのじゃないの？」と思ってしまいました。

今の時代コンピューター上でシュミレーションができるのですから、建ててみなければ景観が分からないなんて馬鹿なことはないでしょう。

「計画当初より富士山の富士見通りからの眺望に対して多くの声をいただき、十分な協議を重ねる中で2回にわたる設計変更を行い、地域に配慮した設計を目指しました」ということで建設を進めていき

完成直前になって富士山の眺望に与える影響を再認識したとして「現況は景観に著しい影響があると言わざるを得ず、本事業の中止を自主的に決定しました」って再認識って何なんでしょう。

反対運動もあってシュミレーションなどもしてあらゆる面で検討したはずでしょうが「特に遠景からの眺望に関する検討が不足していたことが引き起こした事態」って「近くから見たらOKだけど遠くからみたらダメだった。」って遠景からの眺望のシュミレーションをしていなかったってこと？

そんな訳ないでしょ。

大手企業の説明とは思えません。

建築計画時と現在との世の中の意識の違いを考慮して損害よりも企業イメージを優先したのか、それとも政治家などを使った裏からの圧力がかかったのか。

企業が損をするようなことを率先して行う訳がないでしょうから解体による損害よりも優先する何かがあったのでしょうね。