信号のない横断歩道では、歩行者が横断しようとしていればクルマやバイクは停止しなければなりません。停止しなければ交通違反となり、行政処分が2点、罰金9000円です。ましてや衝突して事故など起こしたら、ほぼ間違いなく100:0でクルマ側の責任となります。
そういう観点から信号のない横断歩道は歩行者の「聖域」なので注意を払っているのですが、わたしがいつも通るたびに「危険だな~」と感じている信号のない横断歩道があります(写真)。場所は千葉県の国道16号、白井交差点の近くにあります(
Googleマップ)。
国道16号を走ったことがある人なら「エッ、あの国道16号に信号のない横断歩道があるの!?」と驚くでしょう。片側2車線でトラックやダンプ、トレーラーなども大量に走るあの道路ですよ。
交通ルールに照らせば、歩行者が横断しようとしていたら停止しなければなりません。けれども実際には、歩行者にとっても間違いなく命を落とす可能性が非常に高いし、停止したクルマが後ろから追突される可能性も非常に高いという、誰の得にもならない危険なだけの横断歩道です。
信号機を追加するか、横断歩道をなくすか、どちらかにしたほうがいいとは思います。でも、そもそもなぜこの場所に信号のない横断歩道が成立したのか? もしかしたら、有効に使われている時間帯があったり、成立した背景には理由があるのかもしれません。
これ以外にも危険な信号のない横断歩道があると思うので、ご注意あれ…。
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ドライブ | クルマ
Posted at
2020/07/18 22:28:56