ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
三菱電機(MITUBISHI)の真空管ラジオから、
「5P-730」であります。
前回、本体カラーが
ブラックのモデルをアップしましたが、今回は、お洒落で落ち着いた感じのwライトグリーン色のラジオであります。
(`・ω・´)
発売は
昭和34年、当時の定価は
現金正価6450円・
月賦6900円でしたが、大手メーカーのラジオと比べて、残っている資料等が極端に少く、その他については一切不明であります。
サイズは、幅340mm×奥行120mm×高さ140mm、パッと見は小型ラジオのやうにも見えますが、実際は意外とボリュームがありまして、少々邪魔な横幅でありますねー
( ̄ー ̄)σ
使用真空管はmT管
12BE6-12BA6-12AV6-35C5-25MK15、、ヒータータップの無い
「25MK15」真空管が使用されており、パイロットランプの設置では、回路的に珍しい構成となっております。
フロント全面をクリアパーツで覆ったスクエアな造形の本体はとても良い雰囲気で、スピーカーグリル部分のゴールドの円盤が、無暗に偉そうで最高でありますよねーw
( ̄◇ ̄)♪
中央の赤い
スリーポイントダイヤマークや、控えめに表示された
「MITUBISHI」の文字も良いアクセントでして、大手メーカーと比べても、ぜんぜん見劣りしておらず、とても良いカタチであります。
この頃の三菱ラジオは洒落たデザインも多くて、お気に入りのメーカーさんなのですが、例によってあまり売れなかった模様でして、オークションなどにも、ほとんど出てこないのは残念であります。
そんなわけで、今回もオクで格安で入手となりましたが、いつものやうな
ジャンク品ではなくて、なにやら、
すごく手が入った感じのするラジオでありました。
入手の難しい
「25MK15」整流管は、ダイオードとセメント抵抗を組み合わせた
代用真空管が使用されておりまして、これだけでも、ビックリでありますよねー
真空管の台座部分のガラスを、下からニミリ程度残して器用に切り取り、その部分にパーツを半田付けしており、いやいや、こんなの初めてであります。
電源ケーブルとコンセントも今風のパーツに交換済みで、ツマミは一個だけ
新しめのモノに交換されており、プラ製の筐体も
水色で再塗装品のように綺麗でありました。
問題なく受信していると云うことでしたが、さすがに、
得体の知れない魔改造が施されたようなラジオは、ダレも欲しがらなかったみえて、わずか
2000円ほどで落札となりますた。
( ̄▽ ̄)b
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアとなりましたが、意外なことに、シャーシーはほとんど手が入っておらず、
オリジナルの状態なのでありました。
w( ̄o ̄)w
また、再塗装されたやうに見えたプラ製の筐体も、写真映りの関係で水色に見えていただけでして、
ライトグリーンのオリジナルのプラ面なのでありました。
ということで、ACラインのペーパーコンデンサーを交換、コンセントは三菱の純正品に交換、さらに
「25MK15」真空管を、手持ちの中古良品に差替えてやりました。
(`・ω・´)キリッ
結局、これだけで、とても良い音で鳴り始めてくれましたが、例によって、どうやってもボリュームが絞り切れなくなっており、速攻でw新品のスイッチに交換であります。
( ̄^ ̄)b
あとは、怪しい
ペーパーコンデンサーを数個と数値が上がっていた抵抗を交換、半日ほどエーシング(均し運転)を行って、とりあえずシャーシのレストアは終了であります。
(⌒∇⌒)σ
意外と綺麗な筐体は換気扇クリーナー攻撃、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、ハゲハゲの周波数目盛板背面(白色の部分)にタミヤのグランプリホワイトを吹いてやりますた。
一個だけ紛失したツマミは、オリジナルと似たようなデザインのツマミをジャンクボックスから発掘、三個とも交換してやって、やっと完成となりますた。
( ̄o ̄ )ノ
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によってAMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、さすがの
ダイヤトーンスピーカーですよねー、とても良い音で鳴っております。
ささ、ということで、今週も始まってしまいますた。
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2019/09/24 23:53:26