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これはフランス王妃マリー・アントワネットが愛したと言う、アルザスのお菓子(と言うかパン)のクグロフ…

アルザスなのでフランス菓子と言うよりはドイツ菓子に近い素朴なもの…

ドイツやオーストリアにもあるみたいです。

ちなみに、これはフランスのものではなくて鎌倉にあるパティスリー クグラパンと言うお店のものです。


まあ、他でも売っているものなのかもしれませんが、気分ですよ気分(笑)


パンがなければお菓子を食べればいいじゃないの…

日本語で言ったわけじゃないけれど、あまりにも有名なお言葉で、贅を極めたフランス王妃がいかに民衆の暮らしと乖離していたかを端的に示す言葉になっています。

今だから子供だって「なんて馬鹿なのか」と笑いますが、当時の本人は極めて真面目で、「自然に帰れ…」の思想に感化されて、宮殿内に田舎風の建物を建てさせて、農家を再現して、農民まで住まわせて田舎暮らしを楽しんだと言うのですから、今で言う立派なナチュラリストですよね。

だから、国民に寄り添っていないなんて、これっぽっちも考えていなかったのではないか…


それが二百年、三百年と経過すると、すっかり物笑いのタネになり果てると…


現代の為政者が大真面目に語っていることだって、三十年、五十年も経てば、「この人はいったい何だったのか」と嘲笑を買う羽目になっているかもしれませんね。

未来を見据えて、よ～く考えませんと…ね。


おそらく、その頃も、きっと空冷911は走り続けていることでしょう。

時代を越えて…

疫病も越えて…