ミツワの小山デポに今でもあるであろう1号車…
販売車両とは違ってエンジンがビカビカというものではありませんが、しっかり調律させて絶好調…
助手席に乗せていただき、テストドライバーさんの運転でデポの周囲を一回りしてもらったのはめくるめく体験でしたよ。
その際、シビアなキャブの調整が必要だと言う話を聞き、ああ、オイラは964で良かったなぁと思ったものでした。
富士山の裾野にある小山デポは、御殿場市街より標高が高いわけで、その分も見越して調整するのだと。
まあ、そこまでしなくても走ること自体はできるわけで、さもないと、ミツワの銀座ショールームから小山デポまで走って来るまでにエンジンの調子が変わっちゃうことになってしまいます。
それだけ精密で敏感で調整の余地のあるエンジンなのだと言うことなのでしょうけれど、私のような鈍感な人間には、微妙な違いは分からないでしょうね。
デリケートとされる空冷エンジンですから、真夏の炎天下での運転は避けた方が良いなどと言われますが、人間とは違って、エンジンはとんでもない高温下で回るものですから、気にするようなものではないだろうと思っていました。
そう言えば、湿度はどうなんだろう…
今のようなじめじめした季節で湿度が高くなれば、空気の中に水分が混じって、その分空気の量が減ってしまうわけで…
そうなるとエンジンの仕事量が減る、すなわち性能が落ちるのではないかと…
私にはそこまでの違いは実感できないものの、空気は温度が下がれば下がるほど、湿度が下がれば下がるほど密度が高くなって、本来の性能を引き出すことができるようになるわけで…
季節が秋から冬へと移ろい、空気が冷えてピ~ンと張り詰めてくるような感じになると、エンジンが調子良くなったように思えるのも、あながち気のせいばかりではないのかも…
同じ空冷でも、よりデリケートなナローともなれば、エンジンの調子で季節を感じるようなこともあるかもしれませんね。
空冷に乗っていなければ、気温や湿度の変化によるエンジンのへの影響なんて、考えることもなかったことでしょうね。
Posted at 2021/06/27 13:10:48 | |
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