My first 3D print....and it failed

実際には２つ目の３Dプリントなんですが。

先日出来上がった３Dプリンターですが、一作目は本当のテストで５００円玉ぐらいの円盤を一枚試し印刷しただけでした（全てのモーター確認とノズル＆ベッドの温度確認の為）。で、動きそうだったので、フリーの３Dオブジェクト（よくベンチに使われる招き猫）をダウンロードして印刷してみました。大きさは高さが６ｃｍぐらいの小さなものですが、それでもデフォルト設定では印刷に必要な時間は２時間半の予定と出ました。これは印刷開始して１時間ぐらい経過したところ。最初は何が出来るか全く判らないのですが、１時間ぐらいで結構形になって来ました（これで高さ３ｃｍぐらいです）。

ここまで来るとちょっと使えるかもって思えてきます（嬉）。この時点で1時間４０分ぐらい経ってます。時間がかかるので当然時たまチェックします。朝だったので朝ごはん食べたりシャワー浴びたり、ちょっとお稽古事とかの合間にチェックしてました。見るたびにだんだん型になって行くのでちょっと楽しかったりします。



ところが....あと３０分ぐらいの所でチェックしたら.....猫の頭にもじゃもじゃの毛が生えてる......最初は何が起こったのか（＠_＠）？判らなかったのですが、どうもプリント中のオブジェクトがベッドから剥がれてしまって動いた様です。材質はABSを使ってたんですが、ベッドの温度は１００℃指定です。ベッドは剥がしやすい様にマスキングテープで覆ってたんですが（ネットで読んでやってみてたんです）、どうもツルツル過ぎて剥がしやすいのを通り越して印刷中に剥がれてしまったみたい。

当然印刷は中断しました。で、初めてのオブジェクトの出来上がりがこれ（悲）。でも！このベッドの問題さえ何とかすれば一応使えそうです。あとZ方向の波打ちが酷いのでこれも修正の必要がありそう（積層の縞（層は０．２ｍｍ指定しているので当然その縞が見えます）はFDM方式なのでこれ以上はどうにもなりませんが、その縞以上のサイクルで波打ってるんです：額の辺りが数ミリで波打ってるのが判ります）。これはこの特定の安物メーカーのプリンターの品質の問題でほぼ全ての人が同じ問題に遭遇するそうで、解決方法も沢山あります（ようはヘッド本体を上下させる為に左右にネジを切ったシャフトがあるんですが、それが中華品質で完全に真っ直ぐではないだけなんで、日本製とか仕入れれば良いだけなんですが、せっかくの安物なのにこんな所にお金をかけたくないのでアイディア勝負で問題解決です）週末はそれを試してまたこの招き猫に挑戦です。

これがエラーになる前の印刷中の動画です（３０秒もありませんが）。ヘッドはかなり速く動くのですが、それでも一つの層が０．２ｍｍなので時間がかかるんですね（勿論オブジェクトによっては０．３ｍｍも指定できます（私のノズルが０．３ｍｍなのでそれ以上は指定出来ませんが））。


と言う訳で金曜日、週末この３Dプリンターもやりますがほぼ仕事で潰れそう（かなりプロジェクトが遅れてしまったので）。