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凌志のブログ一覧

2016年09月30日 イイね!

日産ヘリテージコレクション見学記 その3

日産ヘリテージコレクション見学記 その3今回は1970年代です。オイルショックや排ガス規制の強化という厳しい環境下ではありましたが、国内ではケンメリスカイラインのヒット、北米ではダットサン240Z(フェアレディZ)や510(ブルーバード)のヒットにより、トヨタに対抗する実力も十分残っていました。
一方でデコラティブなデザインの当時の610ブルーバード、初代バイオレット、2代目シルビア、意欲作のチェリー等は成功作と言えなかった気がします。

フェアレディZ(初代) 北米では「240Z」として、リーズナブルな価格で買えるスポーツカーとして爆発的ヒットを果たしました。


スカイライン(4代目) ケンメリの名称で親しまれ、商業的にはスカイライン史上最高の成功作となりました。写真の車両は友人M氏が寄贈したもの。 


右 ローレル(2代目) 「ゆっくり走ろう」のキャッチコピーで、アメリカンなスタイリングで登場。写真は4ドアだが、個人的には2ドアハードトップの2000SGX、塗色はダークグリーンがお気に入り。
左 ローレル(3代目) 写真はマイナーチェンジ後のモデル。引き続きアメリカン路線を継承。


右 ブルーバード(5代目・810型) 先代より若干シンプルになったものの、ブルーバード史上では影が薄い印象。
左 ブルーバード(4代目・610型) ライバルのコロナ・マークⅡのように上級移行した4代目。現在の視点で見ると、510型から進化したという印象はあまり受けません。スカイラインと同手法でロングノーズ化した2000GTもラインナップされました。



右 シルビア(2代目) 日産初のスペシャリティカーとして発売。当初はロータリーエンジンの搭載が計画されていましたが、オイルショックにより頓挫。レシプロエンジンでの登場と相成りました。
左 バイオレット(初代) トヨタのカリーナなどをライバルにしたモデルですが、アクの強いスタイリングが災いし、成功作とは言えませんでした。


チェリー(初代) 日産車として初めて、横置きエンジンによる前輪駆動(FF)を採用した意欲作でした。トヨタが初のFF車ターセル・コルサを出すのは8年後のことで、日産の先見の明を感じます。
いかがでしたでしょうか。まだまだ続きます。
Posted at 2016/09/30 17:14:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月29日 イイね!

日産ヘリテージコレクション見学記 その2

日産ヘリテージコレクション見学記 その2今回は1950年代から1960年代の車です。
戦時中の自動車技術の空白を埋めるためのオースチン社との技術提携と、その後のブルーバード、セドリック、サニー等の誕生、プリンス自動車との合併等、日産がトヨタと並ぶ大メーカーとなる礎を作ったのがこの年代でした。




右 オースチンA40サマーセットサルーン 戦後自動車技術の空白を埋めるため英オースチン社から技術供与を受け日本で生産しました。
左 オースチンA50ケンブリッジサルーン 実車のモデルチェンジを受け1年足らずで新型A50に移行。その後の日産で度々出てくる欧州車志向は、この車が源流ではないかと個人的に思っています。


右 プリンスセダンデラックス 今上天皇が皇太子時代に乗られていた実車とのこと。
左 プリンススカイライン デラックスは、プリンスセダンの後継車として誕生。


右 セドリックワゴン (2代目)グリーンの素敵なステーションワゴン。
左 プリンスグロリア(2代目)薄墨色というか、とても綺麗で上品なボディカラー。実車のキャラクターに合っています。


右 セドリック(2代目)ピニンファリーナによるデザインは今見ても美しいですが、商業的には失敗作でした。
左 セドリック(2代目後期)前期モデルの不評を受け、大きな改変を受けました。


右/左 ブルーバード(3代目・510型)このモデルから、換気のための三角窓が廃止され、スマートな外見となります。


右 サニーバン(2代目)キャビンの明るさ、広さが特徴だった初代に比べ、2代目は大型車の縮小版的ないでたちでした。後のトラッドサニーの始祖ともいえるデザイン。
左 サニートラック(2代目)サニトラの名称で1990年代まで生産。今も人気が高いモデルです。

写真を載せきれないので、シリーズが終わったらフォトギャラリーをアップする予定です。

参考文献:日本車大図鑑(㈱カーグラフィック、2013年)

Posted at 2016/09/29 19:50:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーウォッチング | 日記
2016年09月28日 イイね!

日産ヘリテージコレクション見学記 その1

日産ヘリテージコレクション見学記 その1(前回の続き)
シャッターが開くと、こんな風景が広がっていました。見渡す限り、約300台のニッサン車。壮観のひとことで大変感動しました。
表現が適切かわかりませんが、作り手が精魂込めた車たちが「気」を発しているように思われ、一種のパワースポット的な感覚を受けました。写真では伝わりきらないと思いますが、ご容赦ください。





展示レイアウトは上記のようになっています。


まずは、1930年代のダットサンから。
当時の売り文句「明治の人力車、大正の自転車、昭和のダットサン」は名コピーと思います。
当時ハイカラなものとして、「カメラ、手風琴(アコーディオン)、ダットサン」とも称されたと聞きます。


当時の消防車。可愛いですね。


1935年ダットサンロードスター
今の視点で見てもなかなかスタイリッシュです。


同ロードスターのマスコット。ダットサンは、創業者の苗字のほか、脱兎(ダット)のごとくという意味も込められており、ウサギをイメージしたエンブレムとなっています。


手前にある黒い大きな車が、1938年ニッサン乗用車です。アメリカ、グラハム・ページ社の設備を買い取って国産化しました。
日産自動車は、ニッサンブランド車の登場により、小型車は「ダットサン」、大型車は「ニッサン」と、2つのブランド名を使い分ける時代に入りました。
後年のブルーバードやフェアレディ、サニーは「ダットサン」でしたが、オースチン、セドリック、シルビアなどは「ニッサン」ブランドでした。


1947年たまトラックのエンブレム
プリンス自動車の前身、東京電気自動車が開発した車。エンブレムを見るとひらがなで「たま」の文字が見えます。

手元に参考書がない中で、「日産ヘリテージコレクションオンライン」などを頼りに記事を書いています。壮大なテーマで、更新に手間取ると思いますが、どうか気長にお待ちください。

Posted at 2016/09/28 18:41:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーウォッチング | 日記
2016年09月27日 イイね!

日産ヘリテージコレクション見学記(序章)

日産ヘリテージコレクション見学記(序章)かねてから念願の、標記施設を訪問しました。写真の整理が整い次第、進めてまいります。
銀座に本社があった頃、トヨタ・日産と言われた2強時代があった頃を懐かしく思い出しました。


さて、駐車場に入る前の一時待機スペースに、写真の飲料水が売られていました。

ボトルにはケンメリGT-Rの写真と解説があり、キャップはスピードメーターを模しています。


さて受付を済ますと、ダイヤペット&トミカがお出迎え。ゆるーい造形のQ45が置かれているあたり、なかなかやるなと思います。

日産座間事業所のビデオを観た後、施設見学に出発します。


シャッターOPEN!この演出も良いです。この先の見学に期待が膨らみます。

(つづく)
Posted at 2016/09/27 23:25:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーウォッチング | 日記
2016年09月21日 イイね!

40年前の自分と、現在の君

40年前の自分と、現在の君写真立てに飾る用に画像を加工してみました。
ご笑覧頂ければ幸甚です。
車好きになってくれたら嬉しいな…
Posted at 2016/09/21 23:07:24 | コメント(1) | トラックバック(1) | 日記

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「@セフィロー さん、思わず見てしまいました。情報ありがとうございました。」
何シテル?   04/26 23:20
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな40代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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