• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

凌志のブログ一覧

2023年03月29日 イイね!

見送り

見送り今ミニカー界で話題となっているあの車は、今回購入見送りとしました。
なぜなら、実車と違ってグリルが大きく厚く見えるからです。
寸法にして1ミリ未満の世界でしょうが、私の思い描くあの車のイメージとは異なりました。
あの車は、3ナンバー専用ボディをまとった初めてのドライバーズカーてした。
曲線で包まれた車体はとても存在感がありましたが、グリルは同年代のライバル車とは違って至ってシンプルな造形でした。
時代も再現度も全く異なりますが、私は1/30ダイヤペットのあの車を愛玩していました。今見ると荒削りなミニカーですが、グリルは控え目でした。
ついでにいうと長年あの車を愛用しているという某女優さんですが、車以外の露出が殆んどないのも気になります。
たかがミニカーです。他人が見れば単なる置き物です。だからこそ、自分の価値観や美意識を大切にして選びたいと思ったのでした。
追伸 7thスカイラインは買います。
Posted at 2023/03/29 21:22:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2023年03月25日 イイね!

"日本のなかのアメリカ"に憧れた一人の写真集

"日本のなかのアメリカ"に憧れた一人の写真集第二次世界大戦後の日本車の台頭が起こる前、すなわち1955年にトヨペットクラウンが発売される前の東京というのは、カーウォッチングの聖地ともいえる場所だったようです。

1950-1960年代の東京・立川や、1970年代の横浜・横須賀で見かけた、アメリカ車の写真集を他市の図書館で見つけたので、取り寄せてもらいました。

カメラ片手に米兵住宅や有刺鉄線で囲まれた基地の中を撮るのは、さぞかし勇気がいる行動だったろうなあと思う反面、こっち側(昔の日本)との対比がものすごくて、また毎年のように姿を変えるアメリカ車が魅力的でたまらないものだったのでしょう。その臨場感は写真集をペラペラめくるだけでも伝わってきました。

もう20年ほど前の本ですが、戦後が遠くなるにつれて、ますます貴重な資料になってきた気がします。

自動車と言えばアメリカ車とイギリス車だった頃。日本がまだまだ復興期だった時代。実際に行く事は出来なくとも、街角のスナップショットはその風景も含めて実際に見聞したような気分にさせてくれます。

同様の書籍で、以前借りた「1960年代 街角で見かけたクルマたち」より、各車の年代別写真がありました。
フォード
alt

シボレー
alt

ビュイック
alt
キャデラック
alt


フォードは1950年、キャデラックは1952年、ビュイックは1957年が好きになりました。
当時、フルカラーで見る実物はものすごく魅力的に見えたのでしょうね。
とても楽しいタイムスリップのひと時でした。

追伸 1960年代ころまで、溜池山王付近に外車ディーラーが林立していたと人から聞いたり、本を読んだりしますが、ディーラー建物の写真が探し出せません。
どなたかご存知でしたら教えてください。

(参考文献)
写真が語る自動車の戦後(五十嵐平達)、
昭和の日本 自動車見聞録(小林彰太郎)、
昭和の東京 カーウォッチング(小林彰太郎) 等々。
Posted at 2023/03/25 07:06:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2023年03月11日 イイね!

デパート嫌いに付ける薬は…

デパート嫌いに付ける薬は…私は百貨店という営業形態が好きです。
洗練された商品、上品かつクラシックな店舗のつくり。そして何より対面販売を旨とするだけあって、困った人を助けようというホスピタリティが素晴らしい。
子どもの頃、祖母や母に連れて行ってもらった思い出を追体験して、それをわが子に伝えようと思ったのでした。
行った先は日本橋のTデパート。
開店90周年を迎えるだけあって、堂々たる店構えです。
そこで私は両手がふさがった手荷物をコインロッカーに入れようと思ったのでした。
正面玄関から入ると、コンシェルジュデスクと言うのが分かりやすい場所に設置されています。
コインロッカーの所在を聞くと、「今日は(利用者が)いっぱいですから、正面奥のクロークにお持ちください。もちろん無料です」とのこと。都会の巨大店舗をイメージしていましたが、歩くと思いのほかコンパクトで、数分で着きました。
そしてフレッシュジュースが飲みたいというわが子を地下食品売り場に連れて行きました。もちろん、場所が分からないので付近の売場の方に聞くと、なるほどそこにその店はありました。(フレッシュジュースの価格高騰には驚きましたが。。。)

デパートの1つの象徴でもあるエレベーター係(ガールではありませんでしたが)もこの店では健在です。
趣きのあるじゃばら式で、階数ボタンの下方にある装置をグルグルと回していましたので、有人にせざるを得ないのだと思いますが、そんなところもわが子に見せたいと思ったのでした。
人件費と工数削減は分かりますが、エレベーター係はデパートを語るのに欠かせない存在だと思うのは私だけでしょうか。

そして屋上に行き、玩具売り場へと案内してみたのですが、反応は…。

いまいちでした。

私が小学生だった頃の視点で見ると、
・今や屋上にはペットコーナーや遊園地、ゲームコーナーがなく、娯楽的要素が少ない。
・玩具売り場は、家電量販店の方が品揃えが豊富で、価格も安い。

という事が挙げられると思います。思い浮かんだのは物心つく前の孫を連れたバーバと行くというイメージです。

そんな現状を打破しようとしてポ○モンセンター(私はいつもポルシェセンターを想像します)を誘致したのでしょう、その手提げを持った小学生くらいの子を数人見かけましたが、経営の素人である私が言うのもおこがましいですが、それはちょっと違うと思ったのです。

繰り返しますが、百貨店、デパートメントストアの良さは、人と人が対面して商品・サービスを提供することが旨であるはずです。
子どもの頃に見た「トミカフェア」や舶来ミニカーの素晴らしさ、青年期にちょっと勇気を出して入店したブランドショップのフカフカした絨毯、そして買い物額の多寡にかかわらず、こちらの意を汲んで的確に応えてくれるサービス。
それがデパートですよね。
私はまた来たい(お目当ての北欧展には結局行けなかった)と思ったのですが、東京駅から遠いという家族が約2名。
先が思いやられますね。。。
車寄せのカーウォッチングもしてみたかったですが、叶いませんでした。
Posted at 2023/03/11 23:50:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2023年03月05日 イイね!

再読 シトロエンの1世紀

再読 シトロエンの1世紀ちょうど10年前の2013年2月に発行されたこの本を再読しました。
シトロエンの歴史は近現代フランスの歴史と重なるものがあり、トラクシオンアヴァン、2CV、DSなどが世界に与えた影響に思いを馳せながら読み進めました。
 トラクシオンアヴァンは、フェンダーとボディが別々のクラシックなスタイルながら、サイドステップを持たない低重心の前輪駆動パッケージが特徴で、そんな車は他に類を見ないというのがよく分かりました。
 2CVについては、以前、フランス車通の友人に「日本車で例えると何?スバル360のような車?」と聞いたところ、「カローラみたいなものだよ」と即答されました。私は、そうか、あの車がフランスで「自動車をみんなのものにした」のか、だからカローラなのかと納得しました。
 DSは、フロントミッドシップのエンジン配置にこだわったので、室内にまでエンジンが侵入している(おかげで、前席3人乗車は不可能となった)ことや、開発の最終段階で、リアセクションがファストバックスタイルからトランク付スタイルに変更されたことなどを知りました。
土壇場のデザイン変更でも、そのプレッシャーをものともせず、永続的なスタイリングにまとめ上げたセンスは見事としか言いようがありません。
 私の憧れSport MaseratiことSMは、日本で言えばソアラ、はたまた混血という出自からGR Supraのような立ち位置なのかなと思いましたが、否、当時はもっと壮大なロマンを持って(フランス文化を背負って立つくらいの気概を持って)世に送り出したに違いないと思い至りました。

著者は、シトロエンについての280ページに及ぶ長い考察のなかで、こう語っていました。

シトロエンは、”前衛的な実用車”という、本来なら成立しない命題を、社是のようにしてしまった。
その元祖であるアンドレ・シトロエンの経営は、存続できなくなり、その次のミシュラン時代も、その社是を持続しながら、40年がんばったが、最期には同じ状況に陥った。この命題は、たぶん根本が間違っていて、持続不可能なものに違いない。しかし次のプジョーは、ある程度の独創性を失うのとトレードオフで、持続可能なクルマづくりを保証することとなった。


時代はプジョー期からステランティス期に変わり、シトロエンは、「アバルト」「アルファロメオ」「クライスラー」「DS」「フィアット」「ジープ」「マセラティ」「プジョー」のなかの1ブランドとなりました。

シトロエンの持つポップなセンスや、ふんわりとした乗り味は今後どんな変化を遂げていくのでしょうか。
C5 Xの登場は今後のシトロエンを示唆しているようで興味深いです。新マークが掲げられるであろう次期C3が楽しみだなあと改めて思ったのでありました。
Posted at 2023/03/05 15:40:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2023年03月04日 イイね!

スバルサンバー

スバルサンバー今流行りのカラーをまとったサンバーを見かけました。
クラシックでもワーゲンバスでもワズでもない普通のモデルですが、それが逆に新鮮に映りました。
RR方式、4気筒エンジン、4輪独立懸架など、メカニズムの素性の良さは赤帽サンバーで実証済みですね。

ちょっと欲しくなりました。
Posted at 2023/03/04 14:41:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーウォッチング | 日記

プロフィール

「@セフィロー さん、思わず見てしまいました。情報ありがとうございました。」
何シテル?   04/26 23:20
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな40代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2023/3 >>

   123 4
5678910 11
12131415161718
192021222324 25
262728 293031 

リンク・クリップ

納車から2年半 ー VW ゴルフ7の素晴らしさをここで改めて言っておこう 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/03/22 19:07:40
 
Discover Pro のアルバム画像を変更する 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/31 09:21:46
「世界最小のV6エンジンをMTで愉しむ!」 バブル期のミツビシは相当にブッ飛んでいた【ManiaxCars】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/09/11 22:12:49
 

愛車一覧

フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
2015年2月に買い替えました。限定車のPremium Editionです。約300万円 ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
初めての愛車。高回転型エンジン、低いボンネットなど印象深いです。サンルーフ付(スライドの ...
ホンダ シビックフェリオ ホンダ シビックフェリオ
1500VTiのカーオブザイヤー受賞記念車。特別装備のパワーシートに惹かれ購入。色(ダー ...
フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
初の新車+ドイツ車。 日本車との違いを良い部分も悪い部分も知りました。 買った当初はゴワ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation