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凌志のブログ一覧

2023年11月23日 イイね!

クラウンスポーツ試乗~クラウンらしさって何だろう~

クラウンスポーツ試乗~クラウンらしさって何だろう~ この車がディーラーの店頭に停まっていて、一目ぼれしてしまった。
「あぁ、これが新しいクラウンか。買う買わないは別にして、とりあえず乗ってみたいな」というのがファーストインプレッションだった。
 ディーラーの人にもその旨伝えたうえで乗ったのだが、車中で話しを聞くとクラウンスポーツはこの販社では抽選販売との由。GRカローラ等の特別モデルではない普通のカタログモデルなのに、何だかおかしいなと思った。
 クロスオーバー型が、乗ってみたらいつものクラウンだったという評をあちこちで聞いていたので、これもそうかなと思っていたが、残念ながらあてが外れた。
 この躍動的なスタイリングに惚れても、乗って癒される上質な乗り心地なわけでもなく、イージークローズドアなど高級車ならではの細やかなディテールもない。
 それでいて乗り出し650万円超という価格はどうだろう。
 この車は、クラウンブランドの若返りという金看板を背負ったイメージ商品だったというのが偽らざる感想だ。改めて思う。クラウンらしさとは一体何なのか。幻想なのかそもそも虚像だったのか。
 黄色いド派手なクラウンスポーツに乗って、「いつかはクラウン」なんて時代もあったねとしみじみ思った。
Posted at 2023/11/23 18:29:19 | コメント(2) | クルマレビュー
2023年11月21日 イイね!

ACC愛知交換会と、カタログの手入れ

ACC愛知交換会と、カタログの手入れ恒例のカタログ交換会に行ってきました。

いつも今回は放出だけ、手ぶらで帰るぞと誓うのですが、結局1.5倍くらいのカタログを頂いてきてしまいました。

いつもながらのこの光景。私にとっては第3の居場所です。皆さんの車もこだわりとバラエティに富んでいます。
やっぱり好きな車について語り合ったり、カタログの入手手段について情報交換できる場は楽しいし有難いなあと思います。
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いつも会を運営して下さる皆様、カタログを提供して下さった皆様に感謝です。

今回はトヨタと日産が張り合っていた頃の、双子車、三ツ子車などのカタログをゲットしました。
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ところが、一つ問題が。貴重な古カタログたちですが、よく見ると数冊でカビが発生しているではありませんか。

そこで、コットンパフ(白いウエスでも可)に無水エタノールをちょっと浸して、20—30分、ポンポンと軽く叩いていったら、まあまあ綺麗になりました。こういうコツコツ系の作業好きだよね、と家人に褒められました。

1日後、まだまだ臭いが取れません。天日干しや臭い取りを試してみようかと思います。


入手したカタログをちょこっと紹介。
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パルサーミラノX1、歴代のアルファロメオをバックに黄色のボディカラーが良く映えます。
世界最悪の車大全に掲載されるほど、いわくつきの日伊合弁車「アルナ」ですが、そのエッセンスを降り掛けたパルサーの何ともお洒落なこと。緑色のシートが良かったなあ。
アルナは日本にも生息しているらしいですが、日産の「どんがら」にアルファのパワートレーンは意外や意外、悪くないとの評もあります。それに加えて、歴代チェリー・パルサーの開発を率いた千野甫氏(故人)に拠れば、「アルナは4年間のプロジェクトで、販売目標も達成したから失敗ではない」とのネット記事も出てきました。

今こんな車があったら是非乗ってみたい。現地撮影の凝った当時のカタログからは、日産の社運を賭けたプロジェクト(多分に政治的要素あり)や、提携したからには何かの成果を出そうと奮闘した開発陣の意気を感じたのでした。
Posted at 2023/11/21 06:29:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2023年11月12日 イイね!

トミカ鑑賞~こんなのクラウンじゃないと思っていたけれど

トミカ鑑賞~こんなのクラウンじゃないと思っていたけれど内心思うことあり行かなかったジャパンモビリティショーだが、記念トミカというのをフリマサイトで1台買った。

11月現在でまだラインナップされていないクラウンクロスオーバーだ。

当初嫌悪感しか感じなかったスタイリングだが、机の脇に置いておいたらだんだんと見慣れてきたから不思議だ。

丸くて黒いリアエンドはまだ苦手だが、フロントエンドとサイドビューはまあいいかと思えるようになった。トミカはその特徴をよく捉えている。

長い伝統と歴史を誇るクラウンだが、よくこんな形でゴーサインが出たもんだと思う。
一方で思い返せば最盛期のクラウンはどこかギラギラした、アクの強さ、押し出しの強さを感じていたものだ。

今回のクロスオーバーにはそれがある。
たまに170系などを見かけると「やっぱりこっちだよね」と思うのだけれど、時代は変わったのだ。
クロスオーバーを目で追っていると、自分より若いユーザーが乗っていたりする。

トミカを前に、目を慣らしていく。好みではないが、不思議に心に引っかかる存在。そんな行為がなぜか愉しいのだ。
Posted at 2023/11/12 05:44:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2023年11月11日 イイね!

「どんがら」を読んで

「どんがら」を読んでかのグランプリ出版から上梓されたら「トヨタ86&GRスープラ開発の軌跡」というタイトルになったかと思われるこの本、車のエンジンに喩えたら、全域で淀みなく湧き出るパワーとトルクの海というべき筆致で、どこから読み始めても飽きさせないのはさすがである。著者の別作品も読んでみたいと思ったし、GRスープラの直6にも試乗してみたくなった。

この本の主人公である多田哲哉氏という方は転職してトヨタに入られたということもこの本を読んで初めて知った。

かつて一世を風靡したNHKの「プロジェクトX」のように、後味が爽やかな86の開発ストーリーに比べ、日独合作車であるGRスープラのそれは複雑な背景があり、両国の仕事の進め方や意思決定の違いが浮き彫りになりながらも、難産の末に一台の車にまとめあげた手腕は凄いとしか言いようがない。
多田氏の凄いところはトヨタとスバル、トヨタとBMWという同業他社を股にかけ、前代未聞の製品を作り上げたことにある。

チーフエンジニアともなると部下の育成や上司(幹部)への根回し、そしてトップの了承と、政治的な力も利用しつつ事を進めていく必要もあるし、一方でひとりで仕事を抱え込んでもせいぜい2‐3馬力にしかならない、ならば10人に割り振れば前者の何倍かの成果を上げることができるといった生産性・工数に着目することも重要だ。
そんな泥臭い日々にまみれながらも、自動車の開発は数字数字数字、データデータデータの集積であるともいわれる(By福野礼一郎氏)。

トヨタをはじめ、日本のものづくり企業の凄いところはベンチマークさえあればどんな製品だって作ってしまうというところにあると思う。

では、ベンチマークが無かったら…
レクサスLS400もマツダロードスターもホンダNSXも日産GT-Rもこの世に出なかったかもしれない。

そのあたりが日本の弱みなのかもしれないな、とこの本を読んで改めて思った。
また近いうちにトヨタ博物館でも行って、世界の自動車の歴史を振り返ってみなければ。
Posted at 2023/11/11 00:14:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「@セフィロー さん、思わず見てしまいました。情報ありがとうございました。」
何シテル?   04/26 23:20
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな40代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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