凌志のブログ一覧

Ｗｅｂ検索したら、大好きなベーシックカー、ｕｐ！の試乗車があるというので訪問したら、2013年式の中古車だった。
価格はコミコミ80万円。
パワーウィンドウは片側しか付いていないし、ASGの癖も強い初期型かぁ、と失望して乗ったら、やっぱりあった欧州車風味。
外観は少しくたびれていたが、機関は好調な模様。素直に運転が楽しいと思える。
営業マンによれば、ｕｐ！はもう生産終了の由。中古車も、後期型は置けばすぐに売れてしまうとのこと（意外！）。
ヤードに連れて行ってもらったら、確かに納車待ちのタマが数台あった。
ティールブルーの4ドア、Move up!が真剣に欲しくなったけれど、帰りしなゴルフのドライブフィールを改めて堪能してみる。
乗り心地は心なしかヘタッた気がするけれど、秀逸なDSGのマナー、適度にパワフルな1.2ℓターボエンジン、精緻なハンドリングは健在だった。
ゴルフは罪作りな車だ。
乗っているうちにこれが当たり前に見え、周囲の芝生が青く思えてしまう。
何が言いたいかというと、今の私の青い鳥はパシフィックブルーのゴルフ・コンフォートラインだったと言うこと。
イヤミでも何でもない、これは試乗遍歴しなければ分からなかったことだ。
今ある家族と同様に、自車ももっといたわってあげないとナ、と改めて思った。
ありがとう家族、ありがとうゴルフ。

ライズに比べ、車を操る喜びはある。
見た目のみならず、乗り味もカムリ・カローラに通じる上質感、安心感、良心のようなものを感じる。
出自がダイハツ製のライズとは、似て非なるモノ。
トヨタ車が好きならうってつけの車だが、乗っていて癒やされる感じはない。
エリートが理詰めでキッチリと作った車という印象。
乗り味では、5年落ちのゴルフも決して負けてはいないということが確認できた。

扱いやすいサイズ、軽い車重にパワフルなエンジン。
SUVはツマランと思っていたが、予想に反して楽しい車だった。
粗にして野だが卑ではない、という言葉を進呈したい。
でも細部の詰めは甘いので、車へのこだわりが薄い人に。

試乗マニアの皆様こん○○は！

私も、他の車マニアの方と同様に、より感覚に合った車、運転する楽しさと安楽さのバランスがとれた車を探して試乗しているのですが、国産車と欧州車にはやはり違いがあるようです。

次期マイカーは、今乗っているゴルフと遜色ない乗り味であれば、国産車、輸入車、普通車、軽自動車、どれも候補に入れたいと思っているのですが、今のところやはり私の好みは欧州のコンパクトカーに傾いているようです。

最近は、ネットで自動車評論家の試乗記などを簡単に読むことができますが、忖度記事があったり、また乗り味のような評価項目はあてにならないことが多く、かつ譲ることが出来ないチェックポイントのため、自分で確かめるのが一番と思うようになりました。

私の好みで言えば、多くの国産車のネックはＣＶＴにあると思っています。
アクセルでギアチェンジする感覚がないと、運転する楽しさがないと思うのです。
そのため、WRX STi以外、どれに乗っても感動が無かったスバル車は候補から外れます。

近ごろヤリスと名を変えたトヨタのコンパクトカー。初代ヴィッツが出たときは、キャブフォワードのスタイリング、センターメーターに２１世紀の新しさを感じましたが、運転してみると当時乗っていたＶＷポロとは雲泥の差でした。100km/hでビシッと走れないのには閉口したものです。
世代が変わり、マイクロカーｉＱが出たときも一緒に試乗しましたが、これも全く心に響かず。

先頃試乗したフィットも、指先1本で操作できるような安楽さはありましたが、運転する楽しみは皆無に思えました。

なので、国産コンパクトカーはほとんど期待していないのですが、新型ヤリス、ライズ、ルークスの感想やいかに。

幸せの青い鳥は近くにいるのか、やはり欧州まで探しにいかないといないのか？興味深いところです。

GS&2CVの3インチミニカー、無事到着を祝ってシトロエン車のミニカーを引っ張り出してみました。
家にあったポップな色彩のソファの上に置いたら、シトロエンの絵を一貫して描いてこられた、今村画伯のような世界ができたと勝手に自己満足しました。