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2019年04月27日

平成を振り返る…私の記憶に残る車たち…その5

平成を振り返る…私の記憶に残る車たち…その5 さて残り10年。平成も本当あと数日だけにしっかりと振りかえりたいと思います。今回は平成21年から平成25年の5年分です。

平成21年 
リーマンショックがおきたのが平成20年…。少しずつ影響が出始めたころです。
それまでのホンダの勢いが変わり始めたと思った年でもありました。
ホンダ RK# ステップワゴン

この前の代のステップワゴンの全長が短いという批判からボディが拡大されての登場だった。原点回帰ってとこ?でも、ノア・VOXYにセレナまで絡んだこの市場の中ではなかなかヒットとまでは行かなかったきがする。もうどの車を選んでもさして違いが少なくなってきたからだろうか。各社特装車など投入していく中でステップワゴンはスパーダを投入。カンフル剤として役割を果たしと言えるが…。

ホンダ ZE2/3  インサイト

この年、プリウスの刺客としてデビュー。しかし、キープコンセプトだったプリウスに徐々に引き離された感がある。無限のエアロなども発表されたりと攻めていたと記憶している。プリウスと比較するとやはり装備や性能・価格といったところが決め手になったのではないだろうか。


マツダ BL アクセラ・アクセラスポーツ

プリウスやインサイトといった燃費勝負の車とタイミングが同じだったのがこの車の悲運と言えるのではないだろうか。i-stopというアイドリングストップシステムを採用したが、ライバル?達にはアピール度が少なかった。ただ、この車のボディカラーや先代からの1.5ℓグレードは装備も充実していたし、程よく大きなボディはセダンにしてもスポーツにしても試乗に受けた。またマイナーチェンジでガソリン車でありながら、2.0ℓ車でありながら20㎞/ℓというのはアピールが大きかった。

トヨタ ZVW30 プリウス

この年の車の話題はプリウスが3代目になったということではなかっただろうか。そのくらい車業界だけでなく、経済や環境といったところまで話題になったと思う。さらにはインサイトとのこともあって若い世代にはエアロやG'sなどの特装車もかなり多くみられた。また先代(2代目)と同様高齢者が維持費が安くなることもあってか急激にユーザーが広まったように思う。それまでアリオン/プレミオが高齢者の車というイメージが強かったがプリウスでも同様に高齢者ドライバーというイメージもついてきたように思う。

平成22年
リーマンショックの影響も大きく、マツダなんて中国企業に買収?なんてニュースも飛び始めたころ。デビューした車の数も少なくなって…。

ニッサン F15 ジューク

それまでこのクラスのSUVってないわけではなかったのだが、ここまでスタイリッシュでインパクトのある車なかっただろう。老若男女を問わず、だれが乗ってもコンパクトで乗りやすい、そしておしゃれ…。この後、この市場が大きく変容したことは言うまでもない。私はというとセンタークラスターがボディ色でヘッドライトがあの大きさで、リアコンビのデザインの割には平凡で…、あまり魅力を感じなかったのだが…。それって変態か?

ニッサン K13 マーチ

他国の安い労働力でさらに低価格でという中国やインドの車に対抗するべく、投入されたマーチ。国内ではなく、第3国で生産するせいか、デザインがあまりにもインパクトがなくそれまでのマーチの欧州車的なイメージではなく、いかにもアジアンの低価格車的なイメージが強くなってしまった。ましてや製品の安定した品質を保持するために輸入して直後にまた丁寧なチェックが入るというのもよく悪くもイメージに影響をしたと思う。マーチはコンパクトな低価格車ではあるが、だからと言って価格にこだわりすぎると目の肥えた日本人に購入することをためらうという現象が起きた。

ホンダ ZE2/3 CR-Z

ハイブリッドでもスポーツできる!その開発の模様が「ガイヤの夜明け」でも取り上げられた。ホンダではインサイト・シビックハイブリッド、そしてこのCR-Zがグリーンマシーンと言われ、CR-Zは3号なんだそうだ。
しかし、世の中は自動車は実用性という考えや箱型ミニバンブームや軽自動車の劇的なブームが国内では吹き荒れ、デビュー後段々とデビュー時の勢いがなくなってしまった。ホンダはチャレンジをしているのだが…。

マツダ CW プレマシー

エクステリアは一新。しかし、いろいろとみていくと先代からのコンセプトをそのままというのもあって不満が残った。しかし、それだけコストを抑えたのはマツダがリーマンショックによる営業不振と数年後に向けた開発投資を行っていたと思われる。コンセプトはほぼ2代目で完成されているのだが、どうもエクステリアで今一つスポーティなものやクールなデザインのグレードが用意されていなかった。それには翌年に思いがけない車がデビューするからだった。


平成23年
この年乗用車のデビューかなり少ないのは、大きな災害もあったからか…
トヨタ NHP10 アクア

気が付くとアクアはもうデビューからかなり長いのである。マイナーチェンジを繰り返しながら現在も生産をしている対フィットの刺客である。デビュー時から雑誌はそのミニステーションワゴン風のデザインと燃費の良さは市場に大きく受けた。私はというとリアコンビのデザインが気に入らなかった。ちなみにアクアG'sのCMで稲村亜美が神スィングをしたのはあまりにも有名。

トヨタ ZVW4#  プリウスα

ついにステーションワゴン市場とドライバーズミニバン市場にトヨタはハイブリッドを投入した。ウィッシュやストリームの市場にウイッシュでなくて、このプリウスで打って出たのは今一つ自分には理解できない。考えられるのは既存のプラットホームではハイブリッドのエンジンが搭載するには厳しかったのかもしれない。

ニッサン B35 ラフェスタ ハイウェイスター (CW) 

誰がこのようなOEMを予想しただろう。まさか業界2位のニッサンとマツダがこのような提携をするとは思いもしなかった。しかし、冷静に見れば当時の日産は国内に投入する駒がもう尽きていたように思う。またこの市場はしりすぼみ傾向であるため大きな開発投資をしても利益回収が難しいことからこのような手段に出たのだろう。マツダは既存のものを使った、日産は既存のプラットホームではセレナに集中することに手一杯だったのかもしれない。

スズキ MA15S ソリオ

スズキっていうメーカーは突如として流れを変えるメーカーだ。ワゴンR然り、スイフト然り。スイフトはそれまでのコンパクトカーBセグメントを活況にした。そしてこのソリオはAセグメントをワゴンRワイド(+)から発展させてこのセグメントを活況にしてしまった。それまで軽自動車にセミトールワゴンの流れを作ったワゴンRだったが、今度はその流れをAセグメントに作ってしまった。小さい車は狭いを小さい車だけど広いにしてしまった。これによりファミリーカーというその昔カローラ・サニーというカテゴリーから軽自動車から発展したセミトールワゴンに移行しつつあると思う。

マツダ SKYACTIV(DE) デミオ

ついにガソリン車でありながらリッター30㎞に届いた。ハイブリッド技術を持たないマツダの渾身のモデル。技術的なエンジンもすごいが、アルミホイールの軽量化からルーフスポイラーの形状を変更、コンパクトカーでありながらアンダーカバーを装着し、シートも軽量化を図るというマツダならではこだわりのある開発姿勢であった。確かに乗ってみると非力のようでエンジンを回すとそこまで非力さを感じさせないのが面白い。この頃からすでに「Be a driver.」の車作りだったのかもしれない。

平成24年 
リーマンショックからどうにかこうにか暗黒の世界から車業界も少しずつ抜け出てきたような年だった。

スバル DBA-ZC6  BRZ(トヨタ ZN6 86)

ここは敢えてスバルBRZを主としたいと思う。もちろん企画はトヨタであろうが、この時期にあえてFRというクーペを投入するトヨタと水平対向エンジンによる重心を下げることで走りにこだわった技術屋のスバルがこんな車を作るとは。日産とマツダの関係と似て非なる提携である。マツダの場合むしろ情熱からしてフィアットとマツダの関係に似ていると思う。しかし、だからと言ってこのような車ばかりとなるのはちとつらくなる。

ニッサン E-12 ノート

大々的に世界中に発表の模様がネットもで公開された。次こそはとニッサンに期待したのだが、よりアクアやフィットに近くなってしまった。ただ、技術の日産らしく搭載されるエンジンは1.2 L 直3のHR12DE型と、同じく1.2 L 直3のエンジンをスーパーチャージャーで過給するダウンサイジング過給器付きエンジンという凝ったものだった。その後マイナーチェンジでシリーズ方式ハイブリッドシステムを搭載。e-POWERと標榜してLEAFの技術を生かしたことをCMでも大々的に広報したためか日産の稼ぎ頭になった。

マツダ KE CX-5

ついにフルスカイアクティブ搭載車として登場。SUVだっただけに個人的には興味をひかなかったが、世界的に日本車のレベルを向上させて大旋風を起こしたことは間違いない。今でこそソウルレッドはマツダを代表するボディカラーだがこの車のデビュー時はまだソウルレッドではなくジールレッドマイカとスカイブルーマイカがカタログに掲載されていた。

マツダ GJ アテンザ

今もって生産を継続しているマツダのトップセダン。もともとデザインスタディモデルの「靭(SHINARI )」をベースにさらに具現化した「雄 TAKERU」をエクステリアに採用してスタイリッシュなセダンになった。ただ、初代アテンザのポジションは現状ではMAZDA3へ移行していると思われる。このアテンザがデビューして以来、数社がセダンを赤をイメージカラーに使用したり、セダンの売れ行きが上がったりとかなり影響があったと思う。

平成25年

ホンダ GK# フィット

車の開発の難しさを感じさせた悲運のフィット。キープコンセプトでなければならず、かつトヨタの猛追をかわすべくコストと新技術の狭間で開発が難しかったのではないだろうか?エクステリアもダミーのダクトを使い若者受けにしたりと凝っている。試乗してみるとこれで安心だわと思ってしまう。もうじき4代目フィットが登場するが変わらない、いや変えられないこのコンセプトをどう変えてくるか楽しみである。

ホンダ RU# ヴェゼル

ホンダ渾身のクロスオーバーSUV。国内ではヒットし続けている。エクステリアはクーペのような艶やかさを持ち室内はルーミー。CX-3が女性ドライバーが多いがこちらは男性が多い気がする。思えばホンダのSUVとしてそれ以前からCR-VやクロスロードやHR-Vと何度となく市場に投入しており、久しぶりにヒットしている車だと思う。

ホンダ RC# オデッセイ

雑誌で中国との絡みからオデッセイとエリシオンを統合して登場と噂されていた。やはりルーフの低い3列ミニバンも市場は既に需要は減少傾向でむしろ災害時などに車中泊ができるような車高の高い車を求められ来た。また、トヨタのアル・ヴェルのように高級化路線も同時に求められてきた。その中にあってのホンダならではの答えだと思う。

マツダ BM アクセラ

アクセラとしては最後のモデルになった。エクステリアとしてはハッチバックとしてかなり完成形に思える。またマツスピは設けられなかったがXDは刺激的で高速ツアラーの一面を持つ。居住性、整備性を考えれば新型に比べればこちらの方がまだ通用するのではないだろうか。ディーゼルを搭載したモデルでは一番の軽量なだけにかなり期待されたところはあるが、そこまでスポーツ性はなかったようだ。

この5年間はリーマンショックからだんだんと回復傾向になり市場も活性化してきた。しかし、クルマはだんだんとセダン・ハッチバックの時代からミニバンを通過していよいよクロスオーバーSUVブームに移行しつつあった。しかし、日本国内では軽自動車から派生してきたショートミニバンともいえる、セミトールワゴンが出現。それまで軽自動車のセミトール系の車からの移行が始まるとは思わなかった。
さて 残り5年…。

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Posted at 2019/04/28 01:12:57

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