映画というものは、意外なことから流行を招くものがあります。例えば、1983年公開の「フラッシュ・ダンス」で、スウェットやレオタード、1994年公開のキアヌ・リーブス主演の「スピード」でG-ショックの時計が流行しましたね。
1986年の公開されたトップガン。皆さんはどんな影響を受けたでしょうか?
当時これをきっかけに流行になったのはフライトジャケットだと思います。
形式では、MA-1といわれるミリタリーグリーンと裏地がオレンジのジャケットは多くの人が購入をしたのではないでしょうか?
画像はアマゾンより 実は私は購入しなかった・・・というか、買えませんでした。なんせ、価格が高くて、私にはかなり手の届かない物だったからです。
でもあのジャケットって映画の中で出てきていないですよね。なんで流行したんでしょう?あの映画の中でトム・クルーズが着ていたのは皮製で襟がボアのジャケットでした。調べるとG-1という形式なんだそうです。
↑映画のワンシーンから MA-1ではなくてG-1でしょ
ちなみにMA-1は、それまでの革製フライトジャケットではなくナイロン製のフライトジャケットが考案されたそうで、1950年代初頭に、先行するB-15型フライトジャケットの後継としてアメリカ空軍が、開発したものだそうです。
そしてG-1は、第二次世界大戦末期、海軍航空隊によって開発されたものだそうです。 60年近くに渡り支給されている歴史あるもので、海軍を代表するモデルとも言えるそうです。
話がそれましたが、ストーリーに出てこないMA-1。映画と関係のない空軍のジャケットですから、マニアックな見方をした方々には、流行に違和感を感じた人も多かったのではないでしょうか?
私自身も映画に出てないし、空軍モデルだからと言い聞かせて?買いませんでした。(笑)
ただ、自分の興味をそそったのは,ジャケットのあらゆる場所につけられていたワッペン(バッジ)でした。
↑ 同じく映画のワンシーンから フライトスーツに様々なバッチが…
放映のタイミングに合わせて、雑誌ではトムキャットの特集で、それぞれの飛行隊(スコードロン)専用のワッペンが掲載されていました。
そしてトムキャットライダーであることを示す、ワッペンはユニークなもので猫の尻尾も2本になっているものもありました。こんなワッペンをつけてみたいなと思ってはいましたが、そのときは実現はしませんでした。
あれから34年。トップガン:マーベリックが公開が決まってふとこのフライトジャケットを思い出しました。どのくらいの値段かなとネットを見ているともちろん、MA-1のレプリカではあるんですけど、ピンからきりまでの値段。
そして実際にアメリカ海軍で使用されているCWU-45/Pのレプリカも販売していてこちらはさらに高価。んー…欲しいけど…簡単に手は出せない感じ(笑)
さて、今度はこの映画はどんな影響を与えるんでしょうか?
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Posted at
2020/03/09 23:52:28