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2023年06月11日 イイね!

EVシフトは鈍ったのか‥‥

EVシフトは鈍ったのか‥‥EUでの「FIT for 55: zero CO2 emission for new cars and vans in 2035」と言われる内燃機関の販売停止の法案がドイツ他の国々の反対からe-fuelを認めるという形に終わったニュースを皮切りに、どうもEVのニュースは見るけど、いくらか以前ほどではなくなったような気がする。
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4月初めには、日本の自動車工業会が2050年カーボンニュートラル達成に向け各国自動車工業会と方向性を再確認したことを発表した。
その中で

世界中の自動車メーカーにとって、道路交通の脱炭素化は共通の目標であり、その実現に向けた取り組みが行われています。しかしながら、OICAのフレームワークが強調するように、すべての国にとって2050年までのカーボンニュートラルに向けた実用的で持続可能な道筋を提供するためには、多様、かつ技術にとらわれないアプローチによる柔軟性が必要です。そして、カーボンニュートラルを実現するには、新車だけでなく使用中の自動車からもCO2排出を削減する施策を追求しなければなりません。そのためには、ゼロエミッション車両(電気自動車(EV/BEV)および燃料電池車(FCV/FCEV)等)のように、直接排出されるCO2をゼロにする技術や、カーボンニュートラル燃料に代表されるCO2排出をオフセットするエネルギーを用いる内燃機関車両等、さまざまな技術を進歩させることが重要です。

とある。(下線は私)
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つまり電気自動車だけではなく、内燃機関も含め、2050年に向けてカーボンニュートラルを目指すことを再確認したというわけである。
それもそれに参加した自動車工業会の国々が日本の他に、欧州自動車工業会(ACEA)、イタリア自動車工業会(ANFIA)、米国自動車工業会(Auto Innovators)、カナダ自動車工業会(CVMA)、カナダ国際自動車製造者協会(GAC)、フランス自動車工業会(PFA)、英国自動車工業会(SMMT)、ドイツ自動車工業会(VDA)が名を連ねている。ほぼ世界の中で中国と韓国を除く主要自動車メーカーのある生産国なのである。

もちろん欧州の中には2035年以降EVしか作らない宣言したメーカーもあるわけが、この工業会の動きには意味がある気がする。つまりEVを作ろうとすると必ず電池の材料が中国メーカーと関係することになってしまう。その結果、中国の国策に生産が影響を受けやすくなってしまうことから、脱中国ということも考えているのではないかという気がする。

また、ご存知の通り広島サミットでも、EVだけではなく、内燃機関も含め、二酸化炭素の削減を目指す方向で会議が終了した。

現在の経済界は中国を抜きには考えられなくなっていて自動車メーカーの株主にも中国企業が入り込んでいる場合もある。またその他の環境に関心のある株主のことを考えると企業経営もそれらの影響を受けるのは必至である。
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この最近のEVシフトは私には中国が仕掛けたものと思い始めている。というのも日本の経済発展が自動車が大きな役割をしてきたことをすぐ近くで見てきた中国が電気自動車という自国の資源(電池の原材料)と生産力(労働人口)をもってさらなる影響力を高めようとしているのではないかという気がするからだ。

そして欧州を中心に今後は、従来の自動車メーカーとEVでのし上ろうとする新興メーカーとさらには経済発展でさらなる拡大を目指す中国との三つ巴の戦いの構図とも見えるだけに今後は何が正しいのか、私たちは冷静に見なければならない気がする。
Posted at 2023/06/11 08:11:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ

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