地元に長い事ありました 「医療刑務所」
街の中心地にあり、駅からも近い場所。
立地条件の良い所ですが、塀の中はどうなっているのか？
知りたくても知ることのできない施設、建物でした。
もう５年位前になるそうですが、
別の場所（国際法務総合センター 昭島市）に移転し、閉鎖。
今年度中に解体され、
広々とした公園（災害時の避難施設）になるそうです。
その前に、市民限定で解体される前の
「医療刑務所見学会」があると市報で知り応募。
折角なので地元の友達を誘って
見学に行ってきました。
立ち入り禁止区域に入れるなんてワクワクしますね。
塀の高さは４ｍあり上部には電気柵があります（もう切断されてました）
早速受付で、名前を告げると番号札と簡単な資料（Ａ４サイズ用紙１枚）を渡され
市役所職員がガイドしてくれるのかと思いきや
「ルートに従ってご自由に見学してね」スタイルでした。
パンフレットに書かれた資料を記載します。
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【施設内容】
約52,000m2の敷地面積を有し、
庁舎、管理棟、内科・外科病棟、精神科病棟、作業療法棟、
工場、体育館及びグランドなどが整備されていた。
収容定員は439名。
【施設の特色】
病院としての機能を有する医療専門の刑事施設として内科系及び外科系病棟並びに各診療科目の専門医が医療関係職員と協力し、MRI、CTスキャナー、超音波診断装置、人工透析装置などの医療機器や薬物等を用いて、高度な医療技術による適切な医療リハビリテーションを行っていた。
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医療設備は整っていたそうです。
さて、見学コースに従って塀の中へ。
まずは敷地内をぐるっと歩く。
植木はね。
手入れをしないとデカくなるの。
という写真。
木の下に建物がありますが温室になっておりシクラメンを栽培していたそうです。
南病棟 ４Fは女性区（定員20名）
体育館
貯水池。
当初はプールだった様だけど
水深2.0m位ある。
立ち泳ぎの練習でもしてたのかな？
伸び放題の枝垂れ桜。
この桜を見ながら退院を夢見ていたのかも？
渡り廊下から中庭の景色。
お風呂場。
囚人用というよりここで働く人たちのお風呂場かな？
病院なので、普通に眼科や耳鼻咽喉科、歯科、
手術室や診察室もありました。
刑務所ならではの倉庫。
当日の見学者さん。
管理棟の屋上からの景色
(国道16号側 南西方向)
国道16号側 北西方向
北病棟（重症患者の病室）
八王子唯一のタワーマンションが見えます（八王子駅南口）
独房のベットは国が全て撤去したそうで部屋には、洗面台、トイレ暖房器具（蒸気暖房）のみ。
広さは６畳くらいかな。
診察室や手術室にはエアコンを撤去した跡がありましたが、
独房には無く、夏場はどう過ごしたのかと。
立ち入り禁止区域も多くあり見学できたのは一部の建物のみ。
それでも写真撮影に関する縛りは殆ど無く、どこを撮ってもＯＫだったのですが
撮りたくない部屋も多く有って・・・。
何故だか？
コースを歩き終わる頃にはテンション下がちゃいました。
今後解体され、新しい公園になるとのこと。
枝垂れ桜は残せないかな？
残さないのかな？
とも思いながら見学は終わったのでした。
追記:八王子医療刑務所の記事がありました。
下記の関連URLのアドレスで読めます(^｡^)
Posted at 2023/04/17 22:39:54 | |
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