1月19日、令和2年1月度の
新舞子サンデーに行って来ました。
今回も息子とRAV4で参加ですが暖冬のお陰で
ツインサンルーフ全開で出かける事が出来たのです。
最近、息子が
「ふぉーのる(RAV4に乗る)」
としきりにアピールするようになりました。
デミオよりは開放的なキャビンが気に入られているのか
お腹の中に居るときから埼玉やら広島やらに
何時間も乗せられた記憶があるからなのか不明ですが、
土日になると乗せろと頼まれます。
今回は
RAV4オーソリティの御池さんが奥様と
生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に2号で来てくださいました。
RAV4並びが出来ただけでなんかミーティング感が出せてよかったです。
特に奥様にうちの子を可愛がっていただけて大変子供が喜んでました。
ただ、
あの姿はマナーモードで自宅では悪いですよ。
いつものメンバーとも車談義。
新舞子に集まっても結局、
昼以降から変に盛り上がり始めるのは
10年近く何にも変わってませんね。でもそれが良い。
今回、京都綾部からI井さんが
クラウンセダンで遊びに来てくださいました。
正直、全く詳しくない私はI井さんに
「何年式なんですか?グレードは?」と
恥ずかしげも無く聞く始末。
「後期型で最上級の一個下」とのことで早速
試乗会が始まっていました。
面白いのが
降りてくる人が皆笑顔なんですよね。
自分もなんか乗ってみたくなり、御池さんと一緒に乗せていただくことに。
予備知識無く乗り込むと、ベンチシートでコラムシフトの6人乗りでした。
5ナンバーセダンのクラウンは端正なセダンボディ。
流行の6ライトのクーペルックを採らなくても
全く奇を衒わず、本物感・安心感があります。
運転席に座るとI井さん独特のカスタムが施されて
ステアリングは小径のナルディに変わっています。
ベンチシートなのでドラポジをあわせると助手席まで着いてきます。
E/Gをかけて数年ぶりの
コラムシフトをロー(手前下)に入れて
ステッキ式のPKBを回して押すと解除できます。
クラッチをそっと繋ぐとスーっとクラウンは走り始めます。
一転がしセカンド、二転がしトップで走れちゃうほど扱い易い性格です。
後期型のYS120ですので
3Y-PE型エンジンが搭載されています。
後にWiki先生から水冷直列4気筒8バルブOHVの1998cc、
最高出力82ps/4600rpm、最大トルク16.0kgm/2400rpm
であることを教わりました。
数値的にはかなり低性能なんですが、車はスペックだけじゃないことを
私に教えてくれます。
とにかくスムースだし、回転数を上げる事無くじわじわーっと
トルクで車を動かしているので、意図的にダッシュをかけても
そんなに刺激も無いし、ワイドレシオなので
私が
普段乗る車とは全く違うマナーを要求される訳です。
速度が乗ってOT(奥田民生ではなくオーバー・トップ)に入れました。
かなりハイギアードでしたので加速Gも出ない代わりに
こもり音も出さずに速度を維持できました。
クローズコースでトコトコ走らせても感じられるのは、
圧倒的な乗り心地の良さです。
ぺリメーターフレームにフロントが
初代クラウンで先鞭をつけた
ニーアクションのダブルウィッシュボーン式、
後は当時のFR車のベーシックな脚、5リンク式のコイルサスがつけられて、
シャシとボデー(ボディではなくボデー)の間には
ボデマンがあって振動をしっかり遮断する構造になっているわけです。
タクシーだから乗客や乗務員に
心地よい乗り味が確保されていて、
経営者にも嬉しい
耐久性が備わっているんですね。
サスがフワフワなのは事実ですし、
シートも中身が詰まっているけれど決してホールド性が
どーのこーのと言い出さない優しさが詰まった平板なシートですから
山道を走った時のドライビングプレジャーは無さそうです。
操る楽しみ、スリルを味わう走りは無いけれど、
クラウンセダンが持つストレスフリーなちゃんとした自動車感は
車の成り立ちが私の知っている車とは全く異なっているし、
ましてやニュルを走る必要も無いんですよね。
試乗コースの最後にUターンをしましたが、
軽やかな
ボールナット式のステアリングは
ノーマルの大径ステアリングだと少々遊びが大きく、
操作が忙しくなりそうな気がしましたが、
I井さんのセンスで小径ステアリングに変えてあるお陰で
現代の目では至極常識的な操作フィーリングでした。
クラウンセダンはトヨタらしく質実剛健とした営業車です。
お客さんから求められていることを正しく理解して
それを形作って商品に出来る、それが出来ていたんでしょう。
華美では無いけれど、決してペラペラ感の無い
上等な車であることが伝わってきます。
フレーム構造でベンコラでLPGという
私のとって初めて尽くしのクラウンを堪能しました。
御池さんはここで時間切れになり、お見送りをしました。
その後、
カーマニアの怒涛の試乗会。
一回運転した人も
「おかわり連発」で
私も後席に乗せてもらったり再び運転したり・・・・。
5人乗車も体験させてもらいました。
気分はタクシー乗務員!?
オーナーのI井さんはそれを笑顔で
タブレットで動画撮影しておりました。
恥ずかしがり屋さんの
スギレンさんは
試乗を固辞されていましたが、
「乗っとかないと後悔するから」
・・・とみんなで説得して運転してもらいました。
「いいねー、欲しくなっちゃう」と良い感想を持たれたようです。
スギレンさん元々こういう車好きですもんね!
後にカメラを向けると
後席も笑顔。
乗る人を笑顔にする魅力がクラウンセダンにはありました。
私たち親子はお昼ちょい過ぎでお暇しましたが、
皆さんは夕方~夜まで楽しんで居られた模様。
私生活では業務がキツかったりヘトヘトなのですが、
色んな友達に会ったり、好きな車を見たり乗ったりして
良い気分転換になりました。
また来月顔を出せるように頑張ります。
当日お会いした皆さんに感謝。
Posted at 2020/01/27 00:15:02 | |
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