米下院「台湾旅行法」を可決

先般、「台湾旅行法」がアメリカ議会の下院を通過した。

米国のこの判断は正しい。


画像はフォーカス台湾より

これは、国交が無くても、米台政府間で行き来出来るようにするという法案だ。
施行されるのに　まだ上院可決と大統領の署名が必要だが、この法案が下院で可決されたことに中国はかなり焦っているだろう。

中国メディアは、法成立の可能性は低いとしながらも
「台湾旅行法が成立すれば米中断交もありうる」
と警告しているそうな。

上等じゃねーか。

以前に
タブーに挑むトランプ次期大統領
で、この時は就任前であったが、一つの中国に縛られないと述べた。

ただ、その後はアジア外交で肩すかしをくらったりしたが、

＞＞台湾「米と軍事交流」 中国反発
＞＞「中露はライバル強国」～米安保戦略
これは、米台双方の「対中国の決意」である。

１月２３日

米下院の「台湾旅行法」可決は台湾承認へのステップか　対中政策転換へ、日米関係に影響も

孤立する台湾　寄り添う術はで書いたが、


何度も言うが、台湾は電子部品や半導体の世界的な生産拠点で、台湾の工場が止まればiPhoneの供給も出来なくなってしまう。

台湾は、尖閣や与那国島のすぐ先の隣国だ。
本記事中に

日本人は、この戦略的意味、地政学的意味を理解する必要がある

とあるように、支那朝鮮とは明らかに違う親日の隣国なのである。

米国に追随というよりも、日本は独自で台湾との国交を正常化するべきだ。
その場合支那とは断交となり、経済的には痛手となるだろう。品薄となる商品も多く発生することが考えられる。

しかし、それも一時的なものだ。

思い出して欲しい。例の尖閣事件でレアアースを対日輸出禁止とし日本を屈服させられると考えた中国政府は完全に敗北した。
詳しくは↓ここで。
千葉・房総沖はレアメタルの宝庫　海底に「コバルトリッチクラスト」確認

ＧＤＰは日本を抜き世界第２位というが、国土が広く人口が多いからそうなのだろう。なんちゃって先進国の自称大国には、既に歪は出ているが、一党独裁の共産国だからバブル崩壊を表沙汰にせず破綻させないだけなのだろう。

使いまわしだが、中国外務省から流出したとされる「２０５０年の極東地図」

支那帝国の野望はコレだ。
実現すると大半のみん友さんが中国人に・・・ｗ

一方、これも使いまわしだが、これが理想の支那大陸だろう。

アジアに平和と繁栄をもたらす。
かどうかは、わからないが確実に安定するだろうね。