2014年09月29日
クラウンHV購入記①~なぜクラウン!?
以前のブログで、私がフーガを手放してクラウンの新車を購入したという事を述べさせて頂きましたが、「なぜクラウンか?」という事についてはまだお話していませんでした。
そこで今回は、その事についてブログを綴りたいと思います。
その210系クラウン、デビュー直後から私にとっては気になるクルマではありました、当初はその大胆なデザインのフロントマスクに「何じゃ!?ソレ!」と思ったものでしたが、今までのクラウンのイメージを一変させたいというコンセプトには共感させられたものです。
ここで、私の理想の愛車像、その基本仕様を。
①…基本FR駆動
②…いわゆる「セダン」であること
③…遠出好きなので、省燃費に越した事はない
④…ボディカラーは深みのある赤系
⑤…シート生地はパイル系素材(※)
※織物のモケット、編み物のダブルラッセルのように、表面が起毛している布地。
①は3台目の愛車だったティアナはFFでしたが、②については元々セダン好きなので4ドアHTも含めてですが一貫して選択しています。
③については初期の愛車だったローレル(C33・34)がディーゼルだったので遠出ならリッター17~18㎞走り経済的でしたが、以降の愛車はFRのディーゼル車が消滅した事や、その後登場したFRのHV車が「特別なクルマ」でコストに合わないという事情で、ガソリン車の低排気量エンジンを選択してきました。
あと④は前述のティアナ以外で設定していたのがC33ローレルのみで、これは中古で購入という事もあって叶わず、他の車種には設定がなかったので結局妥協して別のボディカラーでガマンしていました。
そして⑤なのですが、昔から高級車のシート地といえばモケットという古い固定観念と、元々ああいう生地のモコモコした手触りが好きなので本革や平織物が主流となってもどうしてもハズせないのであります。
20年もカーライフを続けていてもなかなかその理想となるクルマに出会う事は難しく、乗り換えの際にどこかで妥協はしてきましたが、この210系ロイヤル系HVが①~⑤の項目すべて見事に合致しており、そうなると不思議なもので、最初あまり好みではなかったフロントマスクも、実物を見てみると「案外悪くない」と思えるようになったものです。
ご存知のように現行のHVは4気筒、2.5ℓ(しかもレギュラー仕様)にダウンサイズされたユニットで、先代のパフォーマンス型から一変、燃費重視型にシフトしています。このテのクルマに4気筒というのは私も最初「ありえない!」と思ったものですが、良くも悪くもまずは乗ってみないと、というワケで昨年2月に冬道ではありましたが試乗車に乗ってその実力を試してきました。
実際に乗ってみると、これまた案外悪くない!さすがにフルスロットルならばいかにも4気筒サウンド全開になってしまいますが、日常走行の範囲内ならば音振も気にならず、その上動力性能も申し分なく、今まで6気筒にこだわってきた私でも何とか満足できるレベルに仕上がっていました。
またファブリックシートの生地が前述の通り「モコモコした手触り」で、先代、先々代(アスリートを除く)と平織物が続いていたクラウンが再びパイル生地に戻ったのが私としては嬉しかったし、オプション設定のチェスナット色は私の書斎のインテリアと同じダークブラウン系の内装で、今までの愛車になかった色使いですっかりお気に入りとなり、しかもボディカラーには「ダークレッドマイカメタリック」という深みのある赤がカタログ設定されており、色味が私の好みにピッタリだったのです。

ところで、アスリート系にはこれまた私の好みの内装色「テラロッサ」が設定されていましたが、残念ながらシートの生地がザラザラした感触で好みではありませんでした。
まぁアスリート系には足廻りに電子制御デバイスのAVSが入っていたりするのでそれに関してはコチラのほうが良かったりするのですが。

こうして並べてみますと、マスクもロイヤルのほうが好みですし、いわゆる「文化系」キャラの私にしてみればやっぱりロイヤルのほうが似合ってるんじゃないか…と。

というワケで、ロイヤルのダークレッドが欲しい!処でしたが、Y51フーガの車検を取ったばかりという事もあって、私はまだまだフーガに乗り続ける覚悟を決め、その後外装のモディファイを行ったのであります。
それでクラウン熱も冷めたか!?と思われた処でしたが、フーガがお気に入りとはいえやはり「赤いクラウン」に対する妄想は頭から離れられず、実車がダメならせめてコレでも…と。

ミニカー専門店キッドボックス企画のブランド・LA-Xの1/43スケール、レジン製モデルカーです。
ところが昨年9月に注文したのに、「発売日が延期…」というメールが毎月末に届くだけで商品が一向に届かず、結局今年6月にようやく届いたという有様。
その間、日産からは新型V37スカイラインが登場し、多少性格の異なるクルマではあるもののクラウンと比較検討する価値は十分なので、コチラもかなり気になる存在ではありました。
しかし…諸々の事情で結局愛車候補にはならず(この事については改めてブログにしたいと思います)。
そして、今年7月。
クラウンハイブリッドに、雪国に待望の4WDが追加されたとの事で、参考までにとりあえずカタログでも…と思い最寄りのトヨタ店に行ってみると…。
なんと!私の欲しがっていたダークレッドのロイヤルサルーンが展示されているではありませんか!!
これがキッカケで、私のクラウン熱が再燃してしまったのであります。
長くなりますので、以降は次回のブログにて。
(つづく)
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赤いクラウン | クルマ
Posted at
2014/09/24 23:18:17
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