最近は再び鉄にアツい男・nigomaruです。
鉄ネタ記事のブログはみんカラから分離していたのですが、それもしばらく放置状態にしておりました。
理由と致しまして、私の鉄道趣味活動の様子をブログに起こすのに時間が掛かっているうちに記事に新鮮味がなくなってしまい、わざわざブログにする必要性が薄れていってしまったからです。最近はインターネットの普及で鉄道趣味の情報収集がリアルタイムで行われており、そんな中で日にちが経ってからのブログアップは、「同業者」の方々にしてみれば何の面白味もありませんから…。
そんな事もあって、鉄ネタメイン記事が集まるサイトでのブログ更新を止めていたのですが、多少記事に新鮮味がないにしても鉄ネタでブログを起こしたくなってきたため、今回からみんカラ上で鉄ネタ記事を再開しようと思います。
さて本題。
3月14日のJRグループダイヤ改正前日の13日は、葬式鉄にとっては最もアツい一日でした。
私は休日出勤の代休をこの日にぶつけて、名列車に別れを告げてきました。
旅客列車としては日本最長の走行距離を誇る豪華寝台特急・
トワイライトエクスプレスの運行が終了(前日、大阪から出発した最終列車が札幌に到着)。
そして、寝台特急
北斗星がちょうど27年で定期運行に幕を下ろしました。
13日夕、上野行き最終列車が札幌を出発。
ついでに云うと、この「
赤い電車」
711系近郊型交流電車も終焉を迎えました…。
(これについては改めてブログにしたいと思います)
その北斗星なのですが、デビューした1988年は私がまだ中学生の頃で、乗りに行くおカネと時間になかなか恵まれず高嶺の花だと思っていたのですが、7年前の私たち夫婦の「日本縦断」新婚旅行の帰路でようやく乗る事ができたのです。
この時はちょうど1往復に減便された直後で、いちおう個室を押さえられましたが予算の問題でA寝台のツインデラックスではなくB寝台のデュエットを利用しました。
そしてパブタイムではありましたが、生まれて初めて食堂車で食事をする事ができたのです。
私の好物ビーフシチューを列車で食べられるなんて、ホント感激したものです。
結局寝台特急に乗ったのはこの一回限り。
北斗星の定期運行はなくなりましたが、来る4月2日以降は『
カシオペア』のダイヤを利用する形で概ね週3本臨時列車扱いで北斗星が復活します。
ただ、この臨時運行も8月22日札幌発を以て最後になるという事で、1958年以来続いた青い客車の寝台特急・
ブルートレインの歴史も完全に終わろうとしています。
まぁ、なくなると知った以上、葬式鉄の血が騒ぐのは当然であって、せめて時間が取れそうな4月の間に一度は乗りに行こうと思って運転日の1ヶ月前にあらゆる駅を巡って寝台券の事前受付をお願いするも、いわゆる「10時打ち」はすべて玉砕…(涙)
それというのも、最も競争率の激しいA寝台個室「ロイヤル」を狙っていたという事もあるでしょうが、私のような「葬式鉄」や、絶滅寸前である「ブルートレイン」に乗っておきたいと考えている一般の方々、さらに旅行会社のツアーによっていずれの寝台券も発売とほぼ同時に完売という状況で、チケットの争奪戦は激しさを増すばかりなのであります。
以前
『急行まりも』に乗った時のブログでも紹介しましたが、このテのチケットに関してはオークションで転売目的で入手する輩が後を絶たず、それを取り締まる法律がないためか結局野放し状態であるのが実情です。
さすがにそこまでして入手したいとは思いませんがね!!(怒)
10時打ちでダメならキャンセルを拾うしかなく、先日の日曜日に空席を問い合わせるために駅巡りをしていましたが、ある駅で問い合わせてみた処、4月3日のB寝台に一つだけ空席がある事が判明。
但し、上段ではありましたが…。
それでも、北斗星には乗れる。一瞬迷いましたが、寝台券をゲット!
というワケで、
4月3日の北斗星、帰りは5日の
新幹線はやぶさ+在来線特急
スーパー白鳥+
スーパー北斗で札幌に戻るという行程で
東京への旅が突如決まったのであります。
この旅、
あくまでも北斗星に乗るのが目的のようなもので、4日午前に上野に到着して5日の昼に新幹線に乗るまでの間は全くのノープラン。但し、4日夕上野発の北斗星の個室に万が一空席が発生したら帰路はソチラに切り替えますが…。
本当は今持っているB寝台券を個室にキャンセルが出たら「わらしべ長者」の如く切り替えたいのですが、相当苦労してゲットした個室をなかなか手放す事はないでしょう…。今は北斗星に乗れるだけでも有り難いと思わなきゃですね。
Posted at 2015/03/25 01:11:59 | |
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