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nigomaru GTのブログ一覧

2013年05月29日 イイね!

羊蹄山&洞爺湖ドライブ

羊蹄山&洞爺湖ドライブようやく北海道も初夏の陽気となったと思っていたら、昨日と一昨日は道東を中心に気温が30℃を越えて一気に夏が来るという、非常に大忙しな季節を迎えています。
特に昨日は日本の最高気温ベスト10を北海道と沖縄だけが占めるという異常な事態。まぁ北海道の場合はフェーン現象によるものなので一時的なのですが。
※ちなみに私の地元も昨日のランキングに入ってました。数日前まで最高気温がひとケタしかなくて震え上がってたのに!


先日日曜日は気温が20℃を越えて爽やかな初夏の陽気の中、私はまたドライブに出掛けてきました。妻が子連れで友人宅へ遊びに行ったので「鬼の居ぬ間に」…(^_^;)


また国道337号5号を小樽方面へ。そして道道1号956号で国道393号線へショートカット。
まず行ったのが小樽の毛無山(毛無峠)。
木製看板の書体がいい味出してます。




コチラは髪の毛の薄い人にとっては縁起担ぎのスポットとなっており、『毛無から増毛が望める』というワケで空が澄んでいたら暑寒別岳連峰(つまり増毛町方面)が望めるのですが、残念ながら霞んでいてほとんど見えませんでした…。
(薄毛の方、ゴメンナサイ…m(__)m)



毛無峠を下り、キロロを過ぎて2008年に開通した樺立トンネルを抜け、倶知安側に下りると羊蹄山が見えてきます。
国道を外れてちょっと寄り道して羊蹄山のビューポイントへ。
残雪が美しい!



そして国道276号線を京極へ向かい、そこから道道784号黒橋京極線へ。



この道道、1970年に廃線となった胆振線脇方支線と並行しており、鉄道のあった痕跡を求めて寄り道してしまいました(またも廃線ネタで恐縮です!)
畑の中をしばらく行くと挟隘路になります。線路は画像中央付近を横切っていたらしく、奥には踏切とおぼしきS字カーブがありました。



終点脇方駅の手前で見つけたワッカタサップ川に架けられていた橋梁の橋脚。




山林と畑の間の笹ヤブがかつての線路跡。路盤も脇方寄りは少し残っているようですが、京極寄りは農地と化して完全に痕跡がなくなっていました。




コチラは京極寄りにある道路橋そばにある橋脚。道路橋の架け替えの際、支障する分は撤去されたようですが、それ以外は残されていました。



再び京極に戻って留寿都にショートカットし、国道230号を洞爺湖に向かいます。
お昼時を過ぎていたので、道の駅とうや湖でランチ。カレーライスと地元産牛肉を使ったメンチカツを食べました。



道の駅を出て程なく国道を左折、洞爺湖沿いの道道285号578号線に入ります。



湖畔のパーキングエリアで撮影タイム。




湖畔沿いを行く道道はカーブが多くて道幅が狭いです。特に湖面ギリギリの区間はもっと狭いので運転には神経を使います…。



パーキングエリアとおぼしき空き地でまた撮影タイム。植えられている桜は残念ながら半分位散ってしまいました。




湖畔沿いの道道は一旦国道230号に合流後、道道2号線になります。
温泉街を抜けると右に昭和新山が見えます。



帰路は国道453号276号~230号で。
喜茂別近くで尻別岳と羊蹄山の2つの山が並んで見えてきます。
この姿、何かに見えませんか!?



そして中山峠を越えて札幌に戻りました。
おしまい。





2013年05月21日 イイね!

2日連続で同じ場所へ

2日連続で同じ場所へマイページの愛車紹介でY51フーガの画像が2010年以来そのままで、先月実行した外装モディファイ以降のものに差し替えたいとずっと思っていたのですが、週末といえば曇りか雨という天候がしばらく続いたので実行できず。

それでも先週末は快晴とまではいかなくともお日様がやっと顔を出してくれました。
コチラ北海道では春だというのに平年より気温が低い状態が続いていたのですが、先週半ばになって気温が上昇し、待ち望んでいた春本番がついに到来!

19日の土曜日はお昼で仕事が終わったのですが、日中は薄曇り。その後再び晴れ間が見えてきたため「そうだ、ドライブ行こう。」と撮影に行く事に。

札樽道国道5号229号経由で約1時間半かけて積丹半島にある撮影場所、セタカムイ道路防災祈念公園に到着。
実はこの公園、1996年の豊浜トンネル崩落事故後ルート変更された同トンネルの古平側出口付近にあり、崩落事故によって犠牲になった20人のための慰霊碑(画像右側にあるあずまやの後方)が建てられています。
バックに見えるのは『セタカムイ岩』という奇岩です。



従来の画像と同じ場所に駐車し、アングルを変えながらいくつものテイクを撮影。


撮影を終えて、また同じ道を通って春の景色を楽しみながら札幌へと戻りました。


翌日曜日は、朝から晴天に恵まれたのですが、こんな時に限って妻は私と娘を置いて一人でお出かけ…。
まぁ、GWの3日間ドライブとの引き換えにこの日は妻に1日自由を与えたので文句は言えないんですがね(^_^;)

というワケでこの日は娘と一緒にドライブ。前日見た景色がお気に入りだったので、また同じ目的地へ。但し一般道経由で向かいました。



またも同じ場所に駐車し、もう一度愛車の撮影をした後に娘と周辺をお散歩。




1時間近くお散歩し、小樽でランチを摂るため出発。
道央圏ほか北海道の多くは桜が満開という所も多く、沿道のあちこちで桜を見る事ができました。



余市市街で信号待ちの時に対向車側にいた中央バスをつい撮影してしまう…。
なぜなら、富士重工7Eボディを日野に架装した末期の車両だから。
最近のバスはシャシーとボディの組み合わせが決まりきってしまい、趣味的には面白みがありません。



ウイングベイ小樽(旧マイカル小樽)にあるイタリアンのカプリチョーザでランチにしました。
昨年11月までは札幌エスタにも出店していたのですが、残念ながら撤退(涙)。
なぜか道内は地方都市の店舗だけが残っています。

渡り蟹のトマトクリームパスタ


ピザのカプリチョーザ(画像は過去のものから拝借)

この2品を私一人で平らげる…まさに無芸大食(爆)
本当はライスコロッケも食べたかったなぁ。
ちなみに娘はキッズメニューです。

そして帰りも一般道経由で札幌に戻りました。
今回は独り言ブログでした(^^;)
おしまい。
2013年05月17日 イイね!

GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞③(最終日・5月5日)

GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞③(最終日・5月5日)GWが終わってからもう10日が過ぎました。今では遠い日の思い出のように感じます…。
長々としたブログで恐縮ですが、今回は3日間ドライブの最終日の行程をお送りします。
(今回リンク先の太字と色分けは文字数制限に引っかかるためしておりません)






最終日は、網走からぐるっとオホーツク海側と日本海側を外周して札幌に戻ります。
前夜からの雨から打って変わって、晴天で迎えた3日目の朝。
この日は3日間の中では最も長距離走行となるので、ホテルを6時半に出発。夜までに帰らなければならなかったので途中の寄り道は控えめです。

網走から稚内までオホーツク海に沿って結ぶ道内最長の国道238号線をひたすら北上。
網走からは網走湖、能取湖と2つの湖に沿って走り(あまりにも見慣れた風景なので写真を撮り忘れました…)、北見市常呂町付近からオホーツク海が見えてきます。



常呂町市街地にて。稚内まで約300㎞。



常呂からは一旦オホーツク海から離れ、途中北海道最大の湖・サロマ湖沿いを走ります。



網走から1時間半でオホーツク海沿いのもう一つの市・紋別市へ。
今年の北海道の春はとても寒くて、オホーツク海側は特に気温が上がらず、GW初めには積雪6cmを記録しましたが、その時の雪はもう融けていました。



紋別の隣町「興部町」。何と読むかわかりますか?



1989年に廃線となったJR名寄本線の鉄橋。
この日のドライブルート沿いの大半の区間には鉄道が敷かれていましたが、1980年代後半にそのほとんどが廃線となっています。



興部町沙留のオホーツク海。



途中立ち寄った日本最北のローソン、紋別雄武町店。同店は全国チェーンコンビニの最北限でもあります。
Wikipediaでは名寄市の店舗が最北と記述されていますが、これは誤り。
ちなみにセブンイレブンの日本最北は天塩山地を越えた西隣の美深町にありますが、緯度が若干南に位置しています。



雄武から先は人家もまばらな北オホーツクの荒涼とした浜辺をひたすら走ります。



枝幸から宗谷管内に突入。



枝幸町の斜内山道手前にある北見神威岬公園にちょっと寄り道。
向こうに見えるのが斜内山道で、その先端に神威岬があります。




かつては岬に沿って鉄道と国道が敷かれていましたが、鉄道は廃線、国道はトンネルで一直線に抜けてしまいます。



浜頓別から国道238号線は右折。
直進するとかつてはJR天北線浜頓別駅がありましたが、駅跡は札幌へ通じる国道275号線のルートとなっています。



国道238号線は昨年にY51で全線完乗しているので、ちょっとルートを外れて道道584号線猿払停車場線へ。
その名の通り、JR天北線の猿払駅まで通じていた道道です。



今は鉄道を思わせるモノは何も残っていない猿払駅跡からJR天北線の廃線跡を利用した道道1089号線に乗って、かつて列車から眺めた車窓風景を偲びました。
天北線はJR化直後の1987年に片道だけ乗った事があり、私が完乗した数少ない廃線です。





猿払から芦野を経て、旧鬼志別駅付近で道道は終点。
駅跡はバスターミナルと鉄道資料館になっていますが、今回は立ち寄らず。



鬼志別からは道道から道なりへ続く村道で国道へとショートカット。



再び国道に戻り、オホーツク海側へ。
そして日本最北の街・稚内市に入ります。



東浦漁港付近。この辺りで一旦海から離れ、日本最北の山越えともいえる宗谷丘陵越えとなります。



クマザサと針葉樹が生い茂る宗谷丘陵。



宗谷丘陵を下り、再びオホーツク海沿いへ。



宗谷岬まであと少し!




このカーブを曲がれば宗谷岬。奥に見える出光は日本最北のGSです。



Y51では3度目(去年の他にみんカラ休業中の2年前に到達済)の宗谷岬に到着!



宗谷岬では観光客がひっきりなしに写真を撮っており、去年も訪れたので今回はこの写真を撮って早々と退散…。
これで北海道の端っこを3つ廻りました!


岬を出ると宗谷湾沿いに稚内の街へ向かいます。



国道238号線は終点近くなると立派な片側2車線道に。



稚内の街へ突入し、国道40号線と合流します。右の大型店は『西條稚内店』で地元唯一のGMS。



前日にオープン1周年を迎えた『道の駅わっかない』を1年振りに再訪。駐車場は満車だったので向かい側の公共駐車場に駐車。
(去年訪れた時の記事はコチラ。)



この道の駅はJR稚内駅との一体施設。ガラス越しに宗谷本線の終端部を望む事ができます。
普通列車用のキハ54が停車中。



ちょうどお昼時なので、施設内の食堂『ふじ田』でランチ。
海の街らしいメニューとして「カニチャーハン」を食す(魚介は苦手だがエビカニは平気)。
950円はちょっと高いかなと思ってましたが、カニの身がたっぷり入っており、野菜もたっぷりなヘルシーなチャーハン。お味はいかにも大衆食堂的でした。



道の駅の東側には稚内港があります。中央には利尻礼文航路のフェリーが停泊中。



少し北へ進むと北海道遺産に指定されている『北防波堤ドーム』があります。



道の駅を離れ、日本最北の鉄道踏切を渡ります。



あまりにも泥汚れがひどかったので、GSのコイン洗車でまた洗車(時間がないので水ぶっかけだけ)。
ここで黒のY51と遭遇!



稚内からは日本海側の道道106号を通ります。
天気が良ければ利尻山が見えるのですが、残念ながら今日は見えず、去年のような写真を撮る事はできませんでした(>_<)




見えたとしても山裾だけ…。



この道道はサロベツ原野を走る憧れのドライブルートとして名高いですが、利尻山が見えなければその魅力も半減…。










そしてサロベツ原野から離れ、天塩河口橋を渡ります。



天塩の市街地で国道232号線にショートカット。



遠別川を渡ります。奥に見えるのが道の駅富士見。



初山別あたりから日本海に浮かぶ天売島焼尻島が見えてきます。



羽幌町築別付近。かつてはここから10数㎞山奥に行った所に良質の石炭を産出した羽幌炭鉱がありましたが、現在は廃墟が残るのみ。



羽幌町の市街地。
最盛期はマチ全体で人口3万人を越え、市への昇格が期待されていたものの、炭鉱の閉山によってそれは叶わず、現在の人口は約7千人まで激減。



遠くに苫前の風力発電用の風車群を望む。



おっと!ネズミ取りに遭遇!
国道232号線の特に南部の区間は特に取り締まりが厳しいので要注意。
Y31パトカーはまだ現役です。



苫前~小平間の日本海沿いを行く。海の向こうに暑寒別連峰が見えてきます。



留萌市に入り、留萌川の橋で右折、国道231号線に入ります。



橋を渡るとクランク状にカーブし、JR留萌本線の踏切を渡ります。この区間だけ国道が未整備で、既存の231号線と繋げるために鉄道を立体交差するのかはまだ未定です。



留萌の市街地を抜け、暑寒別連邦を望みながら再び日本海沿いに走ります。



増毛を過ぎると海岸線から一旦離れ、暑寒別の山並みを越える増毛山道に入ります。かつては未舗装で急カーブが連続するまさに『酷道』でしたが、約20年前にトンネルで抜ける新ルートが開通し、日本海オロロンラインの全てにおいて通年通行が可能となりました。



かつては「陸の孤島」といわれた雄冬。断崖絶壁を切り開いて道路が造られた難所で、国道の開通は住民にとってまさに悲願でした。




雄冬の字名は増毛町と石狩市にまたがっており、ここから石狩市(旧浜益村)に入ります。いよいよ今回のドライブで通過する最後の市町村。



石狩市浜益区浜益付近を行く。



浜益を過ぎると国道は山側に大きく迂回し、送毛(おくりげ)トンネルに入ります。1977年の開通当時は道内屈指の長さを誇った長大トンネルですが、老朽化が著しく崩落の危険があるため山側に新しいトンネルを建設しています。
老朽インフラの改修は待ったなし。笹子トンネルの悲劇を繰り返してはなりません。



送毛トンネル内部。途中照明灯の並びがずれているのがお解りでしょうか。内部に段差が発生し、しかも漏水しているのでかなり危険な状態。



厚田海岸を行く。国道231号線は改良工事が進み、崖下を走るルートはトンネル化されてこのように海岸線ギリギリの区間も少なくなってしまいました。災害を避けるためには仕方ない事かもしれません。



この付近には地元が『恋人の聖地』としてPRしている厚田公園展望台があります。



長く寄り添った海岸線を離れ、望来(もうらい)の丘を越えると遠くに手稲連峰と札幌の街並みが見えてきて、いよいよ旅の終わりが近づいてきます。しかし残念ながらこのあたりから雨が降り出してしまいました…。


北海道一の大河・石狩川を渡る石狩河口橋。河川の橋としては長さも道内一を誇ります。


そして、ついに我がマチ札幌市内へ。
結局雨に始まり、雨に終わった旅でした。



最後に網走~稚内~札幌間の燃費を測るために給油。
ディスプレイ上では16.2㎞を表示していましたが、実際の燃費は約16.0㎞という結果に。
エコタイヤに交換しても、さすがに燃費記録も頭打ちみたいです。休み前にオイル交換を済ませておけば良かったかな?



そして3日間続いたドライブはこれにて完結。
結局今回も天気に泣かされました…(>_<)
GWここまで天候不順というのも初めてです。しかし天気が悪いからといって何処にも行かないで過ごすのも心情に悪いですから(-_-;)
全コースにおいて天気に恵まれたら最高のドライブだったと思いますが。
全く青空が拝めなかったという状況でなかったのがせめてもの救いといえましょうか…。

ここまで長いドライブ、今度はいつ行けるかな?


今回通過した市町村(発着地点の網走市と札幌市を除く)

北見市(旧常呂町)、佐呂間町、湧別町(旧上湧別町を含む)、紋別市、興部町、雄武町、枝幸町、浜頓別町、猿払村、稚内市、豊富町、幌延町、天塩町、遠別町、初山別村、羽幌町、苫前町、小平町、留萌市、増毛町、石狩市(旧浜益村、厚田村を含む)。


3日間のドライブコースを地図で表示。



通過した市町村の数…49市町村(札幌市も含めると50)
総走行距離…1518.9㎞
使用したガソリンの量…99.9ℓ
トータルでの平均燃費…15.2㎞


GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞



(長々とお付き合い頂きありがとうございました!)
2013年05月11日 イイね!

GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞②(2日目・5月4日)

GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞②(2日目・5月4日)もう1週間前になってしまいましたが、GWドライブ2日目のオハナシです。
前回でも述べた通り、写真を撮り過ぎてどれを使おうかと選んでいるうちにアップするのが遅くなってしまいました(汗)






釧路で迎えた2日目の朝は何とか晴天に恵まれました。
朝食の後、ホテルを出発し、ロングドライブの前にまず前日汚れまくったフーガを洗車。



今日はまず本土最東端である納沙布岬を目指すべく東進するのですが、今回は厚岸までの間を国道44号線ではなく、『北大平洋シーサイドライン』の愛称を持つ道道142号線で大平洋沿いに進みます。



途中、景色のいい場所を見つけてはここぞとばかり撮影タイムしてました(^_^;)
釧路の街外れのPAにて。



海を見下ろす下り坂カーブ。



厚岸町に入り、道道は一旦国道44号線に合流します。
厚岸望洋台PAにて。




同PAからの撮影で、厚岸湾に浮かぶ無人島・大黒島



厚岸市街地を望む。



厚岸から先、海沿いの道道は一昨年の夏に通ったので今回はパスしてそのまま国道へ。
しかし晴天はやっぱり続かず、残念ながら雲が多くなってきました…(涙)
 

日本最東端の市・根室市についに突入!



市の西部・厚床からは道道1127号線~142号線を太平洋側へ遠回り。Y51ではまだ未乗区間なので…。




この辺りからまたも雨のドライブになってしまいました。まぁ天気予報ではずっと雨だし(-_-;)先ほどの洗車がムダともいえますが、束の間とは言え青空の中を汚いまま走り続けるのがガマンできなかったので…。


落石漁港近くから望む無人島、ユルリ島。モユルリ島と併せて、島を望む風景はクルマのカタログ写真によく使われていました(Y32セドリックなど)。


 


道道142号線は道道の中でも総延長が最も長いですが、途中いくつかの区間に分断され、その最終コースを走ります。



道道142号線は国道44号線との交差点で終点。そのまま根室半島を一周する道道35号根室半島線に入り、納沙布岬を目指します。



根室港より根室湾を望む。天気は悪いですが、残雪の国後島を望む事ができました。



半島の北側にはまとまった集落がなく、ただただ、人家もまばらな原野を東へと向かって行きます。



そして、北海道の東の端っこ、納沙布岬についに到達!
 灯台の手前まではクルマで入れます。



撮影の観光客がいないのをいい事に納沙布岬の地碑の前でまた撮影。Y50時代まで4代の愛車でそれぞれ納沙布岬まで到達した事がありましたが、Y51になってからは今回初めてとなります。



とんねるずの『人情岬』(♪ノサップは~人情岬~)をBGMに聴きながら岬を後にし、今度は根室半島線の南側、つまり太平洋側を走ります。こちら側は漁業を営む集落が点在しています。

ここでムカついた事が…。歯舞の手前あたりから私の後に軽トラが接近し、車間距離をビッタリとくっつけてくるんですよ。法定速度以上(80㎞/h)で走っているのに一体どんだけ飛ばせば気が済むんだ!?ルームミラー越しに睨んでも効果ナシ、ブレーキ踏んで警告しても全く動じず…。追い越し禁止が解除されても追い越さず…。このままくっつかれたままでいるのも心情に悪いので根室市街に近い直線になった処で減速したらすぐさま追い越していきました(しかもウインカーなしで(怒))が、その軽トラ、地元スーパーの社名が書いており、しかもドライバーのオヤジが追い抜きざまにこちらを睨みつけるではありませんか!!さすがに頭にきて後でそのスーパーを調べて苦情の電話を入れておきましたよ!会社の看板背負った社用車であんな事するなんて、一体何を考えてるんでしょうね?私も社用車の時は気を付けます(汗)

根室市街に入ったところで国道44号線となり、そのまま西進。
温根沼大橋の手前のPAにて。



風蓮湖
と根室湾の間にある砂洲・春国岱を望む。トドワラみたいに水没して立ち枯れた樹木が幻想的な風景を作り出しています。



風蓮湖そばにある道の駅『スワン44ねむろ』でランチタイム。ご当地グルメ『エスカロップ』を食べる事にしました。
野菜の旨味が利いた豊潤な味わいのデミグラスソースと、トンカツ、そして細かく切った筍の入ったバターライスとの組み合わせが絶妙でした。




厚床からは国道243号線・パイロット国道に入ります。愛称は戦後、世界銀行からの融資による資金で根釧原野を開拓して大規模酪農開発を行ったパイロットファームに因むもの。
このあたりから天気が少し持ち直してきました。



この先も外周ルートにこだわらず、奥行臼で左折。直進の国道244号線・国後国道は2年前に通ったので今回はパスして中標津方面へ進みます。



そういえば奥行臼には1989年に廃線となったJR標津線の駅が保存されているので寄り道してきました。



駅舎のみならずレールとホーム、駅施設までがそっくり残されており、旧標津線の駅でこのような形で残されているのはここだけしかありません。




旧・奥行臼駅から厚床方面を望む。どこまでレールが残っているか確かめようとしましたが、草木が生い茂るジャングルだったので断念…。時の流れを感じます。



駅近くには、標津線に接続していた簡易軌道である別海村営軌道の車輛が保存展示されています。最近化粧直しされたようで、綺麗なコンディションになりました。



奥行臼を離れ、中標津へ向かいます。別海から先は道道8号線となります。



中標津の地元菓子店『はせ川』。かつて道東に住んでいた頃から好きだった銘菓『杜の樹』をおみやげに購入。かつては『おちば』という名称で売られていました。
生クリームを混ぜた餡を蒸しケーキでサンドしたどら焼き風のお菓子で、生地によってチーズ・黒糖と抹茶の3種類があります。




菓子店のすぐ近くにはJR中標津駅の跡地があり、厚床からの路線と標茶根室標津間の路線が接続するジャンクションとなっていた標津線最大の駅でしたが、今はその面影もなく現在は交通ターミナルが建っています。



中標津からは道道69号線150号線1115号線で網走を目指してさらに北上します。



中標津といえば、2か月前の暴風雪禍で計5人の若い命が失われた悲しい出来事がありました。事故現場となった道道775号線と交差します。
自然の猛威の理不尽さには本当にやりきれない思いです。亡くなられた方には改めてご冥福をお祈りします。



中標津の観光スポットとして有名なのが、「地球が丸く見える」といわれる開陽台
恥ずかしながらまだ一度も行った事がなかったのですが、まだ周囲が明るかったのと雨が降っていなかったという事もあって行ってみる事にしました。



道道から急な坂道のアクセス道路を上り、開陽台に到達。




そこに広がるのは根釧原野と国後島、そして知床の山並みを一望する壮大なパノラマ!
これで天気が良ければもう言う事ナシなのに~!!






開陽台の出口にある看板には「返せ!北方領土」の文字が。
日ロ首脳会談でも結局領土問題の進展は見えず…。



開陽台を後にして、再び道道を北上するのですが、根室国と北見国の間はどうしても峠越えしなければなりません。心配していた通りオホーツク海側はGWに入ってから雪の日が続いており、平地でも積雪となった地点もあったため、無事越えられるかどうか…。路面状況が危険と判断されたら即、引き返さなければなりません。
中標津経由のルートにしたのも、根室~網走間最短ルートの国道244号根北峠は標高が高めなので少しでも低い清里峠のほうが積雪や凍結のリスクが少ないからです。
峠に近づくにつれて、やっぱり雪が降ってきました(汗)




何とか清里峠を越えたのですが、相変わらず外気温は1℃しかなく、いつ凍結するかヒヤヒヤでした(爆)



その後国道391号線にショートカットし、オホーツク海沿いの国道244号線に抜けてそのまま網走に入り、ここまでの燃費を計算するため市内のセルフGSで給油。前日の釧路より網走のほうがガソリン代が「なまら高い」!!リッターあたり13円も違うなんて!
あちこち寄り道し過ぎたため、ゴー&ストップが多く実燃費は13㎞台にガタ落ち(涙)



そして駅前のホテルに投宿し、この日のドライブを終えました。
私の地元ではありますが、今回はあくまでも旅の中継地点です…。
部屋に入ってから、頭に何か付いてるなと思っていたら、その正体はなんとダニ!!たぶん奥行臼の廃線跡歩きの時ヤブの中にいたのがくっついてきたと思われますが…(-_-;)
もちろん服の中にも入っており、合計4匹も付いていました(>_<)
廃線跡歩きの際はそれなりの覚悟が必要ですね(汗)

 
今回通過した市町村(発着地点の釧路市と網走市を除く)

釧路町、厚岸町、浜中町、根室市、別海町、中標津町、清里町、小清水町。
 

次回、最終日に続きます。
2013年05月08日 イイね!

GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞①(初日・5月3日)

GW北海道ぐるっとドライブ1500㎞①(初日・5月3日)私、GW後半の3日から2泊3日の行程で北海道の外周(大雑把です)ぐるっとドライブに出かけていたのですが、予定通り5日に無事戻ってまいりました。
大変残念な事に、GW中の北海道の天候は全般的に非常に悪く、しかも4月下旬以降上空に強い寒気がしぶとく居座っているので気温も平年よりかなり低く、全般的に曇りや雨、地域によっては雪の日が大半で、せっかくの連休の楽しみもブチ壊す空模様には本当に滅入ってしまいました。

それでも、場所によっては何とか晴天に恵まれた事が救いでした。
今回は初日、つまり5月3日の行程を紹介したいと思います。あまりにも撮影した写真の数が膨大だったため、整理や編集に手間取り、ようやくアップできる事となりました。

当日は雨の札幌を朝6時半に出発。
道央道~日高道で日高門別まで抜け、そこから先はひたすら日高路の太平洋沿いを進みます。



札幌から約3時間半、まず立ち寄ったのが、森進一の大ヒット曲で知られる襟裳岬
レコ大受賞曲である森版『襟裳岬』の歌碑。隣には島倉千代子版(歌としてはコチラが元祖)の歌碑もあります。



フーガの外気温計の表示ではなんと2℃!風も非常に強くて体感的には真冬の寒さ(>_<)
ここが北海道のつま先(?)です。





BGMとして『襟裳岬』を聴きながら岬を後にして、今度は黄金道路を北上して十勝の広尾へと向かいます。断崖を切り開く難工事で、黄金を敷き詰める如く多額の費用と労力を費やした事がその名の由来となっています。



先月行った
幸福駅で名を馳せた旧国鉄広尾線の終着駅・広尾駅跡に立ち寄ってみました。駅舎はバス待合室と鉄道資料室として活用されています。




広尾線の鉄道資料。




その後は国道336号『ナウマン国道』に入ります。ルート近くにナウマン象の化石が発掘された事によってそう呼ばれています。



いつの間にか雨が止んでいたので、途中ちょっと気になるスポットを見つけて寄り道。ルートを外れて道道に入ります。



道道を進んでいくと、右に沼が見え、その後左には太平洋が見えてきます。



砂洲の上に敷かれた道路を進むと行き止まりに。
この沼、豊頃町にある『湧胴沼』という汽水湖で、釣りスポットになっているらしく、数台のマイカーが駐車していました。




道道の終点から見たところ。右に太平洋、左に湧胴沼と一挙に眺める事ができます。



来た道を引き返し、途中水芭蕉の群生地があったので立ち寄ってみました。



水芭蕉のアップ。
平年より低い気温が続いていますが、何とか着実に春は訪れているようです。



国道に戻り、十勝河口橋を渡ります。このあたりからようやく晴れ間が覗いてきました。



国道336号はこの先左右2つのルートに分かれ、本来なら太平洋沿いに向かいたい処なのですが、まだ昼食を食べていなかったので国道38号へ向かい、浦幌町の『道の駅うらほろ』に併設されているレストランでランチタイム。



洋食中心のメニューの中から選んだのは、私の好物「ビーフシチューセット」。
美味しかったですが、生クリームが多めでちょっとくどかったかな?



来た道を引き返して国道336号線に戻り、昨春開通した太平洋沿岸に近い新ルート『浦幌道路』に入ります。この開通によって広尾町方面から釧路市方面までのアクセスがより便利になりました。今回どうしても通りたかったので道の駅からわざわざ引き返してきたのです。



『浦幌道路』はここで終点。



その先は海岸線沿いを走る道道1038号線で国道38号線と接続します。左にはJR根室本線が通っています。



国道38号線に合流し、釧路へと向かいます。



そして、今日の最終目的地・釧路へと到着!
ひとまずここまでの燃費を測るためにガソリンを補給。
気になる燃費ですが、リッターあたり16.2㎞を達成し、ついに最高記録更新!
それでもエコタイヤに履き替えたのだからもう少し延びるかと思っていたのですが…。




今夜の宿として駅前のホテルを確保しました。



チェックインを済ませた後は徒歩で行動。駅前から延びる『北大通(きたおおどおり)』を進み、市内の観光スポットである幣舞橋へ。



幣舞橋から見た釧路川。



マニラ、バリ島と合わせて『世界3大夕日』の一つに数えられるとの事ですが、何とかそれを拝む事ができました。



銅像に映るシルエット。4体ある像のうち、こちらは佐藤忠良作『夏の像』との事。



幣舞橋の後は、橋のたもとにある『釧路フィッシャーマンズワーフMOO』で土産物を物色。



釧路での夕食として、今回はご当地グルメである『釧路ザンギ』を食べようとその元祖といわれる繁華街にある『鳥松』に行ったのですが、一杯飲み屋みたいな狭い店内では落ち着いて食べる事もできず、しかも接客もイマイチでとても観光客向きの店ではありませんでした(料理の写真は自粛)。
『泉屋』のスパカツにしておけばよかったかな?



この日通過した市町村(起点の札幌市は除く)

北広島市、恵庭市、千歳市、苫小牧市、厚真町、むかわ町、日高町(旧門別町)、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町、広尾町、大樹町、幕別町(旧忠類村)、豊頃町、浦幌町、釧路市(旧音別町を含む)、白糠町

次回、2日目へと続きます。

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「ようやく400Rが納車されました。」
何シテル?   03/16 19:17
どうも、nigomaruです。 免許を取って以来21年の長きに亘って日産車一筋のカーライフを続けてきましたが、2014年に210クラウンハイブリッドを購入し、...
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免許取得30周年記念として、ガソリンMT車も今後買えなくなりそうという事で購入。私にとっ ...
トヨタ クラウンロイヤル ハイブリッド 赤いクラウン (トヨタ クラウンロイヤル ハイブリッド)
2014年11月~2024年3月の愛車。現時点で愛車保有最長記録。 初のトヨタ車、初の ...
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2010年2月(登録は1月)~2014年9月の愛車。 Y51フーガ250GT ボディカラ ...

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