• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

nigomaru GTのブログ一覧

2012年08月27日 イイね!

お盆休みその② 函館ドライブ&江差線乗り鉄

お盆休みその② 函館ドライブ&江差線乗り鉄今回は久々のドライブネタです。
公私ともに多忙をきわめ、お盆休みの出来事をなかなかアップできず、今になってしまいました…(汗)。

毎年お盆といえば地元に帰省していたのですが、昨春に母が亡くなったため、住んでいた実家も処分し、前週の5日に所用があって地元に行ってきたばかりなので今年は行かない事となりました。

そんなワケで、お盆休み中に遠出しようと思っていたのですが、13日は生憎の雨でドライブは断念。翌14日は天気が回復しましたが、午前中に親戚とお盆参りの予定があったので、それが終わった後に出かける事を妻に許してもらい、久々の一人遠出ドライブに行く事にしたのです。
GW以来、何回か所要などで遠出はしているのですが、純粋に遠出ドライブというのはなかなか行けないでおりました。

今回の目的地は函館。正月休み以来しばらく行ってなかったので、そろそろ行きたいと思ってた処だったのです。

今回は高速料金の休日割引が適用外だったので一般道・中山峠経由で向かう事にしましたが、やはりお盆期間中なので、市内で渋滞にハマってしまいました。しかし定山渓より先は割とスムーズに流れていました。

今回は私にしては珍しく230号線をそのまま下ったので、羊蹄山、洞爺湖の絶景を見ながらのドライブでしたが、途中の道の駅が激混みだった事もあり、寄り道せずノンストップで来たので写真は撮ってません…。

やがて37号線に合流し、静狩峠を越えると内浦湾の海岸線沿いを進み、長万部からは5号線に入ります。帰省ラッシュが一段落した事もあり、5号線もクルマの流れはスムーズで、駒ヶ岳、大沼を経て函館新道廻りで函館市内に入りました。

そして函館駅に到着。ここまでの所要時間は5時間余りを要しており、渋滞にハマった分、30分位余分に掛かってしまったようです。駐車場にフーガを入れ、駅舎内にお土産を買いに行きました。

いかめしスナック(以前行った時にはなかったアイテムです。ライスパフで軽い食感)


スナッフルスのチーズオムレット(定番中の定番!?札幌でも買えるのだが…)


カール・レイモンのハムソーセージ類(この辺が一番高価。これもモノによっては札幌でも買える)


大沼牛のレトルトビーフシチュー(ビーフシチューは私の好物です)


これだけ買って7000円以上も使ってしまいました…(汗)

実は、昼食を摂らないでここまで来たので、定番のラッキーピエロでハンバーガーを食べようと思って国道228号線を上磯(函館市内は混むと思ったので…)に向かっていたのですが、走っているうちにある事を思い立ってしまい、上磯を通過しそのまま228号線を西進…。

以前のブログで、江差線・木古内~江差間の廃線問題を取り上げましたが、せっかくここまで来たのなら同区間を乗り鉄したくなってしまい、江差行き124Dの発車時刻(17時51分)に間に合いそうなので木古内へと向かう事にしたのです。アレ!?今回も結局鉄ネタじゃん!?

左に津軽海峡と函館山を見ながら、右には江差線(津軽海峡線)のレールが並行しており、少しの間でしたがスーパー白鳥と併走しました。江差線は海峡線が接続する木古内まで電化されていますが、単線で最高速度が低いので特急でもあまり速くは走れません。

そうして、木古内駅まで来たのですが、この時点で江差行きの発車5分前。同列車は函館発なので既に到着しています。
しかし!駅周辺に有料・無料問わずクルマを駐車できそうな場所が見当たらず、木古内から乗るのはあえなく断念…。仕方なく、途中の無人駅から乗るべくこの先の江差線と並行する道道5号線を通って、次駅の渡島鶴岡駅へ。

同駅は小さな待合室とホームだけの無人駅で、なんと駅前(?)には数台の駐車スペースがあり、駐車するのは問題なかったのですが、ドアを開けた瞬間無数のアブが車内に侵入!非常にアブが多い場所のようで、いくら追い払っても次々に入り込む始末。そうこうしているうちに駅のそばの踏切が鳴り出したため、アブ払いはあきらめてホームに向かい、到着した江差行きのキハ40に乗り込みました。

お盆休みという事もあってか、車内は鉄道ファンがほとんどで、わずかな一般客を含めても乗客は20名程度。上ノ国からは日本海沿いに出ますが、残念ながらこの時期は日没を過ぎてしまっており、残照の中に車窓風景が望める程度。1時間ちょっとで終着駅・江差に到着。
(最後のひと区間の車窓風景を動画で撮影しました)


乗ってきたキハ40は、そのまま函館行き最終列車127Dとして折り返します。車窓からはほとんど何も見えない暗闇の中を走り抜け、20時10分に渡島鶴岡に到着。
(今回の乗り鉄旅の模様はフォトギャラリーをご覧ください)

乗り鉄旅を終えて愛車に戻り、払い切れなかったアブを「始末」し、再び来た道を函館方面へ引き返します。ここでようやく上磯のラッキーピエロに向かいますが。混雑していないにも関わらず人手不足のせいなのか提供まで2、30分待たされるという事なので諦め、結局函館市内の店舗で食べる事に。待ち時間はそうでもなかったのですが、時期的な事もあってかなり混雑しており、(北海道流に言えば)「あずましく」食べる事ができませんでした(こうなりゃ持ち帰りにしとけば良かった…)。

そして、時間的に深夜割が適用されるので帰りは森インターから道央道経由で帰路につきました。





2012年08月16日 イイね!

お盆休みその① 娘の乗り物(公共交通)デビュー!

お盆休みその① 娘の乗り物(公共交通)デビュー!お盆休みが終わって今日から勤務のnigomaruです。

またまたまたまた鉄ネタですいません(汗)。
ちょっと古い話ではありますが、お盆休み初日だった12日は、3歳の娘と二人でお出かけしてきました。それも、クルマではなく、敢えてJR利用で街まで行ってきたオハナシです。

子連れの時はいつも妻のラウムか、たまに私のフーガで出かけており、公共交通に乗せた事が今まで全くなかったのですが、この日は妻が美容室に行って不在のため、家に2人でいるのも何なんで「お父ちゃんと電車乗りに行こうか!?」と娘に持ちかけたら「うん!行く~!!」。
女の子ですが乗り物も結構好きなので、いつか親子で「乗り鉄」趣味ができたらな…と無謀な夢を描いているのですが…。まずは社会勉強の一環として乗り方や乗車マナーを身に付けさせようと思い、JRに乗ってお出かけしようと思い立ったのです。
正確に云えば、小樽市総合博物館(旧北海道交通記念館)のSL「アイアンホース号」の客車なら去年乗せてあげた事があるのですが、正真正銘の鉄道はコレが初めて。

自宅から近所の駅までは徒歩で約10分ですが、娘の歩くペースに合わせてたら駅に着いた処で丁度電車(721系6連)が来てしまい、結局乗り遅れて次の電車まで20分以上待つ事になってしまいました。その間、娘はちょっと落ち着きがなくて心配でしたが…。
やっと到着した電車は、これまた721系の6連(F11+F3019)。日中6連、しかも転換クロスシートの同系での運転はとてもありがたいサービスです。記念すべき、娘が乗った初めての車両はクハ721-3019(画像は以前撮影した同編成)で、何とか2人掛けシートを確保。

落ち着きのなかった娘でしたが、電車に乗ってからは騒いだり歩き回ったりする事なく、車窓から見える移りゆく景色を食い入るように眺めておりました。娘にとってはいい刺激だったようです。

約20分で終点札幌駅に到着。ここからは駅前にあるさっぽろ東急百貨店の子供の遊び場(屋上遊園地)に連れて行ってあげました。このような施設を有する百貨店は今や貴重な存在となってしまいました。
遊園地では、お金を入れて遊ぶ乗用型の遊具に娘が初めてチャレンジし、これも一つの「乗り物デビュー」かな…?

娘が目一杯遊んだ後は、レストラン街で昼食を食べて帰宅する事に。
しかし帰りの電車も、あと少しという処で乗り遅れてしまい、またも次の電車まで待つ事となりました。

帰りの電車は、735系3連(A-101)。
この時間は既に娘のお昼寝の時間なので、本来であればそれに間に合うように帰るつもりでしたが、結局乗り遅れたため娘もオネムになってしまい、一度寝てしまうと帰宅後に改めて寝かしつけるのが大変なので何とか寝かさないように…と思っていたのですが、さすがにこのまま乗り続けるのは限界になったため一つ手前の駅で下車し、タクシーで自宅に向かいました。タクシーも娘にとっては初めての経験で、普段クルマに乗る時に座るジュニアシートがないのには戸惑ってました。

娘にとって初めての電車でのお出かけは楽しかったようで、「また電車に乗ろうね」と言ってくれたので、今度はどこへ行こうかなと思案中です。
Posted at 2012/08/16 22:31:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 暮らし/家族
2012年08月08日 イイね!

やっぱり廃止なのね…。

やっぱり廃止なのね…。JR北海道、木古内-江差の廃止を検討 バスに転換へ

 JR北海道が江差線木古内-江差間(42・1キロ)の廃止を検討していることが8日、分かった。同社はバス路線への転換を想定しており、木古内町など沿線3町と協議を進めたい考えだ。

 JR北海道によると、対象区間は山間部で利用者が少なく、昨年度の1キロ当たりの1日平均利用者数は41人と、同社の路線で最低。3町は「収支が悪いという説明は受けているが、廃止は寝耳に水だ」などとしている。

 一方、江差線木古内-五稜郭間は、2015年度の北海道新幹線新青森-新函館間開業に伴い、第三セクター鉄道として存続することが決まっている。

2012.8.8 13:02  msn産経ニュースより)

あれれ?やっぱり廃線なんですか~?
何か月か前にJR北海道の社長が北海道新幹線開業後並行在来線から取り残される同区間の存廃を問われた際に「沿線が必要とするのなら、存続という選択肢も有り得る…」的な事を言っていたと思うのだが…。
沿線自治体の反発は避けられない情勢だが、一方で目立った存続運動も行われていないというのも事実。

輸送密度41人とは、かつて「日本一の赤字線」として知られた美幸線の特定地方交通線選定にあたっての基準期間の半分以下であり、いかに厳しい経営状態であるかというのが伺える。
この輸送量ならば、JRが運営から手を引いても第3セクターへの転換は非常に困難で、バス転換になるのは避けられない情勢だ。
以前から、北海道新幹線開業後の同区間の存廃の行方が注目されていただけに、今回ようやくJRが廃止を明言した事で、「江差線」という線名は消える運命になるのだろうか…。

この報道は今朝の北海道新聞の朝刊がいち早く伝えている。かつて、深名線(1995年廃止)が存廃の瀬戸際に立たされていた時も、真っ先に廃線報道を伝えたのはやはり道新であった。 

同区間は山間部が多く、車窓にこれといって見どころはないのだが、強いて挙げれば天の川の清流と、終点近くになってから見える日本海の海岸線といったところか。
私は20年前に乗ったきりだが、その頃はJRカラーに塗られたキハ22のワンマンカーがオレンジのキハ40・24と併結されて函館を出た列車は、木古内で切り離されキハ22の単行または2連で江差へと向かっていた。

同じ江差線の木古内から分岐し、木古内~江差間より輸送量が多かった松前線は、支線だったのが災いして国鉄再建法による廃止対象路線となり、青函トンネルの開業を目前にして廃線となっている。今回の木古内~江差間は新幹線の開業を翌年に控えた頃の廃線が計画されている。これって運命のいたずらなのだろうか…。

廃線されバス転換が実現されれば、檜山管内から鉄道が消滅し、北海道で唯一鉄道のない振興局管内となってしまう。
また、道内から鉄道空白地帯が増えていく…。
Posted at 2012/08/08 23:09:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2012年08月08日 イイね!

復活!急行まりもの旅(その③・完結篇)

復活!急行まりもの旅(その③・完結篇)前回の続き。

ブログアップが非常に遅いnigomaruです。
まりもの旅からもう2週間以上も前になって新鮮味に欠けますが、これでようやく完結ですので…。




帯広では19分停車。私は真っ先に駅舎内の駅弁屋に駆け込みます。実は、釧路着からの時間がたっぷりあったのにも関わらず、あまり食欲がなかったので朝から何も食べないでココに至ったワケで…。


十勝豚丼がご当地グルメとして有名な帯広ですが、駅弁のメニューには「ぶた八の炭焼きあったか豚丼」がラインナップされています。これ1個だけでは足りないかな…と思っておにぎり「ぶた八の炭焼きにぎり」も併せて購入。ところが、お代に1万円札を出すもお釣りがないと言われてしまい、細かいお金をあるだけ出しても足りず、結局200円まけてもらいました…(汗)。駅弁屋さん、どうもすみません…m(__)m

再び乗り込み、本日初の食事タイムに。
先におにぎりを食べてから、メインの「ぶた八の炭焼きあったか豚丼」を食します。
その名の通り加熱式容器を採用しており、引き紐を引っ張ると熱い蒸気が噴き出し、数分放置して全体が温まるまで待ちます。


出来上がり。容器が大き目の割には量が少なめですが、お肉自体は炭火で焼いているので十勝豚丼らしい味わいを堪能する事ができました。


帯広を出て、西帯広を過ぎると車掌からのアナウンスが。5月いっぱいで運行を廃止した貨物専業の十勝鉄道についての解説が…。右手車窓には根室本線と並行して敷かれていた廃線跡のレールと2両の機関車(DE10)が見えましたが、残念ながら撮影を逃してしまいました…。

日高山脈が見えてくると、険しい狩勝峠超えはもうすぐです。


釧路からなんと5時間半余りもかけて、ようやく新得に到着。スーパーおおぞらだと約2時間で到着しますから、途中他の列車に進路を譲りながらいかにのんびり走っているかがお解り頂けるでしょう。なお、まりもより9分早く釧路を発車した普通列車(2524D)は1時間前にここに到着しています。

ここでは22分と最も長い停車時間なので、絶好の撮影タイムとなります。この先、長時間停車はありません。




撮影後、一旦改札を出て売店で家族へのおみやげを購入。

いよいよまりもの旅も後半戦に突入です。
新得で十勝平野とお別れし、いよいよ狩勝峠越え。
新狩勝トンネルに入る瞬間です。新狩勝トンネルの出口近くには上落合信号場があり、ここで石勝線が分岐します。入口が一つで出口が二つという珍しいトンネルです。列車はそのまま根室本線を直通します。


高倉健主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』の舞台となった幾寅は通過。ここでは撮影に使用されたキハ40改造「ぽっぽや号」のカットモデルが保存されています。
(動画からの切り出し画像です)


東鹿越で普通列車すれ違いのため運転停車。
空知川を堰き止めたダム湖・かなやま湖が見える駅です。このダム建設のため、根室本線はルート変更が行われています。


東鹿越~金山間のかなやま湖。


発売当初は満席でしたが、4号車は結局これ位の乗り具合。途中駅からの乗降も一部ありましたが、5両の定員約260名に対し、概ね乗客は120~130名程度位しか乗ってなかったのです。但し、「ヒルネ」寝台車は1両はツアー用、一般発売は1両のみだったのでそちらはほぼ満席という状況でした。



『北の国から』で有名な富良野に停車した後は、旧産炭地である芦別・赤平(通過)を過ぎ、函館本線が合流すると根室本線の起点駅である滝川です。19時を過ぎると日もとっぷり暮れて、旅の終わりが近い事を予感させます…。


滝川からは函館本線を進み、岩見沢、幌向(運転停車)と停車。

そして、まりもの旅はついにフィナーレ!!
札幌駅4番線に到着です。ホームで待ち構えていたファンに阻まれ、列車から降りての撮影は困難を極めました。


何とか撮ったDD51とヘッドマーク。


しかし…旅の余韻に浸ってるヒマなどなく、列車密度の多い札幌駅では、6分程の停車時間の後に回送として発車してしまいます。最後に、10時間行路を共にした車両たちを見送る事にしました。


10時間余りの長い旅ではありましたが、40年前のレベルである座席(簡易リクライニングシート)にずっと座っていたにも関わらず、不思議な事に乗っていて全く苦にならず。10代の頃は耐久レースともいうべき、昼夜問わず長時間ブッ続けで乗りまくる旅をよくやってましたが…今でもまだまだイケるなw。これが隣に乗客が乗っていたら違っていたと思いますが…。

14系座席車も今年デビュー40周年で、老朽化も進んでいるため、今後再び復活まりも号が運転されるかどうかは未知数です。しかしまた、このようなリバイバル列車を企画して頂ければ…。今度は14系時代の「利尻」「宗谷」を再現してくれないかなぁ…。



(長々とお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m)
Posted at 2012/08/08 07:46:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2012年08月01日 イイね!

復活!急行まりもの旅(その②)

復活!急行まりもの旅(その②)最近、鉄分摂りすぎ!?のnigomaruです。
前回の続き。

釧路駅3番ホームに入線した「まりも」は、DD51 1137牽引で、5号車スハフ14 502+4号車オハ14 511+3号車スハフ14 551+2号車オハネ25 11+1号車オハネフ25 7の5両編成で、昼行運転なので2号車と1号車の寝台車は「ヒルネ」扱いで、1ボックスを4人で使用する座席車となります。


今回乗車する上りは、通常の石勝線経由ではなく、なんと新得からは根室線富良野廻りの迂回運転で、滝川からは函館線経由で札幌に戻るという異例の運転形態を採り、しかも10時間余りも掛けて走行するという「乗り鉄」趣味にはたまらない列車となっています。実際に昼行で「まりも」が運転されたのは石勝線開業後の数年間(しかも気動車)だけで、現役当時の運転形態とは異なりますが、夜行では味わえない車窓風景を堪能してもらおう、という趣旨でしょうか。


今回私が乗車したのは4号車のオハ14 511です。


同車は発電エンジンを搭載していないため、客車ならではの乗り味が楽しめると思って4号車を選んだワケですが…。


同車は昭和49年新潟鐵工所製。私と同い年の車両が頑張ってる姿を見ると嬉しくなります。


実は、近所の駅を出発する前にみどりの窓口でもう一度指定券の空席を確認してもらったところ、なんと前日より多い30席以上の空席が発生しており、同じ4号車の窓側席が確保できたので乗車変更してもらいました。ここまで直前にきてキャンセルが多く発生したのは、おそらくオークション出品者や金券ショップからの払い戻しがほとんどではないでしょうか。特にオークションに関しては、一人で多数の指定券を購入し、一つの券が落札されたら次の券…と何度も出品を重ねている悪質な出品者が何名もおりました。今回の「まりも」だけでなく、「北海道一周号」にも同様のケースが見られ、特に道外から「乗り鉄」に来る方にとってはスケジュールの他に現地までの移動や宿泊を事前に確保する必要があるので、この段階で指定券が取れても道外から乗りに来るのは非常に困難で、今回諦めた方がこの事実を知ったら怒りがおさまらないでしょう。今後このテの列車が運転される場合は、指定券の発売方法を再考する必要があると思います。

そして、いよいよ釧路を発車。大楽毛までの車窓風景をお楽しみください。
車内放送のチャイム「ハイケンスのセレナーデ」は残念ながら電子音に換えられてしまっています。


大楽毛でさっそく運転停車。その間、車内改札(検札)が行われて乗客には一人一人乗車証明書が配られました。DD51の図柄にヘッドマーク型のスタンプが押せるようになっています。記念スタンプは1号車(オハネフ25)最後部席に置かれており、さっそく行列ができました。

乗車証明書と私が実際に使用した乗車券、指定券。図柄のDD51は車番が1142(北海道一周号の時と同じ牽引機)で、同機が使用される予定だったのでしょうが、今回は運用の都合で変更になったものと思われます。
なお、釧路を発車した時点では意外と空席があり、私の隣に乗ってくる事はありませんでした。


この大楽毛では釧路行きのスーパーおおぞら1号と交換します。これが釧路に到着してからまりもが発車するダイヤにすれば札幌から日帰りで行けるのにねぇ~…。かといって白糠から乗るのも中途半端になっちゃうし…。この上り臨時まりもは運転停車がかなり多く、特に釧路~新得間の所要時間は同区間の普通列車よりも遅いんです!急行料金は乗り鉄を満喫するための特別料金として割り切るべきでしょう。次の東庶路信号場でも普通列車との交換で運転停車がありました。

釧路~厚内間は太平洋側を走行するので、車窓風景を存分に楽しめます。
私が釧路入りした時は曇り空だったのですが、名物の霧も出る事なく駅に着く頃には絶好の旅行日和となりました。基本的に雨男の私ですが、お天気に恵まれて本当に良かった!

切れ切れの動画で申し訳ありませんが、お時間のある方はどうぞご覧ください。
(途中お見苦しい箇所がありますが、ご了承ください。)







厚内からは十勝地方に入りますが、ここで太平洋とはお別れ。ここでも長めの運転停車ですが、スーパーおおぞら3号とすれ違いの他に、同8号の追い抜きが見られました。急行が特急に追い抜かれるというのは国鉄時代には当たり前のように見られましたが、JRの急行列車自体がもはや風前の灯である現代にだけに、これは貴重なシーンといえましょう。


厚内から先は内陸部に入って山を越えると十勝平野に入ります。
浦幌を過ぎるとこれぞまさに十勝!というべき車窓風景が広がります。これはトウモロコシ畑です。


新吉野豊頃間、最後尾車オハネフ25の貫通路窓から。まっすぐな線路がいかにも北海道ですね。


池田を過ぎ、利別幕別間で北海道有数の大河、十勝川を渡ります。


十勝平野を横断しながら、札内川を渡った列車は帯広の街を高架区間で進みます。


そして、十勝の拠点都市・帯広に到着。ここで列車は19分の小休止となります。


最後までご覧頂きありがとうございます。続きはパート③で!
Posted at 2012/08/01 00:36:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域

プロフィール

「ようやく400Rが納車されました。」
何シテル?   03/16 19:17
どうも、nigomaruです。 免許を取って以来21年の長きに亘って日産車一筋のカーライフを続けてきましたが、2014年に210クラウンハイブリッドを購入し、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/8 >>

    1234
567 891011
12131415 161718
19202122232425
26 2728293031 

リンク・クリップ

トヨタ・クラウン KeePer LABO 札幌店・テクニカル(北海道) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/17 22:43:39
【トヨタモデリスタ神戸】 クラウン用ニューパーツ装着! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/11/24 22:17:44

愛車一覧

日産 スカイライン 愛のアカイライン (日産 スカイライン)
せっかく買ったばかりのロードスターをやむなく手放す事となり、いっその事クラウンと統合しよ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
免許取得30周年記念として、ガソリンMT車も今後買えなくなりそうという事で購入。私にとっ ...
トヨタ クラウンロイヤル ハイブリッド 赤いクラウン (トヨタ クラウンロイヤル ハイブリッド)
2014年11月~2024年3月の愛車。現時点で愛車保有最長記録。 初のトヨタ車、初の ...
日産 フーガ 日産 フーガ
2010年2月(登録は1月)~2014年9月の愛車。 Y51フーガ250GT ボディカラ ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation