2023年02月16日
どうするエナジーミサイル並みの電気料金暴騰
原油などの燃料費高騰で資金不足になった電力会社もあるみたいです。
三井住友銀行やみずほ銀行などが東京電力ホールディングスに対して、総額4000億円の緊急融とな。
緊急融資が受けられないところは、自前で対応するか電気を使わないかして、エナジーミサイル並みの価格高騰に対処、生活防衛するしかありません。
いま、電化上手というプラン(現在は、受付終了)ですが、昨年10月の料金見直しで大幅に電気料金が高くなりました。
夜間は単価が安いのですが、昼間は、他のプランより割高です。
ちなみに、1月分は367kwh(対前年比 -39 kWh)で13,596 円(対前年比 5,269 円)と前年の同じ月と比べて使用量は10%余り減っても料金は、63%増でした。
2月分は、389kwh(対前年比 -32 kWh)で11,742 円(対前年比 2,427 円)です。
これは、国の軽減措置で雀の涙ほど安くなってます。
こうなった経過を調べていたら、良いネット解説があったので、引用します。
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2011年の事故で原発が停止する前まで、原発のベース運転により供給過剰気味になる夜間の電力需要を増やす料金政策をとっていた。
夜間の料金単価を大幅に安くし、ヒートポンプ給湯機の夜運転(夜間沸き上げ)時に料金を割り引いていた。
だが、原発停止が長引くなか、こうした料金体系の場合、経営的に逆ざやが発生することもあり、2016年4月以降、ヒートポンプ給湯機の夜間運転向け料金プランの新規受付を停止していた。
さらに昨年1月25日、同社は、既存のエコキュート使用者に適用する料金も変更すると発表した。
ヒートポンプ給湯機の夜稼働を割安にする料金メニューを見直して、夜間の料金単価を2円53銭~2円64銭/kWh値上げするとともに、昼間の料金単価を2円40銭~5円28銭/kWh引き下げ、ヒートポンプ給湯機など通電制御型夜間蓄熱式機器向け割引を廃止する。2022年10月から改定する。これにより、ヒートポンプ給湯機の夜運転(夜間沸き上げ)で蓄熱・給湯利用している顧客の中には、月額の電気料金が上がるケースが出てくる。
太陽光発電の自家消費を促進するタイプのヒートポンプ給湯機「おひさまエコキュート」を設置した家庭を対象とした料金プラン「くらし上手」が出来ました。
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なるほど、昼間の太陽光発電を使ってお湯を沸かすのですね。雨など発電出来ない時は、電力を購入して沸かすことになり、割安になるかどうかは、お天気次第です。
拙宅の装置は、夜間型なので、「くらし上手」には変更できません。
でも、稼働時間の設定を変更できるので、短時間でも昼間に太陽光発電した電力で沸かすように変更すれば良さそうです。
ただし、蓄電池への充電が十分に出来るかの影響が判然としません。
余った電力は、売電していますが、太陽光発電設置当初よりも料金が大幅に下がり、売電のメリットが薄れている現状です。
とりあえず、太陽光発電で昼間にもお湯を沸かしてささやかな生活防衛をしてみます。
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Posted at
2023/02/16 11:54:08
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