
長く厳しかった冬の寒さが一転して春の訪れが一歩一歩確実に感じられる陽気になりましたね。
季節がしっかり止まってゆっくり春に方向転換ってところでしょうか。
気分も浮き浮きと市街地でもサーキットでも安全運転で参りましょう。
特にサーキットでは、スピードを出すことが出来るのですが、「しっかり止まってゆっくり待ちましょう!」だそうです。
でも、江戸っ子は待ってられねぇんだよなぁ~。
昨日は、富士スピードウェイで先月から開催されている、超小型GPSロガー「Dig spice2」を活用したレッスン ”デジスパイス ニューカルチャーレッスン”にmotteruさんと参加してきました。
朝のうちは前夜の雪があちこちに残ってましたが、晴れ男二人組だけあって、次第にドライに。
講師はDig spice社の社長でプロラリードライバー田口さんです。
当日はR35のワンメイクがあり、そちらにも同社の方が張り付いて指導に当っていたようですよ。
motteruさんは、すでにDigspice2を持ってるのですが、研究熱心な方でして、詳しい使い方などを知りたいと、参加されたものです。
かく言うオイラのほうは、メカ音痴なので難しそうな機械は使う気が起こりませんでした。
でも、ある方からあることを言われていたのが、大いに心に引っかかっていて、何かヒントか答えが得られるかもしれないと思って参加してきたのです・・・・。
参加して大正解です!!!
科学的にデータを使って説明されると、まさに試してガッテン、目から鱗であります。
このレッスンは、Dig spice2を持っていなくても一日8000円で貸してもらえます。
やることは、クルマの屋根に貼り付けて走ってデータを取るだけ。
1回目の走行は、ブレーキローターとパッドを交換して間もないので、全開での走行は避けてブレーキを労わりつつ5分間50%の踏力で、5分間ピットイン。
ブレーキローターの熱はまだ、上がっていません。
次に10分間50~70%の踏力で走行し、10分間ピットイン。かなり熱が上がって、ここで、タイヤのエアーチェック。
最後の10分間で、80%踏力で走行してタイムアタックの真似事。
グイッとフルブレーキングのような強めの踏み方をすると微振動が発生することは言われていましたが、そのとおりになりますね。
強力に効くようになったブレーキは、度々、早めに速度が低下してしまうと言う結果にもなりまして、こわごわと走って最終のタイムが1回目のベストで2分10秒そこそこでした。
ローターとパッドの当りも取れてきたようで、まずまずです。
この走行データをパソコンに読み込んで、周回ごとのタイムとコースの走行ラインが表示されます。
各自の走り方をチェックし、プロから指摘されたことを、午後の走行で修正してどうなるか・・・・。
午後は、30台以上が走るようなので、最後にピットアウトし、8分間80%以下の踏力で走行し10分間ピットイン。
再度、タイヤのエアーチェック。
さらに10分間80%の踏力で走行して10分間ピットインしてから台数が減った最後の数分間でタイムアタック。
午前より1秒ほど短縮できました。
午前のデータと比べても改善できたところが沢山ありましたけど、全てを改善するには、さらに走りこまなければ・・・・・。
規定の時間を大幅に延長してのご指導と、様々なプロのデータと自分の走り方を重ね合わせたりして、詳細なデータ解析結果をご指導いただき、有難うございました。
新しいブレーキローターとパッドを労わりながらの走行でしたが、しっかり止まってゆっくり待つと、言葉では一言で言えることが、ほんのちょっぴり出来てきたようです。
江戸っ子は待ってられねぇや~なんて言わないで、ゆっくり待ってる間にコーナーを回ってしまえるようにしたいものであります。
次回は、3月26日なので、GG会のみなさんで未体験の方は受講してみては如何でしょうか。
昨日、FSWで見かけたクルマ、その1.
その2
この記事は、
デジスパイス ニューカルチャーレッスンについて書いています。
Posted at 2013/03/06 15:27:20 | |
トラックバック(0) |
スポーツ走行 | クルマ