
かねてより相談にのっていただいていたみん友さんが、車高調の修正に来てくれました。
装着もしていただけるとのことだったのですが、作業場所のことや安全面、作業量などを考慮して装着は地元のショップに任せ、修正をしていただくことにしたものです。
一連の流れは整備手帳をご覧いただくとして、ここでは、幾つかの問題点やら走行インプレッションなどを。
整備手帳は、下記のところです。
STREET RIDE TYPE-K2 MODEL COMFORTの修正1
STREET RIDE TYPE-K2 MODEL COMFORT修正2
さて、作業スペースはたっぷりあるのですが、水平な場所と言うことで、先ずは作業スペース内にて水平を出すことから始まります。
この手法は、レース活動をしていたころにサーキットなどで整備するために培ったノウハウだそうです。一度は事業として手掛けていましたが、今は、フリーランスとして活動されています。
アライメント測定などの様々な機械も持ちこんで、現況測定、よりベストな数値の計算、修正、走行、再修正、最終チェックと測定と延々6時間かかりました。
何よりも、トーインやトーアウトの設定をした後の仕上がりを調べる道具を新調して、最初に使って調べていただきました。
装着して早々と修正する決め手になったのは、180度ターン、360度ターン、それらの組み合わせターンをしたところ、フェンダーの内側に触れていることが確認できたのと、バネが馴染んで車高がさらに下がったためです。
作業を進める途中で、フェンダーの裏側のこすれている部分も確認出来ました。
さらに、製品の構造上の問題も散見されましたが、車体などに影響の出ないような修正をするしかありません。
限られた条件の中で、より良いセッティングの数値を計算しながら修正しては、走って確認を繰り返します。
すると、下がり過ぎたフロントの車高を上げる修正により、フロントの跳ねるのは影を潜めました。
残るリアですが、バネレートの変更が必須ですが、現状のままでフロントに合わせて車高を上げることで試します。
これも、走行フィーリングは向上。
最後はステアリングのセンターを出して完了です。
最終のセット数値は、このようになりました。
これらの作業をお一人で出来るのですから、まさにプロです。ドライバーはプロのセッテイングに任せるべしと、良く言われます。
インターネットなどで購入した車高調を装着したい方は、お問い合わせいただければ、紹介しますから、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。(東京の多摩地域にお住まいです。)
本日は、長時間に及ぶ作業を、有難うございました。
Posted at 2018/04/08 23:08:19 | |
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