昨日は、高速道路やらワインデイングロードなどロングドライブをしてNCロドスタの走りを確かめました。
写真は、「撮影ドライブ」にあります。
高速道路走行は、ワゴンRスティングレーと違って安定性や速さ、制動力など様々な部分で、とても楽です。
ノンターボ2000のエンジンは、2500回転から6500回転までの全開走行が一気に気持ちよく回って加速します。
パドルシフトは、NC2だと、Mモードのときしか作動しないみたいで、峠のアップダウンやコーナーでMモードのパドルをカチャカチャ確かめました。
ワインデイングロードではドライバーを中心に旋回する感じのコーナリングが気持ち良いです。
足回りは純正なので柔らか目ですが、路面の変化を忠実にドライバーに伝える動きです。別の言い方だと、特定の路面状況を通過したときにブルブルフワフワ揺れて、収まりに時間がかかり、後部シートがあって乗っている人がいたら車酔いしそうです。
これがオープンカーの様な剛性の低い車に顕著にみられる、「スカットルシェイク」っていうやつですね。
路面の凹凸を拾った時などに車体がブルブルと振動する現象で、もちろんステアリングにも伝わります。これはオープンカーの場合、元々の剛性の低さからくるもので、ある程度は覚悟しなくてはいけません。
比較的大きなうねりを超えたときの周期の長い振動の収まりは良好で、ひょこひょこせずに足がよく追従しているように感じます。
しかし、細かい振動の減衰が悪く、それがボディ剛性感の低さを感じさせてしまっているのでしょう。
後から手を加える事で剛性を上げればある程度は改善されると思います。しかし、重量が増えたり車の挙動が変化したり、必ずしも良い事ばかりではないので慎重に考えなければ・・・。最初からマツダスピードのフロントストラットタワーバーが付いてますが、このくらいでは効果は少ないのでしょう。
ノーマルのサスは比較的柔らかく、フェンダーとタイヤの空間が広いのは、オープンボディの剛性を考慮して、サスペンションストロークでショックを吸収して、ボディへの負荷を軽減している事も考えられます。
ローダウンしてハードサスを利用すると、ストロークしない分、それがボディへ伝わるのは確実です。
これがボディの振動となり、更なるスカットルシェイクを発生させ剛性が弱い印象を与えてしまうでしょう。
また振動が発生する事によって軋み音が増えるという事も考えられます。
後は、タイヤの空気圧設定での変化を確かめておきたいと思います。
冷間時でフロント2kg、リア2.5kgくらいでしょうか。
リヤは空気圧が高めのほうがタイヤ剛性が高まり、コーナリング時の操安性は向上するので、少し高めにしておいても良いかと思います。
今月末のころ、マツダのイベントで、確かめたり、指導を受ける予定です。
Posted at 2018/07/19 19:13:27 | |
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