
本日は、デミオの試乗でMAZDAのDラーを訪問。前日に担当営業さんから急きょ1日乗り放題にするとの連絡で昼前頃から4時間ほど走ってきました。
試乗に用意されていたのは、XD Touring L Package、FFのATです。
タイヤは、TOYO PROXES R39、185/60R16 86H。
走行距離は330Kmと慣らしも出来ていない新車のにおいが香る車内でした。
デザインには、好みがあると思いますが、居住性や使い勝手を優先したものではなく、躍動感あるデザインは、見た目にも国産コンパクトっとぽくないですね。
外観にとらわれずに、細かいところを見てみると、これまでの国産コンパクトカーには無いものがあります。
実は、2010年から2011年にかけて乗り換えのために、国産コンパクトカーの中から幾つもの車種を試乗しました。
しかし、いずれも何か物足りないと言うか、乗って楽しいものが無くて、結局、AUDI A1にした経過があります。
ボディ剛性の高さからくる、走りの醍醐味とか、質感の高さが決め手でした。
その後、走りに関してもっと上を追及してしまったので、手放してしまいましたけど・・・・。今にして思えば、A1くらいの国産コンパクトカーがあれば、国産にしていたかもしれません。
あれから、4年ほどで、MAZDAがデミオの新型で2014~2015日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞、少しは追いついたような気がします。
エンジンは、クリーンディーゼルで、最高出力が77KW(105PS)/4000rpm、最大トルクが250Nーm(25.5Kgf-m)/1500~2500rpm。
排気量1500ccで、このトルクは凄いです。
メーカーセットオプションのiーELOOPと言う減速エネルギー回生システムが装備されていたり、ほぼフル装備。
安全装備では、隣車線後方からの車両接近を知らせるブラインド・スポット・モニタリングが秀逸でした。
車線逸脱警報システムは、ウィンカーなどで知らせての車線変更では作動しませんが、コーナーなどの思わぬところで警報が出るのにビックリ。
他にもハイビームコントロールシステム(昼間だったので試せず)、低速時衝突軽減システムなど試せなかったものもあります。
クルーズコントロールは一般道と高速道路で試しましたが、ステアリングにあるスイッチで操作出来てロングドライブで郊外の空いている道を走るときには便利です。
メーターフードの上に、ぴょこんと透明の装置が出て、車速やナビの誘導などが表示され、視線の移動が少なくて、前方に十分な注意を払えます。
しかし、ドライビングポジションとしてはシートを低めにしてしまうと、見えないので、シートリフターで若干シートを上げました。
インストメントパネルセンターに飛び出しているヘッドアップコクピットですが、マツコネのナビはイマイチ使い勝手が宜しくありません。
コネクティブシステムの様々な情報を見ながらドライブするのも楽しいですが、ナビやTVなどの性能を求めればオーディオレス専用スマートナビゲーションを選ばなければならないのでしょうかね。
走りに関しましては、噂にたがわぬボディ剛性の高さでどっしりと地面を掴んで安定しています。サスペンションなどは、他の国産コンパクトに比べて硬めですが、路面の凹凸で車体後部がふわつくこともなく、A1の足回りを思い出しました。
コーナリングでは、同じFFならガソリンエンジン車のほうが、頭の入り方がFFらしさがあり、楽しめるかな。
一番の関心事である、エンジン性能は、低回転でも高トルクで引っ張るので、ほんの少しアクセルを踏み込むだけで思わぬ速度になってしまいました。
ここら辺の走り方がガソリンエンジン車と大きく違いますね。
ゼロ発信で4500回転まで上がってシフトアップされた時は、もはや1500ccとは思えぬ走りです。
高速道路の合流でも何ら不足はありません。
最高速度のテストはしませんでしたので、念のため(笑)
後部座席の居住性は、かなり小さめで、後席を倒してのラゲージルームも大きく段差が出来てしまいます。
エンジンルームは、こんな感じ。
リアゲートを開けると開口部が狭いかな。
相当な走り方をしてましたが、Dラーに返す前に燃料補給。ガソリンタンクのキャップを掛けられるよ~。
走行距離が100Kmちょうどで、燃費計は19.9Km/L。しかし、給油量が7.69Lだったので、残念ながら前に試乗した方が給油していなかったようです。
このことは、Dラーにもきつく言っておきました。これで、MAZDAは買わず、試乗だけってこともね(笑)
Posted at 2014/11/12 20:02:06 | |
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