
昨日、11月8日は立冬で一の酉で、季節が秋から冬へと向かっていることを実感させられます。
今年3回目のマツダドライビングアカデミーに参加する前に、山中湖パノラマ台に寄り道。
3回目にしてようやく富士山が綺麗に見えました。
3回のうち最初の1回はベーシッククラス、後の2回はアドバンスクラスです。アドバンスクラスには、富士スピードウエイの本コースを1時間も走るカリキュラムが組まれているのが魅力です。
2018年までは、希望者のみヘルメット着用のフリー走行タイムがあったのですが、故合って2019年からは、ヘルメット不要の先導車付きで追い越し禁止の走行に変更。
今さらサーキットでタイムアタックでもないし、これで十分です。
さて、カリキュラムは、寺田陽二郎さんや、マツダ社員さんの座学から始まり、ブレーキング、本コースの体験走行などが午前中に行われました。
50年前に寺田さんがマツダオート東京(現・関東マツダ)に入社されて高田馬場店でマツダスポーツカークラブ事務局を担当した時から、同クラブに入会してお世話になっていました。
自分が社会人になって間もなく、時間的にモータースポーツにかける時間が無くなってしまい、いつしか退会してしまいましたが、寺田さん達はルマン24時間レースに参戦を続け、日本車で最初の総合優勝を飾ることになったのは、余りにも有名な出来事でした。
ただ、残念なのは寺田さんが乗った車両ではなかったことですが、それでも、いつしか、寺田さんは、ミスタールマンと呼ばれるまでになり、もはや途中で退会した自分には遠い存在に。
話しを元に戻し、午前のカリキュラムでブレーキングです。
長い直線路をフル加速で80キロを超した辺りに散水したウエット路面のブレーキングポイントがあり、その5メートル正面にパイロンで障害物に見立て、しかも、左右どちらに避けて停止するかを前方で出された旗の方向で見極め曲がり、停止するときは直進方向に向きを整えるのです。
当然、ABSが作動する強烈なブレーキングが必要で、しかも障害物を避けるステアリング操作との組み合わせで、危険回避をする練習が4回ほどでした。
日常の運転では出来ないことをしておくことが、いざと言う時に役立つはず。
午前の最後は、本コースの体験走行と記念撮影。顔出し写真なので、ここではアップしません。
午後は、スラロームや定常円走行と人馬一体体験試乗。
参加者を半分に分けて、それぞれを実施。
先ずは、ヘアピン旋回からスラローム、散水したウエット路面で定常円走行です。
ドラレコ動画をアップ。
人馬一体試乗でアカデミーの講師として人馬一体を熱く語り、実技指導するのは、マツダの社員さん達。
実は、先月のロードスター30周年ミーティングで三次試験場を訪れた際に見学した時の案内をしてくれた方が、アカデミーの講師陣は、三次でも選び抜かれた方々ばかりであることを教えてくださいました。
そんな方々の人馬一体体験試乗では新車のマツダ3で、アクセルワークやブレーキングなど、それぞれのGの変化を滑らかにつなぐ走り方をテスト。
結果は、ブレーキングの入り方が強すぎる傾向が顕著に・・・。コーナーギリギリでブレーキングするよりも余裕を持って緩やかにブレーキングに入ることで、次の旋回、加速にとつないだ走り方を心がけることにします。
夕方になり、薄暮の富士スピードウエイを先導車付き走行。
お時間があれば、ドラレコから幾つかつないで編集した動画で、ナイトセッションをご覧ください。
本コース走行途中で10分間、クールダウンの際のマイスターさん。助手席側のドアミラーからミラーが落下してしまったとのこと。
終了後、係員さんにコースを探していただきましたが、発見できず。(先導車が、何かを踏みつけたとのことで、粉砕され清掃車が片づけたかもしれないとのことでした。)
9日のオートテスト、どうしましたか。さらに、10日は沖縄遠征だそうですが、マイスターともなれば遠征先で車両を用意してくれるようであります。
Posted at 2019/11/09 17:15:25 | |
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