• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2013年11月02日

スバルの原点回帰? LEVORGとは?

スバルの原点回帰? LEVORGとは?
スバルの原点回帰?



ティザー広告が始まった LEVORG 新しいラインナップに期待は膨らみます。


余りマークもしてなかったせいもありますが、直近のディーラでも全くリークされておらず、知らなかったレヴォーグ。しかし、これは私の本命ポジションのど真ん中かもしれません!?。

このところ絶好調のスバルですが、現行レガシィになってから北米志向で大躍進は喜ばしいことですが、日本国内のコアなユーザからは遠ざかってしまい、そのことは少なからずディーラの営業マン含め話題になっていました。マツダのグローバルサイズを見れば規模的にやむを得ない小規模会社の宿命???という気もしないではない。けれど危惧した落とし穴の前に、スバルはちゃんとわかっていたようです。

これが当初からの予定路線だったとすると

国内規格を捨てて、「レガシィ」の車名を使って北米ユーザの拡大を図る。そのために前車のBP,BLユーザを切り捨てたのでは、、、と以前書いたこと(スバル考)が有りました。ラインナップの拡大は規模の拡大には欠かせません。スバルはそもそものAWDの強みを生かして地道にシビア環境ユーザから信頼を勝ち得て拡大に成功しており、現行レガシィとアウトバックはその象徴でしょう。

一足飛びに新クラスを作らず、まずはレガシィーの安定シェアを獲得しつつ、インプレッサで中間層を確保。WRCイメージで走りのブランドを確立したインプレッサWRX。その一方で
アウトバックの市場を開拓した論法で、ニッチなフォレスターの市場を創造しました。

いずれも弱小ゆえの、地道なファミリー展開ではあります。しかしAWDとBOXERの技術が強みを発揮するポジションゆえに、その本物志向はそれまでの「なんちゃって○○車」とは違う所有した人だけが知るところとなります。いつかその派生車種が主力となって誰とも交わらないテリトリーを主張し始めます。

スバル快進撃の原点はやはり、初代レガシィのハイパワーターボワゴンに有るでしょう。

タフな走りのイメージを引っ提げてスバルはファンを獲得してきたと思います。スキーブームの層を足場に、自らが切り開いたがゆえのトップランナーであり、多くの追走者を生むマーケットを創造しました。

①快速ワゴン:レガシィ
 次のM/Cでは、LEVORGの登場により、ツーリングワゴンが消え、DセグメントのB4とアウトバックの構成となって、実質レガシィの名前を受け継ぎつつ、グローバルモデルトップモデルとして展開されるのでしょう。(6発どうするんかなぁ)
 
②快速SUV:フォレスター
 SJ型フォレスターは本格的SUVジャンルにさらに軸足を広げ、従来のシティー快速SUVのポジションはインプレッサXVが引き継ぐようですね。

③シティSUV:XV

いずれも、シビア環境で侮りがたい実力派であることが、誇らしい本物志向です。
豪雨や雪になれば、追い越し車線が俺の道、、、みたいな(笑) 

そして、WRC譲りのインプレッサはその走りのイメージの強さゆえに、ランエボとの競争で一部の特定ユーザのエンブレムとなり、商業的には迷路化しました。そこでWRXは分離し、
その一番の走りの基盤にBL後継とBP後継を持ってきたようです。

中核のCクラスであるインプレッサは、どちらかと言えば派生だったXVを特徴ある車として中核の存在とし、切り離された快速プラットフォームは先代レガシィのBPの後継として生まれ変わらせ、同じくB4のポジションをWRXとして拡充することにしたようです。(写真のオレンジラインは、私が想像したルーフラインをLEVOGに書いたもの)

引き継ぐべきレガシィの名前は、北米での幅広い新たな顧客開拓に使命を果たし、快速ワゴンの原点は今回のLEVORGに転換することになったことは、うれしい誤算です。

本来当初からこの絵が描けていたのなら、現行レガシィを別の名前で新クラスを作っておけば、別にレヴォーグとWRXという名前も要らなかったでしょう。ゆえに、スバルは原点回帰すべきだと気が付いたのだと言いたいのです。

北米や日本でも新規ユーザ層の獲得は成長の原動力であり、喜ばしいことです。しかし国内の従来ユーザの不満と、他社への乗り換えに不安が有ったはずですし、私の乗ってるシリーズのオーナが買い換えない理由をしっかり分析してくれたことは、スバルやるなー、であります。

この初代快速ワゴンを彷彿とする新しいコンセプトの「LEVORG」
心臓は 1.6L/170ps/25kgm当たりのダウンサイジングエコターボ。排気量を下げることでストロークを2Lサイズのままとしてロングストローク化し、今後HV化時のミラーサイクル化が可能となるでしょう。一方爆発的走りのWRXは現行2L、DITの300ps/38kgmあたりと推測します。AWDとターボしかラインアップしないようですから、スバルの特徴が最も凝縮された新ラインナップとなるでしょう。しかし本質は初代レガシィのど真ん中のリニューアルということでしょうね。

これに、他社を一歩リードしていたアイサイトがさらにリードを広げるアイサイトVer3を搭載してデビューですから、いやぁー期待十分。(でもディーゼルほしいw)

私が現車を買うときはワゴンでも良かったんですが若干全長が長く、よりコンパクトなB4にした経緯があります、荷物もそんなに積まないし。 今度はどうするか、実車を見てからですね。しかしこの分ではまたA型になってしまうなぁ。

ホンダのS660とLEVORGのHi-Loミックスになるといいなぁ、、、妄想はタダだからw。
ブログ一覧 | 雑感 | クルマ
Posted at 2013/11/02 23:26:32

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

令和8年港四川の壁 ・・・ マツダ ...
P.N.「32乗り」さん

芸術とはなんぞや?
THE TALLさん

満天の星空の下で「きぼう」は見え難 ...
S4アンクルさん

78cm 72kgを目指して
ふじっこパパさん

マイジャグV爆裂
花樹海さん

お客様が型取りにいらっしゃいました ...
FJ CRAFTさん

この記事へのコメント

2013年11月3日 8:39
非常~に興味深い分析ありがとうございます。私も元レガシィ乗りとしては、大変楽しみなレヴォーグですが、私が心配するのはただ一点、デザインのみです。もし現行レガシィ(いかにもトヨタちっくなデザイン)を踏襲するようなら正直厳しいです。逆に4台目レガシィまでのような凝縮感のあるスバルらしいデザインなら次期家族車として是非検討したいと思います。東京モーターショーが俄然楽しみになってきました♪
コメントへの返答
2013年11月3日 13:40
白蛙さん、コメントありがとうございます。

デザインは好みもありますが、WRXコンセプトは先代のBP,BLがベースになってるとおもいますので、良さそうですよw。 垢抜けてきたけど、チャラくまでは行かないとw。

また、トヨタとの協業に当たっては、スバル、トヨタ双方が、トヨタ流に呑まれる、、部分はやむなしと思っていたところに、トヨタ社長自ら、「スバルはスバルのままでいて・・」とユーミンの歌のように、言ったとか、言ったとかw。 それはスバルの個性こそが、トヨタの財産に生かせるとの慧眼でしょう。
2013年11月3日 9:38
S660とLEVORGの2台体制、、、イイかも(笑)。

マツダもそうですが、スバルはいち早く自社の強みにフォーカスした点と、小規模であるが故に時間は掛かるが、確実に強みが活きる市場を押えているのが、分析から良く解りますね。
ボクもマツダのSKYACTIV戦略では、そのスピード感に苦言を呈したことがありますが(苦笑)、スバルやマツダの規模では恐らく「わかっちゃいるけど、どないせーちゅうんじゃ?」という話なのでしょう。
しかし、そこに他社が真似出来ない確固たる強みがあれば、時が熟せば離れたファンをまた呼び戻せる、ということでしょうか。確かにシンメトリカルAWDとボクサーエンジン、それらが織り成す高いスタビリティと乗り味は、スバルを買わないと味わえない(^_^;)。

そういう意味では、アイサイトは実に有効に"掴み"アイテムとして機能しましたね。今はもう他社も追随して珍しくもなくなりましたが、それで一度、スバルを買ってしまったユーザーは、真のスバルの強みを知りますからね。「次もスバル」という正のスパイラルが機能する構図ですが、それを確実に機能させるためにはラインナップ拡充は仰る通りで大変重要です。そこを着実に固めていっているところが見事ですね。
コメントへの返答
2013年11月3日 14:12
よさそうーでしょ、組み合わせW。

鋭いタッチさんにマーケティングをほめていただけて、スバルの商品企画はホッとしているでしょう(笑)。

マツダもロータリーとハンドリングで個性的であり、欧州で、ポルシェも一目置いた存在です。 机上の理詰めではブレークスルーできなかったロータリーをものにしたDNAが、SKYエンジンを可能にしたと思います。

開発速度はリソースの限界がありますから、普遍的な「コア」技術で差別化できるかが重要ですよね。 集中投資して、その後水平展開し、すべてのラインナップに付加価値UPを付与できますから。実際キーコンポをものにして、M/Cやm/cでタイミングのあった車に搭載して回してますからね。

スバルの場合、新規顧客開拓には
STEP1:なんとか試乗させて見る
ただし、①気を引かないデザインを乗り越え、②座ってなめまわしたインテリアの質感の残念感を乗り越えて、③やぼったい営業マンの勧めを受けて「試乗」までこぎつけないといけません。そこで、普通の市街地を普通の速度で走って、わかることは
・重めな力のいるハンドル
・某車のつもりでストロークさせると効きすぎる重いブレーキ
・広げたカタログのさえない燃費
それで、連れて行った奥さんからダメ出しをもらうとwww。


それが、
①アイサイトのキャッチで、、、
②北米の衝突安全ボディー評価で、、
ともかく、試乗に引出し「ブレーキ」を体験させ、「安全、安心」の潜在ポイントを積み増しすることには成功していると思います。

後は、一度買って、不安な環境で無事に帰宅出来れば、、かなりの確率でファンになるでしょうw。 結局カタログでの機械解説をあれこれやって、「シンメトリカルだの、水平対向だの、低重心だの・・」は、理屈に過ぎず、「体感」するレベルに落とし込まないと、
残念ながら「スバル」の弱小田舎車のイメージその他のマイナス分を相殺できないんですよね。 今度の原点回帰で「やり直し5代目レガシィ」は正常進化で「911」のような、記号化に昇華できればなぁと期待してます。

プロフィール

結構おやじですが、若いつもりです。 バイクとクルマの二股恋愛です。 交流のある方は、基本「見たよ」代わりにイイネ押します。 その他は、文字通り、イイネ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

FLAT6さんのマツダ ロードスター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/30 18:24:14
モナコGPでのレッドブルのマシン吊り上げ事件! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/03 17:47:56
HVAYING プロジェクタースタンド 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/23 08:02:29

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メル子 (メルセデス・ベンツ Cクラス セダン)
3.0Rに代わる10年をリラックスして過ごせる相棒としてセカンドユースで購入。 ほぼ、同 ...
ハスクバーナ NUDA900R ハスクバーナ NUDA900R
動体視力の衰え?、から速度域を下げて楽しめるマシンに変更しました。 狙い通り、楽しませて ...
スズキ GSX-R750 スズキ GSX-R750
2005年式を2022年に購入。 2オーナ目の方のコンプリートカスタム車を譲ってもらいま ...
日産 ノート e-POWER ガンダム号 (日産 ノート e-POWER)
奥さんの買い物通勤車として、シトロと入れ替えました。(休日私のお遊び用?) →娘が結婚し ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation