• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

FLAT6のブログ一覧

2016年07月30日 イイね!

車と過ごす時間の価値

車と過ごす時間の価値今回はちょっと違った切り口で車を評価したいと思います。

むかーし書いたブログで「その人が原体験をした車の記憶が、その後の車の評価を決める・・」とかなんとかそのようなことを書いた記憶が有るのですが(;^_^A、車に抱く価値観というよりもっと泥臭い、愛着というか相棒感なんて造語が出来そうな、そんなニュアンス。



四捨五入で還暦になる(@_@)世代なわけで、車に狂う小中学生ぐらいが1970年代に入る頃・・となれば車は先端技術でもあり、まだまだよく故障する、、でもあり、高嶺の花でもあり、、という感じ。
おやじが乗ってきたプレストロータリクーペ(1968)がまさに夢のようなフィールのエンジンに驚愕した時代です。


新しい車に乗れば、新しい技術、感動に出会えるワクワクした感性。家族で出かける旅行手段としての思い出。それから独身時代のあれやこれや(#^^#)。 家族が出来ての帰省旅行などなど。

家の次に高額物件であると同時に、過ごす時間もまた長いのかな、、と思います。車の中で家族やその前身と会話した数々のシーンは実は、車ならではの空間がもたらした時間であります。
その価値をよく知っているので、妻や、息子、娘ともそれぞれ個別にドライブしたりします。色々リラックスして話ができるからです。故に、結局「癒される空間」を求めているのだなぁと気が付いたりします。

いまのBLEは仕事上の山を抱えて心身疲労の状態でその打破の意味合いもあって選択した車でもあります。狙いは当たりすぎて怖いぐらいで、今もお気に入りです。

峠のスポーツドライブから、家族旅行、通勤、一人での気晴らしドライブ・・・いずれも気分転換ができる貴重な時間であり、少し大袈裟に言えば「生き甲斐の片輪を支えている」感があります。そういう価値観故に、移動手段としてのコスト、趣味のコストを考慮しても結果として、それらが得られない車では意味がない。

そういう視点で見渡すと、心を高揚させてくれるエンジン、体と一体になってくれるハンドリング、不快なガタを感じないドライブトレイン、普通の音量で会話できる静かな空間。疲れない刺激の入らない乗り心地、、そういった完成度で評価すると素手のその成り立ちからして、おいて行かれた機能が有る。わざわざエンジンを掛けて、あてもなく出かけよう・・・という気にさせる「相棒感」が無い。 それは色々と悪さを含め、過去のもろもろのシーンを思い出させてくれたり(あ、あそこが壊れた、、とかの悪夢は思い出さなくていいよw)、こんなにも良くなったのかと差を教えてくれたり、、全く無意識な車の存在そのものさえ忘れてしまう気持ち良い自然のワインディングの空気だったり、、。

そう言った車は無いかいな、、と見渡すと、なぜか外車になってしまうのはなぜ?。

昔、ソアラを作る時に白洲次郎が「知らないものはわからないし、作れないだろう」と贅沢を知らないサラリーマンには作れないと言って、贅沢感とはなにか、今でいうところのセレブな世界に開発主査を送り込ませたような感じで、日本には「安心安全、エコ」ばかりで、贅沢やちょっとやばい香りを楽しむ余裕もない、、、という役員、傘下の部下、エンジニアが、追い立てられて設計してるんではないだろうかという危惧がある。

であれば、もう少し、バブルな時代の申し子としては(若干遅かったので恩恵は感じてないがw)ねじの緩んだ車でないと、癒されない気がするんですよね、まさにこれこそが原体験の時代の違い何かも知れませんが。昔の日本はもっと貧乏でゆとりはなかったけれど、どんな車にもチャレンジスピリット(背伸びともいう(;^_^A )があったように思います。

まんまと欧米資本家に騙されて、物言う株主が利益優先だけの亡者であっても、真に受けた経営者がリスクを目先の利益確保、、とはき違えた開発になっていないかとも思うのです。本当のリスクは「お宅の商品に魅力を感じないよ、、」ということなんですが、どうでしょう?。

そんなことを思いながら近くだから日本自動車博物館(7/31はちょうど旧車イベントもあるようです)でも見て来よう。派手な車は無いけれど、日本と車の歴史が見えます。 各社が競い合っていたモノは何だったのでしょうか。

Posted at 2016/07/30 10:11:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年07月29日 イイね!

新型インプレッサのプレビュー

新型インプレッサのプレビュー※この記事は先週末17日に書いたけど、忙しくてUP出来なかったものです。
つい先日、国内モデルの発表があったので、古新聞になってしまいましたが、せっかくなので付けたし含め、UPしておきます。





洒落たスバルの「水平対向50周年」のDMをもらったので、息抜きにスバルディ-ラに行ってきました。

お目当ては新型インプレッサの情報です。(こっそり勉強用資料を覗かせてもらいました)
ほとんど、老眼で見えませんでしたが(;^_^A。 まぁ言いたいことは予想通りで。

で、日程とエンジンについては、まぁリークしても予想通りなんで別にいいかと。

発表は10月下旬にカタログなど含め店頭発表らしく、事前顧客への個別紹介は10月に入ればボチボチ出してくれるようです。試乗含めた車も同時ながら、台数が間に合わないため、直近にならないと配車具合はわからないとのこと。

エンジンは予想通り、NAのみで1.6と2.0のともに新型FBのDIT。(残念ながらハイパワー系も、2,5Lもスペシャル臭のするものは一切無し。 屋台骨の最大中間層を狙うわけですし、最初は手も回らんでしょうしね。直噴化はほとんどを燃費に振ったと思われるピストントップ





個人的に少々意外だったのは1.6LでFFベース車があること。もうアイサイト+AWD一本でいくのかと思ってましたが、やはり最低価格レンジと太平洋側+アイサイトのニーズには過剰というもの。

後軸出力用カップリングが見える




で、当方が勉強用にいただいたカタログは、①現行のインプレッサスポーツHV、②レヴォーグSTI、そしてBRZ。

私の好みでわかりやすいと思いますが、インプの中では私の本命はHVです。なので、あと1年待ってもぎりぎり出てくるかどうか、、わかりません(;^_^A

新型インプレッサのボディサイズはまさに今乗ってるBLE同等のサイズ。ボディのデカさをヒエラルキーに考えなければ、若干ワイドなこのサイズはベストなんですね。で車体剛性、シャシーは正常進化の次世代版。そうなると足りないのは「レガシィ」のスペシャリティ観だけなんですが、そこには、H6のフィール、視界、車内騒音、質感、といった点でハードルが上がります。ですが、H6のフィール以外はすべてクリアされているはず。

で、エンジンフィールで今、一番良いのはBRZに乗ってるFA系。ほんとはこれにモータ積んでほしい(トヨタがHV仕上げてスバルが逆輸入?すればありえないでもないかもですが)

ですが、現実的には2.0のHVモデル(2.5Lが出るならそれでも我慢する)が最もBLEの後継になり得るポジションと考えています。気になる点はセンターデフつまりVDTが乗らないで、アクティブトルクスプリット+(ソフト的なブレーキ統合LSD)になるだろう点。もちろん最新技術でしょうから、よくなるんでしょうけど、飛ばすほどに路面の影響を受けない独特のスタビリティは消えてしまうだろう点。一方で得るものもあるだろうから、それは現車に乗ってから、、と。


デザインはコンセプトからはビビりが入っておとなしくなってしまい、「ソリッド」のインパクトが随分後退したと感じてますが、まぁ横に立って実物大視点で見ると意外といいのかもしれません。毒の入ったグレードが無い場合は購入には至らないと思いますが、一番コスパのイイ車であることでしょう。


私的には意外なレヴォーグSTIは好調なようで、アイサイトと走りのSTIとの相乗効果で、コストパフォーマンス考えるとアウディでなくてもいいんでない・・という国産で代わりの務まるイメージを獲得しつつあるのではないかと思います。維持費考えると安心度はさらにUPw。

もう一つの気になる車、BRZはビッグマイナーE型になってカタログがうまく仕上がっていて、その点で気合の入り方が分かります。カメラマンいい仕事してますね。
私的にはBRZは常に引っかかる存在で、その理由も含めエントリ上げようとしてるとこですが、この車は登場時微妙な完成度だったので、今回のマイナーがどこまで脱皮したのか非常に興味持っているのですが、案の定、試乗車は無いようで、北陸3県のどこかに来たら行ってみようと思います。
Posted at 2016/07/29 11:04:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年07月24日 イイね!

「低重心FRパッケージの本質とはなにか」

「低重心FRパッケージの本質とはなにか」「低重心FRパッケージの本質とはなにか」


最初に断っておかないと誤解されそうなので、言っておくと今回のエントリーは大いなるエールだと言うこと。いつものように皮肉っぽく聞こえても、それもまた近しいゆえの憎まれ口だと思っていただければ幸いです。


思うに低重心FRの真逆のコンセプトになるのは高重心なリアエンジンフロントドライブ、、、、ってそんなバツゲームみたいな車有るわけないだろ!って(ひょっとしたら特殊作業車としてあるかもしれないが)となると、一番近いのはあの車、911だと考えます。
低重心RR・・・というか、911はRR故に、低重心は必須である。重心が高いとどんな車もロール剛性が落ちて、ピッチ、ロールともに輪荷重差が大きくなり、難しい走安性を抱えることになります。ただでさえ、リバースステアが難問の911ならば、低重心な水平対向エンジンあってこそ、延命できたと言えるでしょう。実際、ドライサンプでぎりぎりまで下げた最低地上高は直角に曲げたエキゾースト下端に拘束されているといっていいし。

一方のBRZの低重心は、量産エンジンの転用という点を考えれば仕方ないけれども、そこまでの低重心には出来ていません。(それでもAWDをやめて稼いだ分は使い切っているけれど)。

では例えば、低重心FFってのは何かお得なのか?、そもそもあるのか?。と見渡すと、大体デフとドライブシャフトの処理でシャシーと前サスメンバーの構成上の制約があるので低重心にならない。いずれもオーバハングが大きい分、直進性に磨きはかかるだろうけど、逆を言えばヨーゲインは高くできない。


さて、86のポジションとは、いうなればFRというアクセルとハンドルの両方をヨーコントロールに使いやすいいわば勉強車だと言えでしょう。逆に言えば、スピンに至るまでのカウンターリカバー領域が広いという車。

BRZ(86)が使える料理ネタとして積み上げの順番は

①ライトウエイトFR
②安価な販売価
③4シータ

コスト上限を300万としたら、取れる手段は流用です。そこから導いた流用装置は
インプレッサの足回り+そこそこ回るNAエンジン

じゃあ、売りは?

運転のコントロール性、楽しさを軸にするならパワーよりもリニアリティ。
スピードは直線でなく、コーナリングスピード・・・。となるのは自然な成り行き。

この時点でロードスター同様にリアのトラクションキャパを決めて、せいぜい200馬力程度、、となったことでしょう。

となるとこのクラスでお手本となるのはポルシェ924、944、RX-7?。といったFRバランスの手本ですが、ポルシェは入門用とはいえ腐っても鯛、リアにトラクションをかける前提での50:50を目指したトランスアクスル+エンジン傾けたビッグボアの低重心直4バランサー付き。(これを客観的に見える代替特性(ゼロヨン/最大加速G)として当時の車ZX280ターボ(16.1sec/0.754G)アルファGTV6(16.5sec/0.778G)、944(16.3sec/0.818G)のデータが手元にあります。最終タイムに比べて、最大トラクションが発揮できているのはポルシェだと言えます)

一方,RX-7はシャシーと一体化したバランスで成立させたロータリー専用車。ヨー慣性はクラス随一小さいと思うけど、縦の荷重変化が軽い、路面とタイヤの荷重変化に敏感な操縦性となるのと、エンジンの回転軸(車体のロール方向)に対して、トルクリアクションで右と左に差異が出る癖がある(たぶんエキセンのジャイロ効果)。引き換えに手に入れた、加減速を殺した時の旋回速度の高さ。(逆に金縛り状態な感じでもありますが)  なんてところが設計者の意図かなと思うのですが、これらに代わる「核」が有るか?。

私が設計者なら、どうやっても過去の名車(944)を越えられ無い気がします(一クラス違うけど)。軽量化と質量集中のバランスの中で、リアのトラクションを制約上限とし、考えると一つはRX-7型の方程式があります。私が二十歳の頃いじっていた初代7がカタログ値約1トンで13B換装で遊んでた車が非常に近いのです。ですがトラクションの掛からないこの車ではピーキーなエンジンでは山での運転は難しく、ヘタレな私はパワーよりトルクバンドの広い特性がほしくてこれにスバルの水平対向が入らないか、、とまじめに考えていました。結局フロントではなく、リアシートに入れる方が(今のケイマンのように)大改造するならより正解だと考えていました(アメリカに居たならやっただろうなと思いますw)。

なので、BRZに乗のると当時のSA22Cに非常に近い情景が浮かぶのです。パワーやトルクウエイトレシオを考えると、あと500CC分足りない。ま、それは置いといて。

前重な車は、前タイヤの方が静的グリップは上です・・・し、操舵にサイドフォースを使い切れるFRでは、前重ということはハンドルの方に重きを置いた練習用に最適ということでもあります。

低重心FR化はフロントロール剛性がモーメントアームが短い分、ストロークが使えるばねレートにできるけれど、前後ピッチング方向でのコントロール幅は狭くなる(にもかかわらず、BRZはストロークが長くできていない)。つまりリアに荷重が移しにくい。リアのトラクションが掛からないと、一旦流れたリアを取り戻すには繊細に踏んでも食いつかせるのは骨が折れます。カウンタで姿勢を戻す推進力自体が得られにくい。
(911の逆。故にポルシェはヨーコントロールにアクセルが使えるように、リアトラクションには非常にこだわっています。944も928も)

奥の手は、リアサスジオメトリにアンチダイブの逆で加速側でリフトモーションになるような配置にすることですが、ブレーキ側でスクワット方向に抜ける弊害があります。後はハイグリップタイヤで稼ぐこと。実際はこれが最適でしょう。昔のSAではメカLSDに当時のVR規格ミシュランのカチカチタイヤで、雨の日が練習日という感じで(どんだけケツ流してもタイヤが減らないw)、とにかくグリップさせて推進力に変えるアクセルワークをマジで磨いてました。なんせ、突っ込み頑張ると遠心力でケツが出て、そうなるとカウンタと踏みとどまるためになんとかリアを食いつかせる、、、失敗すると盛大に横向くというwww。絶対スピードが超低い峠攻めをやって遊んでました。

そういう車の挙動を学ぶ意味では、ぎりぎりまで踏ん張って、いきなり流れる、、という設定でなく、手前からむずむずして予知させる特性の方が重要でしょうね。けれどそこを卒業したところの受け皿になる車は吊るしでは得られない、、ということなんでしょう。だからこそ、この車の封印は「タイヤ」であり、そこに合わせたセッティングにしてあるのでしょう。タイヤを変えることで、ゲインの高い、反射速度が求められる方向に詰めて行ける、とつまりそういう成り立ちだと思います。

1.タイヤのレベルはそのままに、パワーをあげてじゃじゃ馬化する。
2.タイヤのグリップを上げて、コーナリングマシーン化する。
3.タイヤのグリップを上げて、パワーも上げて、ピーキーさを楽しむ。

いずれも、楽しく安全・・・からは遠ざかる方向ですから、メーカはそっちには行かない。
私が考えるには、1、2、3のいずれも、底上げにはリアのトラクションのキャパを上げるしかない。お金持ち相手なら3は有りだが、大衆スポーツカーではそれは無いものねだりになる。
(ただし、FA25エンジンを作って載せる・・・という拡張性はあっても良いでしょ、豊田さん、と言いたいが。) ただ、この車には毒が無い。危うい影が無いのです。何が足りないかと言えば、そういうわざとお膳立てされた守りの車だという点でしょうか。そこはオーナーが如何様にも好きにして、、というスタンスなのかな。

(個人的には入り口としては正しい車だと思うけれど、、、逆にドライビングの正解が見つけにくいこともありますよね)


残った腕の見せ所という余地があるのかといえば・・

・リチウムイオン電池をリアデフの上に・・・
・リアモータアシストをリアデフに内蔵・・・
・ルーフをカーボンに・・・
・よくできた電制リアLSD+トルクフルなエンジン特性

低重心FRパッケージの本質とは、「扱いやすいの中に、高性能を少しまぶした分、伸びしろを上げてあるけど、パワーを受け入れるキャパは逆に低いよと。水平対向をフロントにせっかく入れた伸びしろは、フロントサスをよくストロークさせてこそ、、、つまり、ロール方向の荷重移動を操ってこそと思うのですが、そこが個人的にはパッケージの謎なんですが、E型はそのあたり、改善してるような、、まだまだのような、、どーでしょう。(STIのサスキットを見ると、雑誌でいうような方向とは答えが違うような、大人の事情もありそうですw)

個人的には、現状のパッケージであれば、水平対向の恩恵は「低重心」という言葉よりも縦置きフロントミッドシップ(ぎりぎりの位置だがw)が実現できたこと。だと思います。
居住性の点で、ミッション位置を決めたのであれば、直4では1.5気筒分前にズレたはず。BMWのように前軸を前にずらせば50:50も近づくけれど、敢えて、そうしなかったのはスポーツカー的スタイリング故でしょう。でもこれは大事ですから。お金掛けるなら専用ミッションでドライサンプ化、もう少し後ろに低く置ければより高級ですが、コストパフォーマンスはダダ下がりでしょうから、いろんな制約の中で頑張っていることが逆に身に沁みます。



まぁ、私のレベルで日常を楽しむ、ちょっと峠もクルーズして、、という範疇で仕上げるなら、十分な素材で、ぴったりな範疇にはあります。いずれにしても、この車に乗り込んで浮かぶ情景には、SA,FCのセブン、944(エクステリアは944をモデルにしたのか・・とも思える程)の時代が見えて、それはある意味最後のチャンスとも思えるのです。(;^_^A

ああして、こうして、、と具体的な毒をまぶすポイントは有って楽しいなと。ただし、2ドアでマニュアルで、、となるわけで、ハードルは極めて高いたかーい!となりますがw。
一方で、冷静振り返って、じゃぁやり残したことがあったのかと自問すると・・・どーなんだろうか。



以上
Posted at 2016/07/24 10:01:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年07月16日 イイね!

「アナログvsデジタル」その違いの本質

「アナログvsデジタル」その違いの本質
今回のエントリーの本題は「デジタル化で消えるもの」であります。






デジタル化は個性を消す。あらゆる機能、働き(特にソフト面で)を大量に共通化する技術だといいかえれると思う。レコード盤は原盤に刻まれた音源を引き出すのは針とアンプのテクノロジー次第で、視聴する側は一定の再現性、リピート性は当然あるものの、マニアックな引き出し方次第でいかようにも隠れた音が引き出せた。

一方で、原理的にはデジタル音源のCDはピックアップで吸い上げる情報量は同じ(フィルター処理や、補完技術といった差異はあるにせよ)であり、デジタルtoデジタルで増幅し、最後のスピーカ入り口までデジタルで劣化を抑えてゆけば、最後はアナログなスピーカのばらつきのみで均質化可能。そうなると、個性化、チューニングという差別化の幅は失われ、誰でも気軽に90点に到達するかもしれない・・・が、愛着を求めて、、、の音とは違う味気ないものになるだろう。(そのアナログ電気の制御技術、経験には思想までが込められていたけれど、デジタル化では都合よく無思想にロジックをコピーするだけで、大量に同等の性能がばらまかれ、これが日本家電衰退のメカニズムの一旦でもあると思う。)


しかしながら、そもそもマスターとして埋め込んだ音自体の上限は、誰かが決めた90点からスタートしている。天井知らずの誰かが分かるかもしれない音は入っていない。(そういう私の耳も老化でもはや15kHz以上の音は聞こえないのだがwww)

車のデジタル化も激しいもので、インジェクションが登場時期は知らないが、ディーゼル機関の登場まではさかのぼる。ガソリンも排ガス規制で登場したが、アナログ制御だった。が、さらなる精密化、ばらつきの無さを追求し、デジタル化、ハードウエアもメカ的にデジタル化された。ブレーキ、VSC、空調、ナビ、あらゆる制御がデジタル化され、バラつきを排除している。それでもなお、最後の最後、自然の摂理(物理)の世界に降りて来ると、アナログワールドになるのだが。


というような、前振りがあって、本題。

デジタル化の恩恵の本質は、バラつきの排除、ひたすらの正確な定量化です。それ自体は歓迎すべき性質で、あらゆるモノづくりはバラつきと公差を踏まえた「幅」を持って世に送り出されますから、よりぎりぎりまで追求する精緻化の手段としても正常進化でしょう。

私が気にする本質部分は、人間との接点、マンマシンインターフェースの中でも、2値的な出来る出来ないではなく、人間が操作するもの、人間の5感にフィードバックされるもの、人間の応答特性にマッチングすること、、、いわゆる「感性工学」という領域の話になるのでしょうか?。

一例として、
このブログを書いている作業において、私の頭はモニターからのフィードバックを視覚情報で受け取りつつ、先行して文章を組み立て、結論までのストーリを文字化している。その時ハードウエアとして対話しているのはキーボードである。ところが、キーボードを叩く動作はアナログであるものの、インプットのインターフェースとしては決められた配置の場所をたたくのみの2値化処理であり、まさに人間を介したAD(アナログ-デジタル)変換器であり、その性能にはON-OFF処理だけ出来ればよいので、大量の均質な、性能差のない商品が溢れるはずであるし、逆に差別化要素はないはずです。ところが・・・

ご存知のように、指のストローク、反力、打感の反響など、およそ人の指先という最も繊細な部分で操作するキーボードには機能としての本質とは相当違う部分で、インターフェースとしての多様な違いが実は存在します。私もそこに気が付いて、今のリベルタッチになったわけで、ミスなくリズミカルにタイプ出来て来ると、思考が途切れずいわゆる筆が進む状態に入れます。

ですが・・・。


ところが、そうは言っても、出来不出来、良好、嫌悪、といった情動につながる部分で、人は手触りや、反力といった知覚が脳幹にインプットする「何か」を持っているわけで、デジタルはその際のリアルタイムなインターフェースが成立しない。 ソフト的な改修はキーボードを叩いて構築したAD変換によって行われて、当事者たる人間へのフィードバックはそのソフトの動作を確認する「何か」によってもたらされるわけです。

一方、モノづくりや整備では目で見て、手で触って、道具を介する者の、締め加減、トルクの反力、手ごたえなど目と音、手の感触といった知覚がに変換されるけれども、それは直接経験値となって、体全体にフィードバックさるわけです。つまりAD変換による情報欠落が無く、スキルアップのインターフェースとして成立している。

設計の現場でも3DCAD化によって、視覚よる3D空間で目で見て脳に立体映像を確認させる便利さはできたものの、そもそも2D図面から立体化する能力は失われてゆく。また現場で鉄を溶接し、切粉を出して鉄を持っていた人間には、2Dの図面から反力を受けるひずみのリアルな映像が脳内に浮かんだが、今は材質感の無い、無機的な「映像」としての装置が見えるだけだろう。FEMで撓む方向性の違和感を感じる感性があれば良いのだけれど、それ無しに見ても、そこに重みづけの経験値は蓄積されないだろうと思うのです。


つまり、無機的な道具、機械といった大量生産品で共通な「機能・性能」に重要なバラつきの排除のため、ふんだんに取り入れられたデジタル処理装置の数々。それは一方で個性を排除し、オーナーの愛着を誘発しづらくし、無表情な「商品」としてオーナとの間に壁を作る、、、ように感じてしまう。

いつもご機嫌取りながら、キーを回す旧車乗りの気分も毎度では困りものだが、大量に貸し自動車として並べられた車の一つ、、というのも愛車にしたいとは思わない。Aiロボットが昨今またにぎやかになって来ているけれど、私は「生命の真理」を理解できない限り、限られた記憶空間をさまようおもちゃでしかないと考えている。進化と共鳴する指向の「何か」・・・

それがわからない限り「自立型」を考えてはならないと思う。倫理観や破綻の無い真理を持たない無思想な実験屋や科学者が火遊びしないことを祈りますが。

脱線したけれど、つまり人間はフィードバックを受けるあらゆる物の機能について、強弱や、迷いや、決断といった、経験から学び成長する「重みづけ」反芻によるアナログ回路で成立している人間には、その部分で会話が成立する機械や道具であってほしいものです。

100均の安かろう、十分だろうな商品は、何かをデジタルスキャンして、適当な材質を熱処理もせず、そこには作り手の思想も無く(原価低減の思想はあるかもw)、出来たデジタル商品として「均質」なはずのインプットが、製造工程のムラで不均質となり(結構不良品が多いと思う)、愛着がわく「何か」を見出すことは難しい。

そういう意味で、限られた生を生きる人間には、満足を得られる豊かな感性を、人間側が持たないと、商品もまた「これでいいじゃん」なものが溢れてゆく。 

「売れた商品が良い商品」少なくともエンジニア側からこういうことを言い出す輩がいないことを祈りたい。

次回は「低重心FRパッケージの本質とはなにか」
 新しいBRZ(86)について つぶやいてみたい。。。と自身にノルマを課しておこう。(一向に暇にならないストレスとの闘い(*´Д`) ) 
Posted at 2016/07/16 18:54:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年07月10日 イイね!

当たり前のことに、改めて気が付く。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当たり前のことに、改めて気が付く。


自動車が大衆化して、さらに大衆化がすすみ、もはや車好き、趣味は車、、なんて人種は固定数としては一定数増減しながら、一方で動けばいい、経済性が、、、という人が増加し大半の成人が車に乗る時代が続き、母数が極大化。

すると道路も混んでるし、彼女も車に乗ってもさほど気は引けないし、、ということで若者にとっての車の付加価値は相当低下しているのだろうと思います。

結果として、売れる層にフォーカスした車が増えるわけで今後も、車好き人の趣味の車選びは難航し、趣味車難民が増えるものと予想されます。中でも厳しいのが、ホンダ、日産党の方でしょうか、マツダ、スバルはまだなんとか。三菱は消えたしな。ということで外国車に流れる人も増えそうな予感。

恐竜は絶滅への道を歩む。
・効率的なエコ生物へ
・陸上から空へ
・より生存率の高い食物獲得へ
といった、生き残りをかけて進化したように、

現代の大パワー車は
・EVやHVへ、少排気、少気筒化へ→優遇補助金足カー
・高収入で高い税金を賄う財力へ→消えない富の象徴カー
・車をあきらめ、電車や自転車へ→自動運転カーへの転換も?
・工業文化遺産としてシーラカンスやオウムガイの類へ

といった、混沌期の到来でしょうか。
「速さ」の差別化は、発揮するフィールドが消え、性能、先進イメージを獲得できず、ちょい悪?、非日常の高性能感はむしろSUVの方が長けている(買い物便利だしね)。
エコでの差別化、善人感の差別化?。 車がファッションとしての価値を下げつつあるのかも。

一方で、機械時計のような手間暇かかる趣味車は富の象徴か、アホの象徴となって行くのかも。

自分にとって車の何が面白いのか、、と考えて、その要素を玉ねぎの皮をむくようにほぐしてゆくと、ロジカルには結局「効率と欲」を推進力としているものの、一方で非効率な快楽、無駄の快感を手放せないことに気が付く。能天気な私は、それは生物的な危機感が宿す一種の中和剤なのだと思う。

気が付けば、車選びの前提が20代の頃には、考えもしなかった快適性が上位に来て、潜在意識としての反社会的な後ろめたさが上位に来る。そんなベクトルで車を選ぶと、まさに「無難なおやじ車」にたどり着く。反骨心で夢を探すと今度は青臭い一番楽しかった気がする時代への回帰車に行き着く。
だからと言って、未来技術を味わおうとの好奇心も、長らくの快楽を与えてくれるとは思えず、立ち読みで十分な雑誌の類に成り下がる。

こんな愚にも付かぬことをつらつらキーボードをたたいているぐらいだから、私の脳も相当ストレスを貯めているらしいw。

気をつけねばならないことは、「買う」で終わりでなく、買って「何する」の方に具体的なイメージを持つことだ。それが車自体をいじることでもいい、「・・・んでどーなん?」と自問自答できれば、それも趣味の車だろう。
Posted at 2016/07/10 00:31:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

プロフィール

「またもやPCのRAID0の片方boot領域のエラーが生じ、だましまし(シャットダウンせず)使ってきましたが、ドライバの修正で修復できるかもとやったのが運の尽き。永眠となり、主治医に再生してもらいました。やっと今日から復活。」
何シテル?   11/10 19:18
結構おやじですが、若いつもりです。 バイクとクルマの二股恋愛です。 交流のある方は、基本「見たよ」代わりにイイネ押します。 その他は、文字通り、イイネ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2016/7 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

フォロー機能に関するよくある質問について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/03 13:47:42
俺氏、LSDを思いとどまるw 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/06/12 18:45:35
【書籍】auto sport(オートスポーツ) 2014/7/18号(No.1385) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/07/16 12:36:59

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メル子 (メルセデス・ベンツ Cクラス セダン)
3.0Rに代わる10年をリラックスして過ごせる相棒としてセカンドユースで購入。 ほぼ、同 ...
ハスクバーナ NUDA900R ハスクバーナ NUDA900R
動体視力の衰え?、から速度域を下げて楽しめるマシンに変更しました。 狙い通り、楽しませて ...
シトロエン DS3 シトロエン DS3
奥さんの通勤&買い物車として、スピアーノから昇格されました!。
スバル レガシィB4 スバル レガシィB4
クルマ&バイク大好き人間です。 いじり系と走り系も二股です。最近は乗るだけ(^^ この ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2019 Carview Corporation All Rights Reserved.