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2014年12月26日

久しぶりの一人ドライブで堪能

久しぶりの一人ドライブで堪能 冬休みになった娘を迎えに太平洋側まで200km少々高速ドライブ。

久々の一人運転だと、久々に踏んでしまいましたw。 シフトレバーを右に倒して踏み込めば、タコメータがぽんと駆け上がって音が変わります。ハイリフトカムに切り替わると明確にエンジンの性格が変わっておとなしかった淑女から、アスリートのランナーのようにクォーンとw。



そこで改めて、EZ30Rの出来の良さに感動します。もう11年越えの13万キロ弱ですが、昨今新車で試乗させて頂くエンジンのいずれにも未だ負けた、、と思ったことが有りません。

普通の車ではその感覚がどんなものかわかりづらいと思いますが、MT車に乗った経験のある方はこんな感じです。60km/hぐらいで下り坂を流している時、パッとクラッチを切って惰性走行して見る状態、、とでも思っていただけると近いかも。

ロードノイズと風切り音だけで、別のところでエンジンのアイドル音が聞こえる。訪れる静寂の正体は、パワープラントが動力伝達系から切り離されて、タイヤから回転させられる回転体が極めて振動が無く回っている状態。つまりパワープラントはそれだけ常に振動を伝えているんですね。 これがこのH6は、パワープラントが繋がっているのに伝達系の回転と同じぐらい芯で回っているため、クラッチを切った状態ぐらいの澄んだ回転感で走るのです。

元々回転振動に有利なFRは縦置きエンジン時代のマウントではエンジンマウントで同軸方向のブレを吸収すればよく素直でしたが、横置きエンジンになるとデフとミッションが一体となってゆすられ、気持ちいい惰走感自体が劣ります。そこにも縦置きエンジンのアドバンテージは有るのですが、AWDではFRのリアデフだけの構成に対して、FF同様のエンジン一体のデフ、トランスミッションが有り加えてセンターデフも有って、歯車とベアリングの数がどんと増えます。スバルは縦置きシンメトリカルのメリットで、エンジンマウントで振動を逃がしても、同軸方向の振動吸収なので雑味は少ない利点は有るものの、回転体をいくつもつなぐ構造の不利が有って、動力伝達系のノイズ、振動にはマイナスでした。

ところが4代目レガシィはセルシオに学んだのか、回転系の接続角を減らした?、同芯度を上げた?、など精度を上げたせいで、振動と同時にフリクションが大幅に減ったことが感じられました。それは下りの空走時に前の車に追突しそうになることでよく判ります。以前ならだれよりもエンジンブレーキ+駆動抵抗で減速度が大きかったからです。

そういうわけで、AWDのマイナス要素を極限化し、H6発の完全バランスエンジンを動伝系に同軸配置するまさに、スバルが唱えるシンメトリカルAWDのメリットは完結するのですが、
実際のところ、それが体感できるのはBLEとBPE型しかありません。スバル自慢のクレードルマウントによるエンジン振動の遮断は、確かに横置きエンジン系と比べればはるかに素晴らしく、加減速での揺れがガタ成分にならず上品ですが、しかしパワープラントの振動が動伝系に伝わる成分は消せません。ここはおおもとの加振源自体の代償がそのまま重量物である動伝系の全てに伝わります。それを嫌って装置を浮かすほどに、芯の揃った回転感は消えます。



改めて、そんな絶妙な回転フィールを噛みしめながら、シャーベット状の路面に突入し、いきなり周囲の車が速度を落とします(とっくに50km/hの速度制限状態なんですがwww)。平行スライドで車線変更して「なるほど、もう〇〇〇km/hは無理ですねw」な状態になり、安心して追い越し車線に居座らせてもらいます。(この状態になると、追い越し車線で後ろからあおられることはもう、ありませんので)。車間と周囲に車を呼び込まないゾーンを作って快走します。

雪が減って来ると、後ろから車が来るようになり、走行車線に戻ります。走行車線は車間を取らない車が居て、巻き込まれに気を使います。



そんなこんなで、米原過ぎて関ヶ原を抜けると、青空が、、、「ああ、太平洋側はいいな」とうらやましい。娘を乗せて帰りは除雪車に先頭を阻まれ、PAで休憩しながらのんびり帰りました。 「なるほど、一人で走らないと、ハイカムには切り替わらないんだなぁ」とか思いながら久しぶりにレガシィを堪能しました
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Posted at 2014/12/26 21:31:17

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この記事へのコメント

2014年12月26日 22:21
こんばんは。
北陸道から名神高速への風景が思い出されました。
あそこは、冬になると結構な雪が降り、トンネルを抜ける度に道路コンディションが変わる難所ですね。

私も長距離は、かみさんが横に乗っている事が多いのですが、ついつい踏み込んで、怒られてしまいます(笑)
エンジンの一番美味しい所で走る快感は、やはり一人で楽しみたいですね♪
コメントへの返答
2014年12月27日 0:01
こんばんは、コメントどうもです。

おっしゃる通り、北陸道の今庄あたりから名神の大垣あたりまでは、気候変動激しく路面も痛んでるとこが多く、難所ですよね。

今日も事故ってましたw。
気が付けば、車は一人で夜な夜な出かける時代からはや25年の歳月が、、、w。でも今もタコを真上に上げて走るとワクワクしますね♪。
2014年12月27日 13:09
B42.0Rを買って半年後、3.0Rを試乗してあまりの良さに買い替えを妻に相談したところ却下・・・。

EZ30はポルシェの研究所に依頼して設計したと聞いてますが、いいエンジンでした。
FRっぽい動きや足も私好みで、あの時、無理しても買えばよかったかな?
私には腕がないので、2.0Rで、十分ではありますが。

これからも、3.0Rを大事にのり続けて楽しんでください。
コメントへの返答
2014年12月27日 16:49
nakachanさん、こんにちは。

2.0Rは確かに高回転型で日常トルクが薄いですが、MTなら回して鼻先の軽さを生かして楽しめる車だと思います。

3.0Rはもう少々おっさん車ですねw。
カタログでは燃費の悪い税金高い車としか見えませんもんねw。が、乗れば別物感漂う車でした。

最近冬モードでリッター5.5に突入しました(高速では11超えるんですけどね (T^T)
2014年12月28日 23:33
お久しぶりです。

私もEZ30Rに魅了されている一人ですが、お尋ねしたいことが...

5ATと6MTではRデフはサイズが異なるんでしょうかね?

個人的には高速巡航時においてRデフが発する音が大きすぎるように感じます。

昔からスバルのRデフは容量が小さいんじゃないかと思うのですが...

まあ、FRではなくAWDですからRデフの容量は過大でなくてもいいことはわかりますが、時代と共にパワーアップしてきている訳ですから、せめてターボ系と大排気量の車種にはもう少しゆとりのあるサイズのRデフを採用すれば、より静粛性も際立つんじゃないかと思われます。

それほどタウンスピード領域と高速領域では車内騒音が異なるように感じているので...(^_^;)


コメントへの返答
2014年12月29日 9:28
お久しぶりです。コメントありがとうございます。

お尋ねの件ですが、アウトバックのスペックを知らないので、確定ではないですが、ATとMTでは変速比が違い、デフの減速比で帳尻合わせてますから、当然B4でも違います。加えてアウトバックはタイヤ外径がデカいので、本来さらに減速比を上げねばなりません、、がフォレスターの例ではおそらくデフケースサイズからそれ以上デカいハイポイドギアが入れられない(推測)のか、エンジン側の最大トルクを絞っています。

なので、B4などより負荷が高いことは想定されます。 しかしながらBP.、BLになってから動伝系の仕上げは素晴らしく、ギア音やベアリングノイズもほとんどないのが正常です。 なので、何らかの不具合と思います。

低周波のゴーっと言う音ならベアリングが、(速度に比例して高まる) それ以外なら歯当たりの摩耗異常=オイル交換で金属粉など無いか見てみるとか・・)が考えられます。ま、ディーラの判断で「こんなもんですよ」と言われる可能性は大ですがw。

FRと比べて小さいと思いますが、設計的にはむしろAWDのおかげで余裕は大きいと思います。メカLSDとか入れなければ(spBのATはビスカスLSDですがMTはトルセンが入っていたと思いますので)。
2014年12月29日 17:06
愛車のパーツレビューを拝見させていただいたのですが、FLAT6さんはほぼノーマルで維持なさってるんですね。

私のはデフ周りの補強を施しているのと、やはりセダンとワゴンという車体形状の違いもあるのかもしれませんね。

確かにノーマル時は今より静かだったような...

購入時に気になっていた低周波のドラミングノイズの原因が錆で固着したハブのせいだとわかり、ハブは四輪全て交換しているので、転がり感は文句なしです。

デフオイルも含め油脂類はまめに交換しているので問題ないと思うのですが、疑わしいのはプロペラシャフトのユニバーサルジョイントではないかと...(-.-;)

近頃は補強のしわ寄せが随所に出てきているような気がします。
コメントへの返答
2014年12月29日 18:34
はい、バネとホイルぐらいしか変えてないドノーマルですね。

メーカの品質テストをクリアしたもの以外、極小にしてます。 それでもボディがやれてきたらタワーバーとか補強(維持)しようかとも思ってましたが、その前にショックがへたったので放置。フルリニューアルするか迷いましたが、カミさんの指示でそのままwww。

ダメージが無い限り、ペラシャフトも起きにくいとこですけどね。 スバルのベテランサービスなら固有の症状だと特定できると思いますが、一度見させたらどーでしょ。
2015年3月30日 22:32
こんばんは。

FLAT6さんがおっしゃっていたことが理解できたような感じです。

おそらくフルノーマルのBLEってこんな走行感覚なのかな? と。

ご存知のとおりアウトバックは、最低地上高を稼ぐためにスペーサーで嵩上げしています。

ここが意外と弱点なようで、リアメンバーにだいぶ遊びがあるようで...

この度リアメンバーボルトを交換し、ここをほぼリジッド化したところ悪癖が見事に消えました。

駆動系のもっさり感が解消!

そしたらスピードの乗りが全然違う!

トラクションがきれいにかかるようになり、メンバーの揺動が消えたんじゃないかと。

あくまで素人予測に過ぎませんが...(;´∀`)
コメントへの返答
2015年3月30日 23:42
こんばんは。 コメントありがとうございます。

乃亜さん、いろいろとチューニングやられているようですね(*^_^*)。

スバルのフォレスターで味を占めたスバルはXVなどSUV的車両にサスのサブフレームの取り付けで車高調整する手段を固めました。

当然、ベース剛性にメンバーとしての強度を与える部分にスペーサとNVH対策のブッシュマウントですからね。でもそもそもターマックでのハイグリップを入力することは考えてないでしょうから、その辺は甘いのも仕方ないと思います。

リーマボルトみたいなので2点拘束したら相当変わるでしょうが、それは怖いですよね。

B4でも、ブッシュマウントなのですが、上のシート間がシート倒れないメンバー結合構成なので、BL系はワゴンとの剛性さが特に大きかったと思います。


2015年3月30日 23:55
STIからBRZ tS用にリリースされているメンバーボルトなんですが、ボルト径が標準のM14に対しM14.5。

たったこれだけの僅かな差(左右各0.25mm)のテーパーを廃してストレート構造にするだけでこれほど締結剛性が上がるとは驚きでした。

これまでスバルのマルチリンクをくそみそに言ってきましたが、そもそも土台となるサブフレームが僅かでも動くんじゃ、その性能を発揮出来ないのも当然ですね。

セダンとワゴンの差に輪をかけてスペーサー噛ましてる訳ですから...

ただヤミクモにストイックさを追求するだけでは乗用車としての快適性を損ないますし、まあこれぐらいまでがバランスとしては限界でしょうかね...(;^_^A

これで当分新車は買わなくて済みそうです♪(笑)
コメントへの返答
2015年3月31日 21:59
車はうまく仕上げると、吊るしの新車より良くなる場合もありますし。

ただ、土台が悪いとチューンのコスパも悪いので見極めが肝心ですね。

私の場合は新車時と比べると、だいぶボディがゆるくなったのを感じます。ショックの抜けも有ってもう限界ですが、リニューアルするにはもう残り代が少ないと。

ホントは、代わりが無いのでリフレッシュしたい気持ちが強いんですけどね。

プロフィール

結構おやじですが、若いつもりです。 バイクとクルマの二股恋愛です。 交流のある方は、基本「見たよ」代わりにイイネ押します。 その他は、文字通り、イイネ...

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