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イイね!
2023年04月12日

e-Powerの楽しみ方

e-Powerの楽しみ方
娘が嫁入りしてから、手元に返ってきたガンダム号ですが、新品PS4を履いて改めて調子を確認しにドライブしてきました。







結論:
いやぁ、e-Powerによる新時代の峠ドライブは改めて楽しい!。 タイヤとシャシーのマッチングも取れて、とても楽しくなりました。(走行中、ここが、、苦しい!と思う所が無くなり、きれいに回れている感じがするようになった)

以前にも書きましたが,e-POWERのスポーツドライビングは、「タイムを削る競争」ではなく、車両をどれだけコントロールするか、の自己満足なので、減速側は0.2Gの回生が基本。加速側は可能な限り踏む(最大0.5G)という縛りで走ります。失敗したらブレーキを足す(;^_^A
このため、知っているいつものコースは、減速ポイントの見切りの成否が多くを占めて、加速側はバッテリーの充電空き容量を見ながら、満タンにならないように踏みます。

今回はタイヤのグリップと剛性が上がったことと、昨年ジムカーナ走りをして感じたノートの特性から、前後輪荷重バランスが劣る基本特性上(定常円の限界は低い)、なるべく低い速度でタイトに回って、直線を早く長く踏めるように持って行く方が、速い、という事も体感したので、それに見合うタイヤの縦トラクションが欲しかったのですが、PS4はちょうどいい感じです。

これで走ると、上りはリッター14とかの数字ですが、下りは38ぐらいになり、帰って来ると大体いつもの街乗り20より良くて、24あたりに落ち着きます。これだけやんちゃなスポーツ走行して、この燃費!。ほんとにタイヤだけは減りますが、パッドは減りません。
経済的な気持ちいいミニドライブが出来て、ガンダム号は手放せません。


それから最近懸念事項が、内燃機関車も、多くのスポーツモデルが限定車扱いの販売に移行し、なんちゃってバージョンに乗ると、そのドラビリはひどいもんです。なので、スバルでもSTIとか、日産ならニスモとか、トヨタのGRとか、普通の人が乗る車のセッティングとスポーツモデルのセッテイングの乖離が大きいなと。

特に、チューンドに乗ってた方なら電スロの鈍さがほんとに嫌で、だからメーカも「モード切替」なんて裏技で認定用の標準モードは排ガス、燃費マックス設定で、スポーツモードにして、やっと「普通」という感じ。

それがEVなどの電駆になった時、どうなるか?。

実は、それがガンダム号を買った動機でもあったのですが、将来は内燃機関や+モータのハイブリッドの車は、「標準モード」というつまらん車になって、楽しいドラビリ優先の車は居なくなるのではないか?、との危惧だったのですが、「モード切替」というモヤモヤする逃げ道ではありますが、「それ」があるならまあ許せるということで。

その一方で、じゃぁもう少し先まで攻め込むオーナさんに答える車は出てくるのか?。電駆になるともう、チューニングってほぼむりなんじゃね?、と。
内燃機関では、基本特性上の不利なマイナス面も楽しめたり、ドライバーがだまして制御するなり、という「手なずけ方」が有ったのですが、それが電スロのおかげで封じられ、モード切替たとしても意を汲んでくれない。

だから、メーカの中の一部の車好き用に「作りこんだモード」を提供してくれる車は?、、と見渡すと、先のモータスポーツ部門のブランドを掲げた「スペシャル?」な車たちには、その炎が灯っている、、というのを感じているわけです。

直接私の将来のFX車に関係するのが、e-4orce搭載のエクストレイルです。
技術的には今、これ以上のものは無いだろうという贅沢な構成。コンポーネントの共有モジュール化によって、アドバンテージのある価格。そして試乗してみての完成度。

もう、十分SUVではあるものの、Cクラスセダンのおもてなし乗車感に達しているし、目線の高さやロール感を別にすれば、不足は有りません。

しかしながら、「スポーツ出来るか?」と言えばモード代えてもそこは「一般向け」レベルなわけです。だからエクストレイルの「ニスモ版」が欲しいなと。

スバルのフォレスターも、Sti版が欲しいわけですが、今のCVTと内燃機関では、未来的ではなく、まだ試乗出来ていないのですがむしろホンダのZR-Vのほうが、「それ」を残しているようなのです(動画などの巷の評価で)。

ホンダのe-HEVは基本的にはe-Powerと同じ、シリーズハイブリッド領域でほぼほとんどをこなすものの、コンポーネントのコストからか、プロペラシャフトを残したAWD機構にしています。モータの苦手な高回転、高速領域ではエンジン直結ドライブになり、この時モーターがいかほどアシストするのか、出来るのかは私は知りません。


ですが、今の技術ではペラシャフトと電制クラッチ込みで、バッファーバッテリー容量を日産より抑えた構成での総質量は、まだアドバンテージが有る。加えてAWDの機構ロスを加えても、なお高速燃費ではエクストレイルより上を行くようです。
(※新しい日産のe-Power制御はわざわざ内燃機関運転に合わせたスタイルに退化し、回生の比率が抑えられているよう。)

このように、現在はコンポーネントのキー技術の発展途上により、有利不利が混戦状態なのですが、言えるのは、「車をドライバーに制御させる」という思想と作りこみを制御コンピュータに仕込まない限り、その車は世に出て来なくなる、、という事です。

新しいノートオーラニスモに試乗する機会が無いのですが、想像では今のガンダム号よりも退化している(車側が自立制御範囲拡大)と思います。


具体的に言うと、アクセルを抜いた時や再度踏んだ時の反応が標準0.8sec、スポーツ0.5sec、ガンダム号は0.3secという感じ。これが新型エクストレイルは標準車なので、スポーツにしてもちょい待ち感があるし、回生も一定減速ではない。つまり右足1本で細かい荷重移動やトラクションコントロールするには大味。

なので、メーカ系の電駆制御に、ぜひ、チューンド的なドライバー任せのドラビリを埋め込んだ車が、今後も買えるように願っている次第。
ブログ一覧 | e-POWER | クルマ
Posted at 2023/04/12 12:05:41

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この記事へのコメント

2023年4月30日 20:25
2007年式の車であれば、そんなシステムの介入は心配なしです。

ただ、今度は何時まで乗れるかが心配💦
16年目に突入です。
コメントへの返答
2023年5月1日 12:03
そうです、今時の車はドライバーの「意志」を汲まない制御になっており、したがってメーカ側があらかじめ作りこんだ「ソフト自体に」テストドライバの意思が組み込まれている、それの評価がすべて。

いずれ維持がネックになりますが、動く限り保有がいいでしょうね、まぁ、今後感動する新車には、まず会えないでしょう。

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