• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2023年05月29日

修理と整備がなかなか大変

土日はGSXRの整備でした。(走行距離:88,731km時)

内容は大したことないのに、目と記憶力と筋力低下による姿勢の負担、、という観点から、もう「いかんなぁ」と感じる今日この頃(;^_^A

さて、私のGSX-R750には純正のステアリングダンパーは破棄されており、代わりにトップブリッジにオーリンズのステダンが付いています。前オーナに取り付け位置を聞いたところ、「目立つから」とカッコ優先とのことでした。以前油冷に乗っていた時に私も同じトップブリッジに付けてましたが、この時はもともと油冷には付いていないため取り付け場所がそこしかなかった点と、ツーリングにも使っていたので、走行中にダンピング調整出来て便利だったから。

しかし、このK5では整備性のよい後部支持型燃料タンクにより、前2本のビスを外すと燃料タンクを持ち上げて、車載のつっかえ棒で保持できる整備性の良さが有りながら、このステダンのせいで、これを先に外さないと、タンクが上げられない。いずれ純正と同じ位置に付け直そうと思っているのはそのため。

※ソケット30が無かったので、もったいないけどDIYで買ってきました。標準が欠品で、しかたなくインパクト用(400円高かった( ノД`)シクシク…)。これでアルミナットですが、9kgmのトルク管理が出来ます。

で、ひとまずステダンを取りはずし。左のカウルを外します。ジェネレータ側の配線が追えないため。カウルを外してジェネレータからの3線を見つけ、相互抵抗を計測してみると、どれも規定値内の0.5Ω。車体との抵抗は∞でOK。これにより、レクチファイヤが壊れることも無かろう、と新品購入のレクチファイヤを取付けて、コネクタ繋いで完了。


次に、エアクリーナとプラグ交換。まずエアクリーナボックスを丸ごと外します。
旧車あるあるの、固くなったホース類や電線を折らないように、割らないように、外してゆきます。18年物の旧車ですが、7年前のOH時に、一旦要部は交換してあるので、まだましです。


燃料タンクを持ち上げると、タンクのドレンホースが長年噛みこんだままだったと思われ、くの字で外れてました(;^_^A。

さほど苦労せず、エアクリーナボックスを取りはずすと、シリンダーヘッドが見えて、プラグ交換に掛かります。マニュアルを見て、ダイレクトコイル式のプラグキャップがどう外すのか、確認。NUDAは回してから抜くようになっており、これを知らずに無理やり上に抜いて破損のネタが有るため、こちらも確認。幸いコードとコイルを先に抜いておくことが注意事項で、キャップは長いので結線したままだと、ケーブルが切れるとある。


防水のОリングを失くさないようにして、順にキャップを抜くと、シールが効いてプラグホール内はゴミや雨水の進入痕の無い綺麗な状態でした。
ちょっと問題だったのは、プラグがほぼ締め付けトルクが残っておらず1-3はほんのちょっと、4番はほぼ手で緩む状態でした。(その分がネジ山のカーボンの進入量で一番多かった原因かも。同時にブローバイの出口で影響があるのが3-4番で3はファンネル高いので、結局4番が一番汚れやすい傾向には有るかも)



プラグはデンソーのイリジウムIU27が付いていました。メーカ寿命は2輪用で5000kmなので、まぁ倍見て1万キロとすると、前オーナの交換からちょうど交換時期、という感じ。焼け方はgood。
これをNGKのCR9EDX-Sに交換。イリジウムからルテニウムに。NGKのはメーカ寿命1万キロなので、2万キロは大丈夫でしょう。そうすると、もう変えずに済むかな(;^_^A 締め付けは箱に書いてある新品ワッシャ時:60度。ちょっと手加減して45度で締めておく。(1度つぶした後は30度との指示)

次に、エアクリーナを交換。現状はK&N製のが付いていましたが、純正と比較すると、表面積では純正の圧勝。なのでK&Nの方が目が粗いんだろうな。思ったより汚れていた感じなので躊躇なく交換。(純正の方が優秀安心と思った)

問題はブローバイーのフィルターというか、スポンジみたいなネットが変質してボロボロだったこと。下手に吸われると一瞬で燃えるので、いいのか?、気になったのですが、部品取り寄せでは間に合わないので、類似編をDIYのキッチンコーナでおなじような目のスポンジを物色。本当はウレタン以外のテフロンやナイロンが良かったのですが、それらは研磨剤が塗ってあるので、まずいので結局短期で交換することにして、ポリウレタン製で代用。







復元して、エンジン始動。特に異変無し。バッテリー端子間電圧も12.7Vが、始動アイドルで14.5Vを、回転5000にあげても14.8Vであり、作動問題ないと考えます。
・・が、レクチファイヤ本体がかなり熱い。従来を図っていないのでわからないのと、ダイオード2個死んでたら発熱も1/3だろうから比較になりませんし。取り合えず復元完了したら、ちょっと走って様子見てからですね。
※翌日、ヘッドライト付けて1時間ほど走って、バッテリー電圧測ると、13V有って充電されてました。また、放射温度計でレクチ本体測ると50℃と結構熱いけど
許容範囲でしょう。カウルの裏で風が当たりにくいので、導風板でも考えるかな。

シートカウルの当て板で補修したものがやはり持たなかったので、この機にきちんとリベットで固定しました。


結構な出費になり痛い。それより体が痛い。微妙に前かがみ姿勢で、老眼と暗くて配線の隙間を覗いて、コネクタの爪のタイプを解読して老化した爪を折らないように、固着してたりなどを抜いて作業していて、大変疲れました。それでもエンジン再始動の感触は、いいもんですね(;^_^A

追伸)
翌日曜日に、試走してきたのですが、以前と変わらずきれいに回ります。気分的には少しトルクアップしたような(;^_^A 吸気抵抗の変化分が燃調変わるので、どうかと気にしてましたが、気になるような差は感じられませんでした。
この調子を覚えておいて、次回オイル交換でどうなるか?。
ブログ一覧 | GSXR750 | 趣味
Posted at 2023/05/29 23:00:02

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

MT-25のプラグ交換&エアーフィ ...
バビロニアさん

自宅ぅ!-ロイヤルホーム-自宅ぅー ...
クンV36&E86@兵庫さん

プラグ交換もえらいこっちゃで
えむさん

バリオス2のメンテ
フグ蔵さん

セロー酷暑整備その2
スペC汁さん

ハイブリッドスポーツセダン186
type HVRさん

この記事へのコメント

2023年6月4日 9:12
こんにちは

いやぁ、4気筒スーパースポーツの整備風景がなんだか懐かしいですw 本当にしょっちゅうこの辺はメンテしてました。エアクリ無し(網だけ)仕様だったので…。ブローバイのフィルター、ヤバかったですね…。気付けて良かったですね。この感じだと私がGSに付けてるのと同じ内圧コントロールバルブの状態も気になります…(^^;;
コメントへの返答
2023年6月4日 22:41
コメントありがとうございます。

私も直4SSのプラグ交換は20年ぶりぐらい(;^_^A
油冷から水冷ヘッドみるとホントにコンパクトです。

ブローバイ部は、乳化した鼻水状態ではなく、真っ黒な油と溶けたネット屑状態。 ただ、ヘドロの油は溜まっていませんでした。

おっしゃるようにT-REVの中は今度、フィルタ届いたら交換するので、その時洗浄してみます。油温が適度に上昇して水分は飛んでるようでしたが、どうでしょうかね(;^_^A



プロフィール

結構おやじですが、若いつもりです。 バイクとクルマの二股恋愛です。 交流のある方は、基本「見たよ」代わりにイイネ押します。 その他は、文字通り、イイネ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

FLAT6さんのマツダ ロードスター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/30 18:24:14
モナコGPでのレッドブルのマシン吊り上げ事件! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/03 17:47:56
HVAYING プロジェクタースタンド 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/23 08:02:29

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メル子 (メルセデス・ベンツ Cクラス セダン)
3.0Rに代わる10年をリラックスして過ごせる相棒としてセカンドユースで購入。 ほぼ、同 ...
ハスクバーナ NUDA900R ハスクバーナ NUDA900R
動体視力の衰え?、から速度域を下げて楽しめるマシンに変更しました。 狙い通り、楽しませて ...
スズキ GSX-R750 スズキ GSX-R750
2005年式を2022年に購入。 2オーナ目の方のコンプリートカスタム車を譲ってもらいま ...
日産 ノート e-POWER ガンダム号 (日産 ノート e-POWER)
奥さんの買い物通勤車として、シトロと入れ替えました。(休日私のお遊び用?) →娘が結婚し ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation