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2016年12月09日 イイね!

(続)次はどのエンジンを買おうかな

(続)次はどのエンジンを買おうかな直6の復活はV6の終焉を誘うのか?。

どうしても4気筒は元気なわんぱく小僧的な印象が取れない昭和のおっさんには、ハイパワーなスペックが並んでも、超エコな数字が並んでも、全くそそられないのでス。

その上で、メルセデスもBMWも直6を復活させて来たことに喜んでたのですが、その一番の理由がモジュラー構造による生産合理化・・(;^_^A  

まぁ、それでもいいですけども。

衝突安全上の対応がクリア出来てるなら、今後の排ガス関係の様々な補器類のレイアウト上はむしろ直6の方がありがたい・・ということのようです。

古くはZ32のV6ツインターボはどうにもこうにもエンジンベイいっぱいで何もでけん・・という状態だったようですし、バランスと重量配分からR35のトランスアクスル化と合わせてV6化。スーパーカー路線は「生産性」といったケチ臭い流れとは無縁でしょうから、今後もその筋では残るんでしょうね、どうせV8とか上があれば生産ラインも残るしね。

そんな流れの中で、じゃぁ取り残される短命なあだ花となるのかV6エンジン・・・。という線で、私自身はV6には余り関心が無く、古くは1.5L/V6/1500馬力のホンダF1エンジンを見て、4本カムシャフトの最小気筒エンジンとして贅沢やな、と思ってました。つまり水平対向エンジンと同じコストが掛かる。しかし、オフセットピンを使うクランクを見ると、とてもきれいに回るエンジンと思えず、個人的には没な選択肢でした。

が、技術は進歩しV6でも少なくとも良くできた4気筒よりヤッパリ十分以上にマシ、ということはゆるぎなし、、と感じて直6だめならV6でもいいや、、と選択肢を拡大。そういう目で見た時にM276エンジンって、どーなんかいなと。後継と目される直6の3Lとどっちが気持ちよかろうかと。買えないけど妄想を展開。古いけど当時のwebCGを紹介

実はこのM276エンジンは、3.5LNAを基本に2010年ごろまでバランスシャフト付き90度V8の上位機種の2気筒削った版として君臨していたM272エンジンの後継として登場したのですが、私の見立てでは前任のエンジンはカムシャフトの駆動系とやはりV8に引っ張られたVバンク90度ってのが癌だな、、と思って後継のM276と比べると、正にその点が悩みどころだったことは一目瞭然に改良されています。設計的な目で見ると先代の方が野心的な作ではありましたが、後継はその反動か、とてもきれいなセオリー通りな作りで私的には高評価。

<M272>

設計のつぶやき:ったぁくV8様のおこぼれで2気筒削ればいいじゃん、なんてほざきやがるけど、バランサーつけた時点で負けだよな、てかレンジ埋めるラインナップだしいいかって感じで前後長さ詰めるのに、クランク上のバランサ駆動まで一本掛けでカム回して、やりゃいいか。
だけど持たんからダブルローラぐらいいるわな。(あんま前後詰まらんかった乙)

P社のつぶやき:左右バンクのカムトルク変動かんがえてみ!。テンショナーの制御甘く見てんな、おれら1960年の911エンジン、まともになったん、1980年の油圧テンショナー出来てからだぞw。

<M276>
前任の申し送り:済まんけど、一本掛けはヤバい。振動消すのにギンギン張ったらバランサー軸の片持ち持たんで漏れるわ、てへ。
後任:まぁ、今回はV6用60度バンクにしてるんで、バランサーやめてセオリー通り行くわ。
ポルシェとおなじだけど、一旦減速して上あげてチェーンも短くしてテンションかけるわ、カムも寄せれるし。



一方、技術的には燃焼方式に先進技術がつぎ込まれ、直噴ながら、トヨタのD-4的な混合気制御を行って(ほとんどディーゼルのコモンレール的ですが)、燃焼効率をぐっと挙げているのが特徴です。その上で、ライトサイジング的なターボ化で3Lに縮小したのが今のC43に載っているM276E30エンジンです。私的には非常にコンサバな作りでターボ化も縮小したことで強度的には余裕(専用と見たら贅肉あり(;^_^A)な作りですが、系譜としては基本トラブルも出尽くした旬な時期と言えるでしょう。

ところが、せっかく仕上げたこのエンジンも、2015年12月デビューしたばかりですが、来年にも登場がうわさされている新世代直6エンジンまでのつなぎであることが分かります。燃費やコスト、質量、サイズと言ったあらゆる点で次世代のベースとなるべく(あるいは最後を飾る?)作られているようにこの直6作られてると思います。
<M256>

進化のポイントは
①燃焼室のコンパクト化(ロングストローク化)
②フリクション低下(2本カムシャフト駆動)
 ※ただし連桿比が8mmも減ったのはスラスト大で上はつらい?
他、細かい冷却水、オイルの制御など乗用車用レシプロ機関としてはもうやり尽くした完成度?。

だだ、このエンジンの目玉はとにかくマイルドHVなモータを仕込んでスタータとジェネレータを無くしたことでしょう。48V化によってもたらされるこの小さな約20Psのモータには爆発脈動の間を埋める脈動駆動化が入ってるのでしょうか?そうすると疑似12気筒の滑らかさになってるかも。私がスバルのHVで6気筒には届かないが、5気筒気分と言った感じからすると、かつてないシルキー6である可能性は高いかも。

非常にシンプルに洗練されたエンジンとなる気がします。そして問題はこのエンジンが上位のV8とは縁を切った流れに居るということ。つまり4気筒の上出来られた線が、6気筒で切られることの方針転換です。するとV8はとても特殊な今後は高価なエンジンになって行くのでしょうし、ミドルクラスの高級路線には安価でも(期待したい)6気筒が残るのかもしれません。
気になるのは、上で盛り上がる内燃機関の魅力が残っているかという点ですが、、それは来年デビュー後に明らかになるでしょう。


というわけで、今の私の希望は、自然吸気の傑作M276の、最終系たる3LターボV6エンジンが最有力。 そしてもしかしたら安価なグレードに乗せてくれるかもしれないNA版48V仕様マイルドHVの直6エンジンのいずれかが候補であります。

実体としてはとても費用が捻出できるとは思えず、夢のまた夢なんですがまぁそこは妄想のお楽しみということで。マーケット的には直6の出来が良ければよいほど、中古のV6が出回ってくれると楽しみにしておりますが(;^_^A

※もちろん、エンジンだけではなくこれが乗るシャシーの評価も当然踏まえたうえで検討しているわけですが、基本頭が重いクルマなので、フロントサス、ステアリング系の設計がうなるモノを物色しておりました。色物的なダブルボールジョイントナックルが思いのほかメルセデスのは素晴らしく、さすがV8までを支えるキャパが有ると感心したもんですから。

BMWの直6ももちろん垂涎ですが、私では中古しか対象にならないので維持費を敬遠しております。(社風に対する好みですかね、トヨタのスポーツカーには期待しますけど。)

Posted at 2016/12/09 13:06:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ

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