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2019年01月18日 イイね!

理想の車(その3)

理想の車(その3)第3回 理想の車

だいぶ間が空きましたが色々忙しく、ではなく何んだっけ、と言う老人性ボケで(;^_^A

さて、過去の2回で「求める車のカバー範囲」と「車と過ごす時間の優先範囲」と言う点をそれなりに洗い出しました。それらをこの先の自身が過ごす環境を睨みつつ、考えると夢(願望)と、現実(日常)のバランスを見出さねばなりません。

そこで、B4の代替を考えた際に絶滅危惧種を保存名目で乗りつつ、OHで老後も楽しむ、、なんて考えていたものの、実際は日常をこなすお役目がある以上、あんまり難儀な個体を動体保存するのは金銭的にも負担です。兄と無駄話した際にも「まー、ロードスターぐらいがいいとこだろう」と言う落ちだったんですが。

自分だけの車ならそれも成り立つのでしょうが、荷役も務めるとなるとねぇ、、。それともう一つ難しいのが、「快適と感じる範囲」と、「快適に過ごす範囲」の違いです。その意味するところは運転に要求される習熟的な「要領」があるほどコンタクトは濃密で楽しめます。しかし一方で短時間ならそれは良くても、衰えるもろもろの能力と、一緒にドライブしてくれる奥さんのおもてなしも考えると、「現代的な、快適性」が犠牲には出来なくなるのです。

そういうわけで、私の場合は「所有する車での楽しみ」といじる車は分離してゆくのだろうな、と思います。それにいじる方はどんどん劣化して行く目や頭で、古い手が覚えているロジックの車が対象になるでしょうしね。土に還る前の面白いのを置いておく?。それはカミさんが許さないのですよねぇ、まぁどうなるか。



そこで振出しに戻るのですが、最も包括力と言うか、万能性を持つ車は私の場合は「セダン」という事になります。ここで一つ考えなければならないのは、時代の経過による性能の向上です。昔ならスポーツカーと言われる性能をとっくに追い越す性能を現代のセダンは有しています(ものに寄りはしますが)。 人間の能力はさして向上しないので、絶対的な体感速さ、快感はS660でもスイフトスポーツでも楽しめることから、動力性能では現代のセダンの少し馬力のあるやつは一昔前ならスーパーカーなみの性能に達しています。

私のメル子もまだ試していないのですが、250km/hのリミッターまでは出るようです、まぁ実質バトルで使えるのは200km/h迄でしょうが、私が心躍らせて買った初代RX-7は紛れもない「スポーツカー」でしたが、ノーマルだと実質トップスピードは180km/hぐらいでした。ゼロヨンも15秒やっと切るぐらいだったはずですから、今のメル子の方がはるかに速いw。

その上、快適性も安定性も、燃費も、あらゆる面で高性能です。そういう絶対値も頭に入れると、もはや(スポーツ)セダンの立ち位置は昔のオールラウンドとはまた違った、高性能で広範な位置取りも可能です。今、チューンドするならスポーツカーではなく、セダンベースの方がピュアではないけど実用性は高いと思います。ただ、その安定性、静かさなどの快適性が高いゆえに、絶対速度や緊張感、スリルが相対的に感じにくい、という事は有りますね。(その車の持つドラポジにこだわるのはそれも有るからです。マークXのGRMNは、良さそうですが一度着座した時に、これは違うと思ったのは、ベースがそこまでを考えて作られていないため、拡張メーカーチューンしても根源は変えられなかった、ということで、私の場合はスポーツドライブの「視界」から世界観には浸れなかったなと。 ま、真正スポーツカーのムードからは50歩100歩な気もしますけども(;^_^A

そういう高性能化したセダンの懐深い脚で、安定重視のシャシーでないと、酷道の峠は楽しめませんし、旅行の道中もしかり。 高速専用だともう少しメーカーチューンの20インチ履いたような車でも行けるんでしょうけど。実際C63なんか、カテゴリーはセダンですが、どう見ても動力性能はスーパーカーの領域ですわね、あのボディにメーカ吊るしで500馬力もあるんだから。その上の4ドアクーペやパナメーラなんかは300km/hオーバですからね、セダンの幅もめちゃ広い。


あと、一言触れなければならない点は「羊の皮をかぶった狼」と言う死語かな(;^_^A、の普段は「普通」に紛れていられることも大事な要素で、だからこその対極の目立つスーパーカーも代わりが無い価値が引き立ちます。一見普通のおっさん車、、と言う点もある意味大事な要素。それでいてスマートに「カッコだけの・・・」では太刀打ちできないバトルが楽しめるのも大事な魅力かな。

バイクもそうですが、どんなにもう年だからゆっくりね、、と言いながらいざその場に行って快適な快走路に行くと、トリップしてしまうんですが、その時に興ざめにならない足腰が車に最低限備わってないと、溜息付いちゃうんですよね。なので、夢の車としてのスーパーカー願望はありつつの、現実の万能カーであり、理想の車は「快適なスポーツセダン」という事になります。今やそれさえも絶滅危惧種ですが。

おしまい
Posted at 2019/01/18 20:56:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記

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結構おやじですが、若いつもりです。 バイクとクルマの二股恋愛です。 交流のある方は、基本「見たよ」代わりにイイネ押します。 その他は、文字通り、イイネ...

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