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2020年07月11日 イイね!

突然消える巨大マーケットが及ぼす自動車事業の未来

突然消える巨大マーケットが及ぼす自動車事業の未来1日の動静が激しい戦時下の様相の毎日で、いい加減疲れている私は、白熱のリングを見ながら手に汗握って声援を送る観客かw。

さて表題は大風呂敷ですが、実はその中の濁流にもまれているメーカにフォーカスしてみたい。今、国内メーカで私が気にしているメーカは2つ。

極めて深刻な心配をしている日産

「20モデル以上の新型車」はどこへ? どうなる日産自動車


そして、スバル。

レガシィB4 受注終了で歴史に幕! 名門消滅に現場の声は?



であります。
日産車は、トヨタに次いで私には縁のない車でしたが、日本のスポーツカーの技術を切り開いてきたという面では、最大の功労者だとおもう。もちろんF1を立ち上げたホンダもあるが、ある意味、市販車のスポーツモデルとして市場(ユーザとモータスポーツをつないできたのはポルシェ対スカイライン)


妙な成り行きで、突然買ったノートニスモ-Sが、開発陣、、と言ってもこの場合はオーテックジャパンのニスモ部隊ということになろうか。上のリンク記事で池田氏が言っている現場のセッティング能力という点で、スバル同様に見直したのがその細やかな仕上げだった。

ノーマルノートのe-powerは、Bセグの2代目グローバルシャシーとして開発され、特に走りのモデルを意識して作られた気配は全くない。従って過去の日産車のようなチューンドベースとしてのマージンたっぷりな車ではなく、市販時点で十分元の取れる作りだった。

言い換えると、用途的なポジションとコストに見合う作り。それ以上でもそれ以下でもない。ただし電動パワートレーンのアドバンテージと、それを仕上げた制御は秀でており、それが市場に評価されたのだと思う(特にニスモ版の足のセッティングはコスパ考えると絶妙)。コスト的にはリーフに貢いだ資産が生きた。

そういう評価で、個人的に見直しているし、応援もしているのが今の日産。
危うい平均台の上で船出しようとしている「アリア」が、実は極めて画期的かつ衝撃的な次世代車だということがわかっているが、それが「商品」として成功できるかは、また別の話。しかし成功してもらわないと、後が無い。



もう一つは、残念ながら後継車両が力量及ばす、と感じて今のメル子に変えてしまった、「4代目レガシィ」を育てたスバル。

スバルはエコロジーに対して、この世界潮流の規制に対抗するには開発リソース不足で、トヨタとのアライアンスでひとまず担保したが、いずれにしろEHVやEV方向に向かうと、従来の核である「シンメトリカルAWD]と「水平対向エンジン」のアドバンテージが消えてゆく運命にある。と思っていたので、どう生き残るのか興味津々。

ついでに当面、我が家のFXは必要ないのだけれど、家族構成が変わったり、前から心理的に巣くっている「天変地異でのサバイバビリティ」に追従できる車としてのAWD車が無くなってしまい、今の構成は平穏無事な普通の暮らしならなんも問題ないのだけれど、ひとたび大雨、洪水、大雪、等に見舞われると、心配だらけの脆弱性を感じている。
一応、除雪される雪に対しては、ガンダムが極めて優秀なトラクション制御ゆえに、心配はいらないし、運転しやすさも想像できるのだが、いかんせん最低地上高はどうにもならない。

前の買い替えのチャンスでは、国内では「レガシィ」のポジションを受け継ぐのはレヴォーグとS4になる。との流れを受けて、大変期待したのですがS4はWRXに引っ張られすぎたポジションに置かれた。
過去記事:S4


C型あたりで、レヴォーグ並の静粛、快適も備えたGT的エッセンスも加えられたものの、私には骨格がインプレッサの流用強化版で、運動性能的には申し分なくても、着座して運転した時の世界観が「レガシィ」にならなかった。やはりガタイは大きいがB4の方がレガシィでした。

そして、SGPシャシーとなった新型レガシィは既に北米ではデビュー好評なようですが、国内にはアウトバックのみが入って来るカモ、、と言われつつまだわからない。
国内は、新型レヴォーグを上限のラインナップとして縮小する可能性も高い。しかしB4が入ってこないのは間違いないだろう。だからこそ、新型のS4に期待している。なぜなら、レガシィの全てを引き継ぐ責任があるからだ。第一世代ではそこまでカバーできなかったが、今回はB4が消えるとなると、そこまでをフォローする責任を負ってほしい。

そして気になる理由のもう一つは、メル子は素晴らしくてこれが「自動車か!」と言わせるバランスと完成度を味わっていますが、前のB4(BLE)で味わった、なんだろうか、戦闘機感は無い。当たり前かもしれないがこれはAMGに行けば有るのかもしれない。しかしスバルのあれは、やはり「シンメトリカルAWDの基本特性」と、スバルのハイスピードAWDを育ててきた「実験部隊の秘伝のタレ」みたいな、仕上げだろうと思う」。その味が最近、やけに甦って、恋しくなるのだ。ヤキモキしているのは、戻ったとしても、現代のスバル車にそれが残っているのかは、少々危惧しているから。

リラックスとタイトな緊張感、そして超高速域での信じられないぐらいの安定感。それらが醸し出すやはり独特の「シンメトリカルAWD感」が忘れられない。


そういう2社の近い未来図を分析してみたい。と前置きが長くなって、
今回はここまで。
Posted at 2020/07/11 23:03:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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