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2012年05月26日 イイね!

DITのB4に試乗させてもらいました。


近くまで行ったので、ちょっと寄せてもらったらDITの試乗車が有るという事で乗せて頂きました。

頭で比較する車種は当方、BLE3.0RATと先だって乗ったマツダCX-5ターボディーゼル
になりますかね。

さて、まずはポジション合わせます。BLEと比べるとやっぱ現行レガはボンネット高い。
全体的に見切りが高く、普通車(おじさん車)なポジション。営業いわく
「先代から比べて、やはり大きく、重く感じられる意見が多く、パワー、レスポンス、ハンドリングをいずれもクイックにしてある」とのこと。

燃費計を瞬間燃費表示にしてもらう。んでいざ出発。
まず、動きだしで感じることは、アクセル初期の反応が自分の車よりさらにジワリに補正が掛っていること。このため、微操作が言うこと聞いてくれません。わりとざっくり踏むしかありません。で、CVTは最初の変速だけは、やはり少しショックというか、変動が感じられ、その後はほとんどなめらかでわかりません。

カタログのエンジン性能曲線を見てもわかるように、1200rpmぐらいからしか書いてありません。BLEの当時のカタログみて見ると、1000rpmから引いてありますが、やはりアイドリングからの最初の立ち上がりトルクは圧縮比10.6の2リッターでしかありません。けれども走り出せば、1500~2000回転はキープされるので、ゆっくり走ってる最中にちょっと踏み込めば、なめらかに加速します。

そこでさらにグイと立ち上げて見ると、そこはやはり難しい部分で、恐らくエンジンとCVTとを協調制御させていると思いますが、エンジンはターボラグなのか、立ち上がりをわざと遅らせているのか、という反応で、CVTも繋がりはガツンと落ちるわけではなく、過渡部分はなめらかに繋がるようにラグを持っているため、やはりスポーティといってもそこは車格並みに寛容な反応です。

で、さらに踏めばすでに3000回転ぐらいに達しており、ドッカンターボ的に加速してややあわてます。
なるほど、どなたかが言っていたS#のほうがラグを感じるとはこのことでしょう。繋がりはノーマルの方が乗りやすいし、気持ちいいです。

次にパドルシフトを使って、シフトダウンして見ますがなんせ、走行距離がやっと100km越えた試乗車では気の毒で、下の回転でやってみます。CVT自体のレスポンスは優秀な範疇だと思いますが、やはり制御的に負荷を軽減するよう、繋がりには過渡の部分が有ります。
この辺は、CX-5のSKY-ATの方が、速度段そのものの繋がりはCVTが勝りますが、走っていての疲れ無さはSKYの方が優秀に思えました。恐らくドライバーの期待値と車の反応のズレがそれだけ少ないことに寄ると思います。

私ならマニュアルモードで乗るのは、高速の合流ぐらいではないでしょうか。

気になったのは、乗り心地で結構ごつごつしてます。現行レガシィに最初に試乗した車と比べて明らかに硬いです。あたりがついても本質的に硬い感じで、その分キビキビしたハンドリングではありますが、車格としてはどーなんだろうか。

また、瞬間燃費計は感覚ですが3.0Rと比べて大体2km/lはいい感じです。平坦路無負荷的に流す時、当方のが11~12kmを指す感覚の時、13~14km/lを指していました。ターボの加速をバリバリ楽しんだらかなり悪化するでしょうが、同じように乗ったら平均7kmの当方と比べて、9kmぐらいの平均燃費だろう、という感じがしました。車重が100kg以上は重いこと、前面投影面積の大きさを考えるとターボなのに相当良いのではないでしょうか。

それからエンジンの回り方ですが、やはりディーゼルとは違いまして、軽くなめらかで間違いなく4発エンジンの中では静かなユニットだと思います。けれどもパワープラントの振動なのか、ハンドルに少し雑振動が入って来ることが有り、高級感はもう少し、、という感じ。この内容で買った当時の3.0Rと比べて約30万UPですから、安いと言うべきなのでしょう。

チョイ乗りの評価ですから、その程度と見てほしいのですが、エンジンのパワフルさは十分伝わりましたが、それに見合う濃密な足回り、振動、乗り心地、という点ではちょっと煮詰まりが足りない(安っぽい)かなと思いました。案外、見回すとこのB4もカッコよくなっており、意外と大きさを除けばいいなと思えましたが、乗り替えるか、、となると今の車と違いが有りすぎ、となります。

この年では上はいいから、下でグッとくるターボディゼルに期待したいです。が、営業さんの話ではハイブリッドは来年春?には出る(インプレッサのグレードに)と言う話でしたが、ディーゼルは国内投入は聞いていないとのこと。秋に新型アテンザが発表されて、受注状況みて出すのでしょうか?。

水平対向ディーゼルのMCで低圧縮化と、可変バルタイの進化でマツダSYK-Dを上回ってくれれば、有りがたいんだけどな。

今回の試乗でDITエンジンは優秀。そのパワー特性とCVTは峠を飛ばすには少しアンマッチ。余裕で流すにはいい感じ。


畑村氏が言っていた「300psを犠牲にして低回転域トルクをもう少し厚くすれば、、、」と言っていたのに対し、CVTがあるから、そこはどうなんだろうか、、と興味を持って試乗したのです。と言うのもトルコンと違って、CVTには倍力能力は無いのであくまで減速比を下げて回転を上げて対応するので極低速は気にならないのかも、、、と考えていたからです。

けれども実際には、CVTのショックなのか、負荷を逃がすためか、そこにラグが有るようで、そううまくはいかないなと。この辺はこっそり本音のところをエンジニアに聞いてみたいところです。減速比を取るとドラム径が大きくなるため、下のトルクはやはり大きい方が制御的にも有利な気がしました。

逆に、マツダが言っていたDCTとCVTのいいとこ取りがSKT-ATと言っていたのはあながち誇張ではないトルコンの復権のような気がしました。

総じて、ちょっと辛口になりましたが、レガシィはやはりちょっとやんちゃな走りが出来る大人のおもちゃ的要素が必要、、という向きには待ち望んだ車種になったと思います。

あ、あと気になったのがブレーキ。よく効くのですがペダル操作と効きがリニアでない。Gに応じてどうもアシストが変わるようで、つんのめり気味に効きすぎの場面がよくありました。なれるでしょうが、これはどーなんだろうか、スバル的には、、、、とちょっと違和感が有りました
Posted at 2012/05/26 15:57:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

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