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2015年01月31日 イイね!

アテンザAWD試乗しました(ちょびっとね)

アテンザAWD試乗しました(ちょびっとね)








さすがマツダのフラッグシップで、頂いたカタログは66Pにもおよぶもはや本ですw。
で、雨の中帰ろうとすると滑り込んできたのがグレーリフレックスマイカのXDワゴンAWD。



「あ、これです試乗車!」という営業M氏の言葉で、それではと急遽XDに乗り込みます。とりあえず内装だけでも拝んでおこうとシートに収まると、外観とは裏腹な結構タイト感のあるアテンザのシート。インパネ等のデザイン性は現行BMWの3に似ており、雰囲気も新型B4よりスポーティです。大柄ではあるけれど、車の雰囲気はS4に近い収まり感があります。この閉塞感とタイト感は好みなので、どっちも有りです。そして今風のマツコネモニターも収まりよく最新型の雰囲気が感じられます。

奥さんと前席に乗り込んで、あれこれ見た後で「これ、今日は試乗は難しいですか?」と念押しして見ると、あっさり「いいですよ」との声。ならば、と奥さんとM氏が入れ変わり試乗に出かけることに。外で音を聞きたいことも有り、M氏に方向転換してもらう間、外で排気音やメカノイズに聞き耳を立てますが、明らかにエンジンの漏れ音は小さくなっており、排気音はもとから変わらないかな?。

さて、ポジションを合わせてまず、エンジンスタートボタンが、、左上に。足の長い人だとちょっと左肩が浮くぐらいでないと届かないかも。ポルシェでキーを左に持ち代える癖が付いたのと同様、慣れれば気にならないかも。そして車内騒音の向上度を査定。間違いなく向上しているのは認めるけれど私の要求値からすると、まだちょい不足。やはりディーゼルの振動がコラムを通じて僅かに入って来るし、カンカン音は大幅に削られこもり系の音で静粛性は上がってますが、音圧がやはり残るなぁというところです、ただしBMの320dには勝ってると思います。特にアクセル開けて行くと差が付くかな、ディーゼルなのに回転感は上質。

車内の質感はLパケではないものの、十分良くてこれでもいいな、と言えるレベル。スポーティなドライビングポジション、コクピット感も満足です。ただヘッドアップディスプレーもいいけど、全体的なインフォメーション表示はスバルの方が上と思います。一瞬でほしい情報が集中して得られる良さが有ります、特に状態情報、アイサイト関連情報と言った車を動かす機能部分と安全等のインフォメーション部分がメータ中央にコンパクトに集中してます。その分ダサい面もありますが、オーナとなるなら見た目より実用重視の部分ですねw。



最初に普通の要求レベルでの結論を記して置きますと、
①初期微動時の脚が良く動くようになり、高周波な乗り心地は上質に向上(ポクポク乗越える感じ)
②騒音はディーゼルの固い高周波な音質、音量ともにぐっと低減、
③ロール剛性が上がり、かなりしっかり荷重移動しても姿勢角が小さく旋回(これはAWDの
 味付けゆえかも。)見た目とは裏腹に、全体としてやや大味な乾いた走りの質感。しっとりシームレスな上質感より、ダイナミックでやや豪快に走った方が気持ちいいかも。おそらく大トルクで加速を楽しむこと、やや速いコーナリングスピードを想定してるのでは?と思いました。XDのFFと比較しないとわからないですけど。

という初評を書いた上で以下の試乗記はちょっと変態的かもなので、ご自分でぜひ試乗して評価なされてください、チョイ乗りの個人的感想なので。
 



以下、重箱の隅的試乗記

さて、左折発進!即ブルーランプをつけながら、、、とちょい「むむ!」と最初の違和感。
その後スムーズに流れに乗ってさすがDです、力強い。路面の段差で初期型のゴツゴツ感は丸くなっており、初期の足は格段に動く感じです、ただし、極初期のみ。そこから先は以前と同じく結構硬めで、さらにロール剛性が高くなっているように思いました。古い記憶なのであいまいですが最新レガシイ(OB)よりロールは少ない。これはAWDとFFを比べないと、AWDによる味付けかも知れません。シフトショックはやや明確でカチッとロックアップ感がわかります。走行中のロードノイズはかなり改善され、他社並みに。19インチを履いているハンデからは勝っているかもしれません。(後席の奥さんの感想「硬い!」でしたw)

踏力制御の効くブレーキも好感触で問題なし。試乗コースが市街地でやや信号間隔の離れた格子道路なので、大した動質の感触は得られません。車線変更を何度か繰り返し初期応答と収まりを確認。アクセラよりためが無い感じで、動き出しは結構クイック。でも収まりは自然でステアフィールも上々です(高速度での速大舵角時は不明)。

ただロール剛性が上がったと感じた旋回姿勢についてはロール軸を上げたんでは?と感じる腰高感もあり、これが本当にいいのか相当の距離を走らないとわかりません(同じばねレートだとしたら、その可能性は高い)。高い直進安定性と落ち着いた微舵応答性と高評価なんですが、多少違和感を持ったのはどうもすわりが高い、低重心な車感なのに、動質はちょい高く感じられるためちょっとムズムズ感を感じる、、という不思議なもので、ただの気の迷いか、普段乗ってるレガシィの安心感との差なのか、リアデフつけたことでリアサスのジオメトリはトルクリアクションが有る分のブッシュなりセッティングがなされているはずで、もしかしたらそこから来ているのかもしれませんし、ワゴンならではなのかも。FF版と乗り比べないと不明。

少し高めの速度で交差点進入、ブレーキング青、ステアリング切ぃの、コーナ青につないで、戻しつつアクセルで再び加速の青、、がそこで途切れてグリーンを挟んでまた青、、「むむ!」とまたしても。そこでマニュアルモードにして、シフトタイミングを自前でやってみます。 再びブレーキ、タイトターン、アクセル、「むむっ」とどうしてもアクセルでの立ち上がり加速に段付きが出るのです。

初期のCX5もアテンザもこのD2.2Lではアイドルからの立ち上がりのリニアリティが気になっており、ターボの背圧、EGR、トラクション、と様々の過渡制御領域で、難しいんだろうな、と思っていた部分。回転数だけで見れば本来安定過給域に入っているはずで、トラクション上抑制しているやに思われていた領域です。ここがやはりうまくない。

しかし、どうも単一要因ではない感じ。直進時の信号青でのスタートでは明確に加速力に段差
を感じる部分があり、これはデミオDでもあったブレーキオフでクリープスタートさせてからアクセル踏み増しで解決、、と思いきやうまくいかない。明らかにそのあとの比較的早く2速に上がるその時のシフト加減のようなのです。ミッションが原因のように思える、、。これは非常に繊細なアクセルワークで判る話で、「このぐらい?」って電スロ用デジタルな踏み込みをすれば問題ないのかもしれません。けれど、ジワーッとリニアに踏み増して行くと結構はっきりしたショックが有ります。それでGがなめらかにつなげないのです。ただ、2-3速では問題なく、1-2速でだけ起きます。(最初にグっと指令値与えれば、それに必要な加速力のパワー制御するのかもですが、じわっと踏み増して行くので、途中で閾値超えて制御が段付き
になるのかもしれません。これは奥さんが乗れば解決する話かもです)

もう一つの疑いは、雨で外気温5度。ブレーキングで車速殺しながらハンドル舵角が入ると多分前半カップリングオフ、そして中盤ちょい早めからアクセルに載せ替えてトラクションを掛けるとカップリングオン、そこで走行抵抗がぐっと増える、シフトが2速になったばかりでちょい失速、、の後リカバーで加速感上乗せ、、みたいな!。

どうも、市街地レベルの舵角大目でアクセルぐいっと踏むと1-2速の切り替えと何かもう一つ邪魔が入るような感じでなめらかさが足りません。これはi-DMマニアが極低速、低加速度領域で青連続点灯!!なんて技を極めている人ならば多分わかると思います。おそらくカミさんにはわからない、ま、そんな程度の子細な違和感がチョイありました。これはAWD固有なのか、FFも同じなのか、乗り比べないと不明。もしAWD固有ならカップリングのAWD制御の熟成不足なのだろうと思います。この辺は試乗時の環境含め見ないと、晴れだったら問題ないかもと言う可能性も有ります。

この立ち上がり領域はスバルのCVTもトルコンのロックアップとアイドルストップからの始動時油圧立ち上がり制御などなどで、苦労している部分でみな苦労は同じだろうなと思います。ますます今の愛車のなめらかさが引き立ちます。ただし電スロの感度は嫌いですけど。



短い試乗でしたが、TOPで80km/h一瞬出しただけで、大半はゆっくりハンドルつまんでG変化に専念しながら乗りましたので、がーっと乗ったらどれも感じないかも知れません。

デミオの1.5Dの気持ち良さに及ばない部分がなんなのか?、自分でも明確にはわかりませんでしたが、出足からトルクの盛り上がるおまんじゅう的トルク曲線の上昇角度が急すぎる、極低回転域のアクセルペダルとの一体感が無い、、これはターボの構成が違うことがその差なのか、という気もしました。

結論めいたことは言えませんが、
①サスペンションは明らかにスポーティ志向。乗り心地とのバランスも十分合格点。なので以前よりワインディングは楽しいと思います。

②スカイDの質感は向上しており、回して楽しい。だけど市街地のSTOP&GOでは、助手席の彼女に「快感」な運転を披露するには疲れるかも。

③ATがスバルのCVTの方が気持ちよかったw。原因はエンジンのリニアな領域とギア比のマッチングがもう一つ?。ツインターボのトップ領域を重視した?、出だしの子ターボだけの領域ではギアはもう少々引っ張った方が良いのに、つまりシフトスケジュールのマッチングが燃費重視し過ぎ?。7速、8速ATの登場が待たれるのかも。

総じて車の質感、スポーティ度は高まってました。おそらくFF版よりももう一段飛ばした速度でWレーンチェンジとかやってみると、大きく進化してるのかなと感じました。あと乗っていて
FFなのか、AWDなのかと駆動方式を感じるようなアンダー、オーバーなトレース性は全く感じられませんでした。総じて旋回中心がドライバ付近に感じられ、コンパクトな印象。これは重量配分が改善されてる良ポイントだろうと思います。またセダンだったならホイールベースの違い、リアサスばねレート(多分違うはず)で挙動も異なるものと思われます。

経済的であるゆえに、ぐいぐい踏んで楽しめる大トルク。スポーティで上質なインテリアに包まれて遠くまでドライブ、、なんて使い方が似合うGTの資質は十分な感じです。税抜315万から手に入ると考えるととても魅力的です。


2.5LのB4リミテッドが税抜313万円と同等。もちろんシートヒータや本革仕様など装備差があるので一概に言えませんが、最大トルク24と43kgmで、燃費も14.8対18.2が同じ値段。こりゃ、勝負にならんでしょう、、と言いたいところですが、そーでもない。ぜひ乗り比べてみてください。(今回も、BLE並びに最新アウトバックをもとに想像するB4(;^_^A、3シリなどD、Eセグメントの車たちを思い浮かべながらの試乗でした)

以上、チョイノリではこれが限界。もし買おうかとなったらもう一度借りていつものワインディングでちょいスキール音出させてもらうぐらいすると安心するかな ですがおそらく現状だとそこまでしない気がする
Posted at 2015/01/31 11:54:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年01月30日 イイね!

アテンザAWDの戦闘力は、、、どうなん?。

アテンザAWDの戦闘力は、、、どうなん?。最近、急に気になってきた車が有る。それはアテンザディーゼルのAWD。

今さら感は有るものの、設定としてはなんとようやく出たばかり。つまり新世代ディーゼルの大トルクをAWDで楽しむには、SUV的な車しかなかったのだが、マツダのAWDは車のモビリティを最大化する目的ではなく、エコと安全性(スタビリティ)の両立との志向だ。

であるなら、大トルクをドライビングの醍醐味につかうフラッグシップセダンに有るはず・・・が無かった。 ここにもマツダのAWDに対する志向が現れている。

ロングホイールベースの大型セダン。 ホイールスピンで豪快な走り・・とのイメージは露程も無く不要と考えたのだろう。 一方雪国では生活4駆としての需要が有り、事実アテンザ以外の経済車(庶民の足)グレードには設定されていた。それがようやくアテンザにもカタログモデルとなったのだが、今度はその設定は2.2Lディーゼルにのみ。

つまり、生活足車4駆としてではなく、プレミアムスポーツとしてのAWD(AMGのC63みたいな)と思いたくもなる。そしてちらほら見かける評論にも「・・・積極的に曲げて行けるAWD・・・・」みたいな記述も有る。では、見せてもらおうか、その力を・・・w


なんて、気にもなるわけです(*^_^*)。 ところが相変わらずマツダのAWD解説には制御ロジックしかなく、現実のメカ解説が無い。HPのトルク配分イメージでは明らかに誤解を招く絵もある。しかしながら、実家でデミオディーゼルのアクセルワークの楽さ加減と、経済性、そして相変わらずのマツダハンドリング(スバル同様、馴染んだオーダ服を着るような密着感が得られる)を体験すると、「これだけデカくても、新型B4より65mm長いだけと思えば・・・なんとか許容できるかも、、」などと思う始末。

そして、安全装備も遜色なくなり、最新LEDのアダプティブライティングもあるし、技報を見るとスカイアクティブDも相当な洗練度に改良されていることもわかって来た。実はこれだけ革新的なディーゼルエンジンに信頼性の不安を私は持っていました。もちろん不自由するレベルではなくともです。それは試乗時の車内振動、騒音から「現時点でOK出したレベル」と判断したからです。なので、この点は安定期に入ったと見てm/c車に試乗してみたいと思っています。

横置きFFのカップリング式AWDの場合、あくまでFF車であり、フロント駆動力を抜くことはできません。相対的にリアを強めること、そして最大でも50:50の直結まで、、であり後ろのトルクが前を追い抜くのは、前が低μ路で動伝出来ない状態に限り、、です。従って走りの組み立てとしては、ワイパー、気温などで路面状況のマッピングによりカップリング締結強度を変えて、舵角が入ると緩める、、と言う感じでしょう。ここでコーナ中盤から後半にかけてアクセルを増して行った場合に、リア駆動力を増す・・イコール直結に近づき、タイトコーナブレーキングロスが出る、、のでそこまで強められない。 と同時に昨今はTCSとESCにより遠心力でリアが外に出るとすると、途端にヨーを消す前側ブレーキが入り、エンジン絞ってグリップ回復、、となります。

なので、積極的スポーツ走行の「アクセルでヨーを作って、ハンドルで修正制御」なんて運転は出来ません。そこでこれをOFFにするモードが有るはずですが、その時カップリングはどんなロジックになるのか?。あくまでおとなしいサルーンとしての想定であれば、スリップ検知されない領域においてのみ出せるトルクは全部出す、という豪快なディーゼルパワーは楽しめるi-DMの教習範疇で乗れよ、、ということでしょうかねぇ、と。

スバルを離れてもいいかな、と思うのは実はこの辺りにもあって、今のラインナップではメカニカルなセンターデフ(電制式含む)を持つのはWRX系とレヴォーグのいわゆる300馬力マシンとMT車だけになり、他は消えてしまいました。ほとんどはアクティブカップリング式です。ただ、そうは言ってもスバルの場合は前後軸に分配する起点に6:4での固定配分を基準とした構成なので、FF基準カップリング車とは異なりますが。

イメージで恐縮ですが、星取表にすると私的には以下の感じです。
通常とは、普段のタイヤのグリップを超えない運転。
スポーツとは、タイヤのグリップを使い切る運転
ドリフトとは、積極的に横滑りで姿勢と作って乗る運転
と言うイメージ。 そして○はドライバー側に制御手段が有る場合、△は完全ではないが、間接的なり、目的は達せられると言う感じ、×はお手上げ。



但し、現実のメカニズムと制御がわからないと△の範疇は不明ですが、アテンザは机上ですがスバルは体感上こんな感じですし、メカ作動的にも矛盾は無いかなと。


しかしながら、コーナリングにおいて積極的にアクセルヨーを使って曲げて行ける制御にはなりません。あくまでグリップ前提です。ただしブレーキングで出したヨーを抑える方でのアクセルワークは使えます。(けれどこれは他社も同じハズ)つまり、4輪が同じ路面を噛む状態において、アクセルを使ってリア側をグリップ限界を超える状態に持ち込んで姿勢を作ることは出来ないのです。

であれば、。 つまり現実の走行シーンにおいて大差無い。 ホンダの最新リアルタイムAWDと同じく、スタビリティが低下するであろう路面状況、走行環境時には、あらかじめ駆動トルクを4輪に分散し、マージンを取っておきましょうよ、というAWD固有のスタビリティが有る程度期待できる(リア側に常時回されるトルクはマツダはガタ吸収分までで、動伝系シャフトのねじりテンションまでは掛けないけれど)。

というわけで、期待するシチュエーションを以下のように分ければ、スバルとの違いが出るのは現実場面ではほとんどなくなって来ると言うことです。以前スバルの次世代シャーシはハイブリッド化で、モータにより前後軸は切り離される構成、、とのなかでつぶやいたことがありますが、ESCやABSにとっては、中央で繋がるセンターデフはうとましい存在になるのです。一方で、あれこれ机上の制御をするよりも、瞬間直結や、メカ的な結合による天然配分が車両のヨーを打消しスタビリティを高める現実が有ります。その長年のノウハウを持つスバルが各車輪のブレーキ制御と、トルク制御でバイワイヤー化した自由を得ることは、アドバンテージを失うことになる・・と言った点です。


マニアックなスポーツモードでは、みなさんESCを切っていることがそれを物語っています。つまりアクセルでのヨー制御を残すか否か、そのベースをAWDという高い次元に置いた上で遊ぶところにスバルの哲学が有り、普段の安心とスポーツの安心が明確になっています。そしてスポーツ性と言う点では、FR、MRといった後輪をアクセルワークで操れる車は容易にそのスポーツ性を享受してます。 なので、スポーツAWDの世界をB4や、フォレスターなどに残してくれなければ、余り触手は動かないのです。

例えばリアLSDが無いと、ベンツのC180を買っても本格的なドリフトコントロールは難しくても、ちょっとケツ出してカウンター当てて、、といった遊びは出来ます。一方で雨の高速でESCに助けられて冷やりとする挙動を感じるのは、いくら大事に至らなくても、気持ち良くは有りません。その両方を解決してくれていたスポーツAWDに感心しており、稀有な6気筒の上質さに感動していたので、そのポジションが無くなると代わりを探すことになるわけです。 6気筒はあきらめてもVTD式AWDが残るならB4の線も出てきますが、ディーゼルのGT的魅力(ガソリンに近づいた洗練度があるなら)の方が強くなります。

注ぎ込まれた技術、作り手の熱さが私の場合、引き込まれる重要な要素でもあります。スバルは明確なマーケティングによるセグメント集中化での車種構成になる余り、私のようなハズレ者のグレードを無くしてしまいました。スバルは今、ディーゼルを国内導入で頑張らないと、燃費気にせずバリバリ走れる車に、置いて行かれると思う今日この頃です。同じようなスペックの2.5Lとダウンサイジング1.6ターボを揃える良心と無駄が判らない(これは海外戦略が軸であるという推察はしますけどね)。

と言うことで、実は今日仕事休みなので、マツダに出かけてカタログでももらって来よう、と計画し、奥さんとお昼を食べに出かけたついでに寄って来ました。DS3で乗り付けた私は既にアウェー感一杯なんですが、担当営業氏に調べてもらったけれど、試乗車残念ながら他店にお出かけ中、、ということでカタログもらって談笑し帰ろうとしたら運よく試乗車が回走されて来ました。なんという幸運!。ということで、試乗記は後ほどwww。
Posted at 2015/01/30 17:05:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2015年01月25日 イイね!

久々に胸躍るバイクですね YZF-R1

久々に胸躍るバイクですね YZF-R1もう、行くところまで行ってしまったリッターSSバイク。 とはいえ、いつの間にか欧米高級車にお株を奪われ、ここ数年精彩を欠く日本車にやきもきしてましたが、ヤマハが日本代表との意気込みで開発してくれました。

バイクに詳しくない方は、あれですが、どんな世界になってるか豆知識としてどうぞ。



ヤマハYZR-R1

つぎ込まれているテクノロジーや部品

・クロスプレーンクランク(4気筒で90度位相)
・チタンコンロッドに大端部かち割構造
・マグネシウム鋳造ホイール
・6軸センサによるトラクション制御
引用すると
「IMU」搭載と制御システムによる運転支援
 6軸の「IMU」(Inertial Measurement Unit)と5種の制御システムを搭載しました。「IMU」は、「ピッチ」「ロール」「ヨー」方向の回転の動きを検出するジャイロセンサーと、「前後」「上下」「左右」各方向の加速度を検出するGセンサー(加速度センサー)から構成され、演算されたバンク角、ピッチレート、横滑り加速などの車両姿勢情報はECUに送られ逐次最適な出力に反映されます。
 このECUには、
(1)バンク角情報をも反映する新型TCS(トラクションコントロール)
(2)リアタイヤの横滑り情報を反映するSCS(スライドコントロール)
(3)前輪浮き等によるロスを抑止するLIF(リフトコントロール)
(4)レース時の俊敏な発進を支援するLCS(ロウンチコントロール)
(5)機敏なシフトアップを支援するQSS(クイックシフト)
と、5種の制御システムを搭載しています。
あと、
・TFTカラー液晶マルチメータ
・CCUユニットによるアプリ連動
CCUの搭載(YZF-R1Mに標準装備、YZF-R1はアクセサリー設定)
 各車両情報のチェックやセッティング容易化によるライダー・マシンのインターフェイスを高めるCCU(Communication control unit)を採用しました。CCUユニットとGPSアンテナから構成され、ロガー機能により走行状況を記録でき、またGPS機能を使ってサーキットでの自動ラップタイム計測も可能です。Android OS搭載のスマートフォンに専用アプリをダウンロードすれは、スマートフォン上でセッティングデータを作成も可能となります。
・etc

なんですと。


んで、半乾燥199kgですから、乾燥180kgぐらいですかね、これに200馬力/13500回転。

3個つないで12気筒にすると600馬力/3L/13500回転と、ほぼちょい前NAのF1レベルと思っていただけるかと。この世界ではとっくにパワー使い切れない世界になっており、どうやってアクセル開けさせれるか、、、ということで出てきた6軸センサとクロスプレーンクランクです。微妙なスライド制御を「可能にしてくれる・・のかな?」


まー、公道では乗るとこないなー、、なんて言いながら出たらぜひ試乗してみたい。外車と違って200万切るみたい(ただし日本逆輸入有るか、まだ未定らしい)だし、買って飾っておきたいぐらい。

久しぶりに日本車らしい、どや!と海外勢に言えるバイクの登場にエールを送りたいです。


Posted at 2015/01/25 23:32:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2015年01月23日 イイね!

意外や渾身の刺客か? マツダCX-3

意外や渾身の刺客か? マツダCX-3
なかなか興味深い記事が有ったので、ご紹介。

 「よく分かる新型CX-3詳解」


注目した2つの技術。

まず1点目はこれは確かに世界初でしょうし、効果のほどによっては画期的。
1.5Lディーゼルに新採用される「ナチュラル・サウンド・スムーザー」という技術。

実はこれを書くに当たって、お正月の帰省時に運転したデミオディーゼルの感触が妙に濃厚に残っていて、実は帰って来てからBLEに乗って初めて「あれっ!」と違和感を持ったのがきっかけ。

と言うのも、様々な試乗車を乗った後で、愛車に戻って違和感を感じたことはこれまでなかった。大体は「やっぱ、うちの車はええなぁ」というひいき目だったとしても、無類の滑らかさに対して、エコにかまけた昨今の車はリニアリティと静粛性がトレードオフになったかのような残念さを持っていたからです。(音源、振動源の元は大きくなる方向=直噴、高圧噴射)

当然、デミオディーゼルもエンジンの回転フィールと言う点で、4気筒のディーゼル、Bセグのボディーと言うハンディも気にならないレベルまで高く仕上げてあった。とはいえ、H6のフィールに勝てるわけも無し、、、と思っていたのに意外や、デミオは乗りやすかったんである。その心に引っ掛かった違和感は、音質や振動と言うことでなく、1200回転付近から2000回転あたりまでの常用域でのリニアリティに対してでした。

ディーゼル特有のおまんじゅうのカーブのように膨らんで立ち上がるパワーカーブ。一方3リットルとはいえ、ガソリンの2次曲線気味に立ち上がる痩せたパワーカーブ。ゆえに回すほどに快感に変わって行く上り詰め感が官能的なんだが、日常の常用域においてはアクセルペダル量にちょっと間をおいてトルクと車速が付いてくるゴムのような関係をBLEに感じてしまった。

デミオではそのような快感は全くないが、なんともアクセルペダルとの車速制御の一体感がとても気持ちよかったのだ。「ははあ、やはりディーゼルはスポーツ的な刺激には向かないが、運転が楽で、GT的な走りには極めて向いてるなぁ、もちろんスカイDの軽い回りが有ってのことだけど」と思ったのだ。だから、「もしこれで本格的にガソリンのような緻密なフィールが出たら負けるな、、」と。


前置きが長すぎましたが、ディーゼルのカンカン言うノックオンは、ある種仕方ない固有の現象、、とあきらめられていた。ゆえに遮音、マウントでどうにかするしかない、、という現象でした。ところがそのディーゼル燃焼固有のピストンを叩く振動は仕方ないけれど、発信源がコンロッドと突き止めた。そしてならばとピストンとコンロッドを繋ぐピストンピンにいわばダイナミックダンパを仕込んだのだ!。







そして、どうやらこれは「オプション扱い」らしいw。エンジンの内部部品がオプションとは、よほど効果が小さいか、販売価を下げたいのか不明だが。


つまり、あのディーゼルが元から音源を下げて来たら・・・とちょっと鳥肌が立ったのである。



そしてもう一点注目したのは懸架装置のやAWDの味付け。
デミオディーゼルは感心するほどセダン的な足回りにしつらえてあったが、こちらはSUV的な車で重心も高いので、どう料理したかと思えば、多岐にわたる。

キャスターを減じる(もっともこれはデミオがハイキャスター化したのを戻したのかも)と同時に、ロール軸を見直し、フロントストラット、リア保持剛性を上げ、明らかにタイヤグリップを高めて高いコーナリングフォースに対応するスポーツ仕様になっているようなのだ。

実はCX-3という「海外用CX-5がデカいので、デミオのシャシー利用したなんちゃってSUVっておいしい市場ジャン」と思った流行車かと思いきや、実はこれはマツダが放つ昔でいうならスポーツカーのような、一種抜きんでたオタク層までを取り込む気合いの入った戦略車種何ではなかろうか、と思うに至りました。 

その証拠と思えるデザイン上の位置付



その武器は

①「マツダはディーゼル!」というキャッチ技術にしようとしている。
⇒ディーゼルのみのラインナップ

②ディーゼルの走りと燃費がユーザに「気持ちいい」を与える自信が有る。
⇒ディーゼルSUVの新境地をねらった走りの作りこみ

③進化したAWDで、SUVの「リゾート性+プレミアム性」をものにする。


といった狙いがうかがえます。


AWDは大幅に予測制御を取り入れ燃費とスタビリティを向上させているようです。(本格LSDが無い状態のブレーキLSDが有ったとしてどの程度かは未知数ですが。)



というわけで、本質的なディーゼル音を解消し、固有のねばりある安楽な運転性、スポーティな足回り、クオリティの高い内装、、など相当に魅力的な「刺客車」の様相です。

試乗してみねばね!。

<写真は全て紹介リンク先のAuto Proveさんから借用しました>
 
Posted at 2015/01/23 19:14:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2015年01月14日 イイね!

祝 新型NSX 

出ましたねぇ、NSX!。

一番最初に買う人は、フェラーリと、ポルシェとトヨタかなw。


コストパフォーマンスは相当高いと思います。思いますが、S660の約10倍。

庶民には夢ですね。 初代のようなインパクトを与える〇〇が有るでしょうか?。

多分それはハイブリッドを核としたAWD技術なんでしょうね。おそらくホンダが一番パテントで攻めた分野だと思います。

Posted at 2015/01/14 23:35:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

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結構おやじですが、若いつもりです。 バイクとクルマの二股恋愛です。 交流のある方は、基本「見たよ」代わりにイイネ押します。 その他は、文字通り、イイネ...

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