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FLAT6のブログ一覧

2018年01月05日 イイね!

W205型C250の入手初期インプレ (その1)

2018年 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。

年末は息子の派手なロードスターが加わり、庶民の家に似つかわしくない怪しい駐車風景となっておりました(;^_^A



さて、昨年末、急遽FLAT6から、INLINE4に変わってしまった FLAT6 です(;^_^A



愛車はまだ、わずかしか乗っていないので本格的な分析はこれからですが、逆に第一印象的な感性評価は今しかできないので、これを忘備録として残しておこうと思います。


購入仕様について

色:ダイヤモンドシルバー
この色は、何故か日本では標準納入色ではなく、オプション扱いの為か、あまり見かけません。中古車だと好きな色は大体諦めてかかるのですが、第一候補の好きな濃紺色は絶望的なのであればいいけど、無い物として次点のダイヤモンドシルバーを探しました。

基本シルエットの浮かび上がる濃い色が好きなのですが、これまでの車歴では白と彩色は半々。今回はメルセデスということで、黒は遠慮しました(;^_^A。

日本海側は、鉛色の空が多く、気持ちが沈むので妻のシロトみたいに黄色なんて鮮やかなのも和んで良いのですが、セダンですし、昭和人間なのでメルセデス=シルバーアローと言うことで、シルバーに。もう一つ日本海側は夕日が綺麗で、夕日に照らされた一枚の写真が気に入って、「買うならこれかな」というイメージが心にありました。

実際手元に来てみると、押し出しも控えめで、エレガントな佇まいによくフィットして奥さんの評価も上々でした。

まず、ドアを開けると試乗の時の感触通り、アルミドアの肩透かしを食らいます。軽自動車のドアみたいな「スカっ」とした塩梅。しかし乗り込んで占める時は機密感がビシっと来ます。シートはおろか、ハンドルのチルトやテレスコまで電動なので、ミリ単位でベストを探ります。当初は低めで合わせたのですが、ボンネット先やAピラー付け根の視界が悪く、妥協点を探ってちょい前目の高めに合わせました。(この辺りはスバルはさすがでしたね。メルセデスもバックミラーをもう少し後ろか、前かずらしてAピラーとミラーの間に視界を少しでも確保してくれたなら、、、と残念なところです。またわかっていたことですが、リアワイパーが有りません。バックカメラは有るけれど、それはリバースギア時ですし、積雪の走行中の後方視界はあきらめたのか、残念です。戦闘機に成れませんし、駐車場でさえ不便です。

ウインカー位置のシフトレバーは、ATという大前提では、便利です。一方慣れないせいもあるとしても電動パーキングは使いづらいです。右手に操作が集中していて、左手との「確認」の脳認知性が無いため、右手だけで出発まですべてが集中していておまけに停めた時に押した記憶があいまいなせいか、引っ張るのをつい忘れます。慣れてくれるといいですが、もたつきます。

7速ATは、モードによってつながり速度(ロックアップタイミング)が異なるようですが、B4の5ATと比べてショックは同等、レスポンスの良い分優秀です、、が時々ショックを感じる時が有り、何が条件なのかまだ未確認。

アクセルレスポンスは、まあ、予想通りでしたが、今のところ基準となるコンフォートモードでまったり走る分には違和感なし。けれどもNAのようなちょっと踏み足した時のレスポンスは巡行で1200回転あたりを指しているとターボラグが明快。

スポーツモードにすると400回転ぐらい上がって大体1500回転を下回らない感じにATと協調制御されるため、ブーストがスタンバっていることからほぼラグは感じません。
が、コンフォートを知っているとやはり「回している」感が付いて回り、街中ではCモードにしてしまいます。すると、「あっ、今」と言うときにラグを感じて3.0Rは良かったなーとちらりと思ってしまいます。これはメルセデスの名誉のために言っておけば、その引き換えにリッター7km→リッター10kmの低燃費の代償であり、スポーツモードにしておけば、ほぼ「3リッター級」に身構えておいてくれるわけですから、文句は言えません。

そして、まだあれこれ試していませんが、そこからの踏み込みにはどうも2段階ぐらい閾値が有って、ちょい加速の領域と、どっと加速の領域が連続的ではなく、この辺が完全に直噴エンジンだなーと思わされるところ。恐らくリーンバーンからストイキに切り換える閾値判定をアクセル踏込角速度か量か、学習パターンか、で判定している感じ。

いずれにしてもカミさんなら気が付かないかもですが、私がアクセルワークでさぐると結構、段付き感があります。もちろん、なめらかに踏んでゆけば十分リニアに吹けますが、しょせんダウンサイジングターボという範疇で、、と言い訳を感じます(相当辛口ですが、そんなことはW205の試乗記で聞いたことないですけどねw)

今気にしていることは想定内だったエンジンのことより、「エアサス」とシャシーが生み出すハンドリングの方です。以前の感触通り、アンダーを感じさせないフロントタイヤのサイドフォースを引き出す能力(構造)とジオメトリーはその通り素晴らしい感じですが、エアサスの挙動は癖が有ります。文字で伝えるのは難しいのですが、今の段階で表現するなら、

「このハンドリングだと、車の運転は上手くならない」と言うところでしょうか?。


しかしながら、それこそが「メルセデスの持ち味」なのかもしれません。具体的にそう感じる一番のところは、荷重移動が不要と思わせるところ、、でしょうか。これはメササスもその傾向は有ったと思いますが、エアサスは顕著です。

ピッチング側の動きとロール側の動きが私の体が知っている動きと違う点が大きいのかもしれませんが、過去に乗ったハイドロのエグザンティアのようなピッチングはするのに、ローリングはしない、、、という非対称性です。エアサスは1G付近以下のレートが低いのでふわふわ吸収性に優れ、それゆえダンパーが規制する必要が有るのですが速度成分の小さいうねりやブレーキングでの沈み込みには抵抗感が無くそれなりに姿勢変化を起こします。

ところが、ロール方向には極太のスタビライザーが働くせいか、ロール剛性は相当高めでぐらりとしません。普通ならそういう足は限界域でドアンダーに流れたり、タイヤのキャパを使い切る前に膨らむのですが、メルセデスのダブルピボットウイッシュボーンは、キャンバー変化が少なくそれ以上にバンプやリバウンドステアが起きない位置にラックアームを最適化しており、そのせいで舵角一定でのコーナリング時の路面のうねりでもラインが全く乱れず、当然タイヤのピークアウトに出くわすには更なる速度が必要になるぐらい、一般的なコーナリング速度では、音を上げません。ために、すーっと手ハンドルだけでも何事もなく曲がって行きます。

私は買った個体の1万キロちょっとのリアタイヤが6分山、フロント3分ぎり(しかもアウト側パターンが相当減っている)の状態の謎が解けた気がしました。つまり、車側が何事もなく走行している裏で、「フロントタイヤは相当に滑らされている!」という事なのだろうと。何故なら、フロント加重で最初の旋回きっかけをグっと引き出さずとも、フロントサスのジオメトリと基礎荷重配分で、必要な旋回力が引き出せるから。



これは、車作りの方から見ると、ドライバーにハンドル、アクセルを規則的に充ててゆくだけで、綺麗なライントレース性を返す、、、という極全うな設計と言えます。逆に「セオリー通り普通に走りなさい」と言っているとも思います(;^_^A  ばねサスだともう少しアクセルオフだけでもピッチングが一発で決まってそのまま横Gにつながったと思いますがエアサスは低速時はそうですが、少々アベレージ上がってくると思いのほか、ブレーキングでの沈み込みが深く、と言ってもそのままうまく逃がさず横Gに移ればスムーズではあるのですが、「コンフォートモードではそういう走りは想定していない」という感じなのです。しかし街乗りはスポーツだとせっかくのエアサスが日本市場用のランフラットが裏目で、特に目地段差に弱く残念な乗り心地に。 初代オーナが手放した理由としてはまず間違いなく、街乗りの乗り心地が気に入らなかった???のではと推測します(;^_^A

BMWのMボタンのように、1ボタン操作で個々の自分好みのセッティングに一発で変わるならともかく、メルセデスのアジリティセレクトはパターンでマトリクスが決められており、個別にはインディビジュアルの1個だけがメモリー領域で、しかも何度かセレクターを送る必要が有って、不便です。自分なりのコンフォート、スポーツ、スポーツ+とリセッティングできるならありがたいのですが。

そういうわけで、街乗りはコンフォート。山道はスポーツ。しかし一つにまとめるなら、ここのセッティング要素を

エンジン/AT:コンフォート
サスペンション:コンフォート(ランフラット止めたらスポーツかな)
ステアリング:スポーツ

と言う組み合わせなんですが、これが無いため、インディビジュアルをつぶさないとならない。そうすると、本当の自分の峠セットメモリが出来ない、、と言う感じです。
これは、まだこれから試行錯誤できるので(ただし夏タイヤに変えてから)その時に。

エアサスのメリットは快適側に振れるだけでなく、連続可変ダンパーこそが試したかったもので、1G付近のバネレートが低い挙動を(カタログではバネレート可変の表現だが、それがどのストローク領域で上がるのかなど)どう抑え込めるのか、色々遊びたいと思っています。

とりあえず、今のところはそんな感想です。
私と同じ3.0R乗りの方が、「次の車が無い」車探し状態だとすると、W205を選択した私のレポートも参考になるかもと思いますので、色々そういう相対評価もしたいと思います。

※今日、熊本から帰ってきたのですが年末ポチッた写真の4つのブツが届いておりました。

①ジャッキアダプター
②フットレストステンレスプレート
③インナートレイ
④飾りストライカーカバー

①は必至だとわかったジャッキポイント用のアダプター、残りはおしゃれ用品(;^_^A
Posted at 2018/01/05 23:51:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | | クルマ

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