
3連休ですので、ドライブを思い立ちました。
行き先は和歌山県の本宮町(合併して田辺市)の熊野本宮大社と渡瀬温泉です。
兵庫県からだと、一般的には阪和自動車道でみなべ、田辺と来て国道311号で紀伊山中に行くのがデフォルトですが、あえて、十津川経由を選びました。
なぜなら、私は十津川を通る国道168号でのドライブが好きなのです。まだ、十津川には日本の原風景とも言える、清流と美しい森林が残っており、源泉掛け流しの温泉もあり、適度に「酷道」も残っているからです。
今回は阪神高速+西名阪と来て柏原ICで高速を降り、国道165号で葛城市當麻町へ。
ここは高速代を節約するため「南阪奈道路」はあえて使いませんでした。国道165号も香芝~当麻寺付近まではバイパスが出来て快走路です。当麻寺付近からは県道30号御所香芝線+県道261号西佐味中之線+国道310号で五條市へ。このルートは御所を過ぎてからは国道24号よりかは気持ちよく走れるような気がします。京奈和道路・大和・御所道路が出来るまではこのルートを使い続けます。
五條市からはいよいよ国道168号へ。いきなり「西吉野~十津川・チェーン装着」とありました。まあ想定の範囲内ということで突入。西吉野村の集落から徐々に積雪があり、ついに天辻峠手前で早めにチェーンを装着。これが正解で案の定天辻峠はチェーン装着なしでは走行不可。道の駅吉野路大塔で休憩。このあたりが一番標高が高そうで、積雪も結構あります。
そこから下りに入り、カーブもそれなりにあるのでリアのグリップを慎重に確かめながら走行。徐々に雪は少なくなっていきます。辻堂付近で、一昨年の
国道168号の宇井付近の崖崩れのため、県道734号高野辻堂線へ迂回。もう積雪もほとんどなく、チェーンを外します。
大塔温泉夢の湯付近で国道168号に戻ります。十津川村に入り、谷瀬の吊り橋に立ち寄ります。前に来たのはバイクで、10年前近く前のことでしたが全然風景が変わりません。ただ、谷瀬の吊り橋付近の国道168号のトンネルは出来ていなかったと思います。
その後、さらに南下。国道168号では
駅伝大会が実施されており、バイクとランナーが併走していました。村の皆さんも総出で応援しているらしく、微笑ましい風景でした。
駅伝大会のため慎重に走行しながら、十津川温泉は素通りし、いよいよ和歌山県田辺市本宮町(長い)に突入します。この付近は
五條新宮道路・
十津川道路七色高架橋と本宮道路土河屋トンネルが昨年開通したので、昔の酷道状態の面影はありません。
(地図)
その後、道の駅奥熊野古道ほんぐうで休憩・昼食。めばりずしと山菜そばのセットがおいしい。建物も木造の太い柱をふんだんにつかった暖かみのあるつくりで、なかなか好印象の道の駅でした。
そこからしばらく走って、熊野本宮大社へ。初詣客で山中でも結構人が多い。その後明治の大水害まで熊野本宮大社が元々あった大斎原(おおゆのはら)にお参り後、
わたらせ温泉に入湯。源泉掛け流しと西日本最大の大露天風呂で、洗い場がすこし少ないことと休憩所が食事をするところしかないことを除けば良い温泉だと思いました。コーナングループが経営しているらしく、洗い場の水栓や、敷石、柱などがコーナンで売っている製品と似ているような感じがしたのは気のせいでしょうか。建仁寺垣のプラスチックボードは少なくとも建仁寺垣マニアの私にはそう見えました。
その後は国道311号で田辺をめざします。道の駅熊野古道中辺路で休憩のつもりが、熊野古道の中辺路の雰囲気に惹かれて少し散歩。牛馬童子まで歩きます。熊野古道は一度本格的にチャレンジしてみたいと思います。
その後はひたすら田辺へ。国道42号に出ますと「田辺バイパス」はまあまあ快走できましたが、
田辺西バイパスは未開通なので、田辺バイパスが終わると渋滞。国道42号の改良と阪和道の延伸が進まないと、紀伊半島の観光はつらいところです。
みなべから阪和道へ。吉備IC付近から渋滞。ここも現在工事中の4車線化に期待します。その後紀ノ川サービスエリアで夕食後、関空道+阪神高速湾岸線を経由し、帰宅しました。
フォトギャラリー・H18.1.8 R168で十津川・本宮ドライブ(その1)
フォトギャラリー・H18.1.8 R168で十津川・本宮ドライブ(その2)
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ドライブ | 日記
Posted at
2006/01/09 01:22:14