この日は、お盆前の墓参の途中に神戸市北区、呑吐ダムの近くにある、
箱木家住宅を訪れました。
箱木家は「箱木千年家」の通称で広く知られており、日本最古と推定されている民家の一つです。
箱木家は、山田庄の地侍で、応永(1394~1429)頃には宮座の下頭屋(しもとうや)役を勤めていたといわれ、この部落の中心的な家柄であったと思われます。
家は山田川流域の下状台地に建ち、破格的に古い形式をもつ家として知られ、早くから「千年家」とよばれていました。
昭和42(1967)年に国の重要文化財に指定され、昭和52(1977)年までは、実際に住居として使用されていましたが、呑吐ダムの建設により、昭和52(1977)年から昭和54(1979)年にかけて70mほど東南に離れた現在地に移築されました。
調査により14世紀頃に建てられた母屋と、後に建てられた離れを江戸時代末期に一つ屋根に納めた合成建物であったことが明らかになりました。
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政令指定都市神戸市の郊外に、こんなに古い歴史がある古民家が残っているのは意外な感じがしますが、北区は丹生山をはじめ、源平時代や、別所氏や淡河氏の時代などを偲ばせる史跡が点在しています。一度ゆっくりとハイキングがてら回ってみたいものです。
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Posted at
2010/09/16 23:55:16