兵庫県の尼崎市から神戸市長田区を結ぶ道路「山手幹線」が全線開通しました。
以前、平成19年4月に芦屋市内が一部開通した際にはみんカラブログにアップしましたが
(芦屋市内の山手幹線の一部開通(芦屋市西芦屋町~神戸市境))、
平成20年3月に西宮市の西側(大谷工区)から芦屋市の東工区が開通し、残るはこの芦屋川をトンネルでくぐる芦屋川横断工区を残すのみでした。
雨でしたが、仕事を終えた後原付で走ってみて、写真も撮ってみました。
芦屋川隧道西側
芦屋川隧道西側上部より
芦屋川隧道東側
芦屋川隧道東側上部より
山手幹線と兵庫県道344号奥山精道線との交差点(松ノ内町西交差点)
昭和21年、戦災復興事業として都市計画決定後、64年間の歳月を費やしました。
特に西宮市内や芦屋市内は、住宅街を貫くことから完成は難しいと思われていました。
阪神・淡路大震災がなければ、開通していなかったことでしょう。
ただし、全線開通で交通量がどうなるのかが気になります。
開通して間もないこともあり、走り初めの車で西宮市内から芦屋市内までかなり渋滞していました。
南北道路も山手幹線との交差点で混雑しないか、心配です。
この
ニュースを見ると、震災後に完成した部分(西宮市〜芦屋市)は暫定2車線となっていますが、今後の交通量を見て4車線化を検討するようです。幅員は4車線化を確保出来ているようですし。
また、西宮市内の尼崎市境から、大屋町交差点までは拡幅を検討しているようです。
(西宮市HPより)
もっとも、阪急西宮ガーデンズ対策という部分もあるのでしょうが。
幹線道路ですが、生活道路的な要素も強い道なので、今後どう整備していくのか、意見がわかれそうです。
2車線で混雑を放置していると、
・渋滞によるアイドリングで大気汚染、騒音の問題。
・混雑を避ける車が生活道路へ進入
という問題もありますが、
4車線化の問題として、
・4車線化しても路上駐車されてしまうと2車線とかわらない。
・幅員が確保されていても中央分離帯などを設けてしまっているところは4車線化するとお金がかかる。
・右折溜まりをつくらないと意味がない。だがつくるとなるとお金がかかる。
・更に交通量が増える。
といった問題もでてきそうです。
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Posted at
2010/10/25 00:15:20