この日の最後に、
伏見稲荷大社を訪れました。
伏見稲荷大社は、全国に約三万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、宇迦之御魂大神を主神とし、佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神を祀る神社です。
和銅4(711)年に秦氏が稲荷山上に創祀し、後にこの地に社殿が造営されたといわれています。仁寿2(852)年の雨祈奉幣以来、朝廷から度々、勅使が遣わされ、五穀豊穣、家業繁栄の神として庶民の深い信仰を集めました。
古くから山全体が信仰の対象とされる稲荷山には、清少納言も詣でたことが「枕草子」に記されており、願い事が「通る」という意味から、多数の朱の鳥居が奉納され、今日に至っています。約1万基の鳥居は、千本鳥居といわれ名所となっています。
応仁の乱で焼失した本殿は、明応8(1499)年に再建された後、幾度かの修造を重ね、現在は重要文化財に指定されています。
また、御茶屋は後水尾院から拝領し、当社に移建された御所の御殿で、これも重要文化財となっています。楼門は、豊臣秀吉が母の病気平癒祈願が成就したため寄進したものです。
また、江戸時代の国学者荷田春満は、伏見稲荷神社の社家出身です。また、平成26(2014)年のトリップアドバイザー「外国人に人気の日本の観光スポット」調査では、1位を獲得しています。
この神社の素晴らしさを体験するには、本殿にお参りするだけでなく、千本鳥居をくぐって稲荷山を回るべきだと思います。体力は使いますが、眺望の良い所や、先人達の稲荷信仰について感じることができます。
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Posted at
2014/10/27 00:01:22