
阪神間には山手幹線という道路があります。尼崎市の大阪府境から神戸市長田区まで阪神間を東西に結び総延長29.5kmになる予定の道路で、国道2号、43号などとともに阪神間を東西に結ぶ幹線道路として戦前から計画されていたそうです。
神戸市内、尼崎市内などはほとんど開通していましたが、阪神大震災の前は全線開通の見通しのない道路でした。
しかし、震災後は震災復興事業ということで工事が進められ、武庫川架橋、西宮市内の国道171号~夙川などが開通し、残るは西宮市の西側~芦屋市東部と芦屋川東側~神戸市境となっていました。
そして、4月9日に神戸市境~芦屋川の西側(芦屋市西芦屋町・川西線)までの435mが開通しました。
ちょうどこの日は、近くに用事があり、車で出かけたので早速走ってみました。
しかし、新聞にも開通情報がでていないし、芦屋市のホームページでも
「広報あしや」のページに小さく載っているだけです。
西宮市の西側~芦屋市東部も平成19年度に開通する予定ですが、残る芦屋川区域は芦屋川をトンネルで通すため、平成22年度まで開通しないようです。つまり全線開通は平成22年度の予定ということです。
今回の開通区間は、甲南山手付近の周辺の狭い生活道路に車が流れなくなるということでは意味があるとは思いますが、全線開通しないと、今度は芦屋市側の未開通部分の生活道路に車が流れるという心配もあるので、広報も控えめなのかも知れません。実際今回の開通区間は大型車走行禁止のようです。
全線開通が待ち望まれるところです。
ブログ一覧 |
道路 | 日記
Posted at
2007/04/18 21:34:16